
先日のペンさんから連続してコースを寄稿いただきました!!



ありがたやー。
はじめに
設計者紹介
通算38回目となる今回のコースは、前回に続きペンさんに寄稿いただきました。ペンさん・・・ペンギンさん・・・?



急に何を言いだしたの?



最近、別サイトでペンギンの話(KONAMIの話)をいっぱいしたので、ふと気になりまして。



まあ多分違うでしょうね笑
こういう疑問にしれっと回答してくださる方が現れることを期待しています笑
パーツ難易度
パーツ難易度 | 内訳 |
★ | 標準またはPROスターターセットがどちらか1つあれば遊べるくらい |
★★ | スターターセット数点+追加パーツ5個くらいのコース |
★★★ | ★2+追加パーツが〜20個くらい使われたコース |
★★★★ | 日本で入手が難しい追加パーツを5個以上使ったコース |
★★★★★ | ★4よりもさらに激レアなパーツを何個も使ったコース |
このコースのパーツ難易度は★★★です!
設計図コード
4MOEA6KLP5
設計図はこちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開けばコースを読み込むことができます。



使用パーツの詳細はアプリでご覧ください。
作ってみた
全体像のチェック


前回は美しい雪原のワンプレートコースでしたが、今回は1つのボールが長く転がるコースとなっています。こういうのもいいですね。
初手


さて今回は23ステップもあるため、おそらく20段を越える高さになると思われます。なのでまずステップ7を見て、


ついでにステップ14とステップ21も見て、今回はピラー2段重ねが一番高い場所だと分かったため、


初手はこんな感じでピラーを配置しました。続いて、


ステップ6を見ると、ピラー以外にも6段分の柱タイルが多数あるのが分かるため、


ここまで配置してから、ステップ1から順に組んでいこうと思います。今回は長丁場になりそうですが、その分楽しめそうですね!では早速組んでみましょう!
ステップ1


ステップ1はこんな感じなので割とシンプルなのですが、


あらかじめピラーや6段分の柱タイルを置いておいたので、この時点でなんとなく全体像が掴めます。
たぶん、左上の高いところからスタートして、右上と左上あたりをぐるぐる回って右下のゴールに着く感じになると思われます。
ステップ3


続いて、ステップ3では透明プレート小が登場します。


個人的には透明プレートが入るとどこまで進んだかの目安になると思っているので、今後も透明プレートが入るステップは記録しようと思います。
ステップ4


ステップ4では、ザ・ゲームのコースなどに入っている、少し珍しいタイルが2つ登場します。


トリプルカーブタイルと、




トライデントタイルですね。




そんなわけでステップ4の完了時はこんな感じです・・・まだあと19ステップもあるぞ!!
ステップ5


続くステップ5はそんな難しいことはないのですが、アプリではこれだけスペースが空いているように見えても・・・


実際、上下にクロスするトラックの空き幅はこれくらいです。全く問題なく進む気もしますし、ボールの勢いによってはここで止まってしまう気もします。
まあ、とりあえず設計図通りに進めます!
ステップ7


ステップ7では透明プレート大と小をそれぞれ配置するのですが・・


その前に、エレベーター手前に置かれている立体3in1について。この状態で透明プレートを置くということはもう下層は何も変化しないかもしれないですが、
もしつながるタイルがこの1方向だけだとしたら、このルートは傾斜があるので、通常の3in1タイルでも代用できそうですね。


そんなわけでステップ7まで完成。やはり透明プレートが増えるとそれなりの規模感が出てきますね!
ステップ8


続くステップ8は、一見すると何の変哲もない構築のように見えますが、


右上にある透明プレート小の手前。ここ、アプリ内の角度によっては透明プレートに柱タイル大を置くように見えますが、実際には透明プレートの外側に置くので、注意してください。


実物でやってみると、これが間違った置き方で、


こちらが正しい置き方ですね。


そんなわけで、これでステップ8まで終了です。
ステップ9


続くステップ9は、ステップ8以上に特に難しくない構築に見えたのですが・・・


あぁ゙っ!!
なんということでしょう。そこにはフレックスチューブのお姿が。私これ持ってないんですよね。


最初はPROスターターとかについてる1マスカーブタイルで何とかなるかな?と思ったのですが、こんな鋭角には曲がっていなかったので、


落ちてくるボールをキャッチャーで受け止めるやり方で代用しました。たぶん大丈夫だけど、もしミスってもここは修正しやすい場所だから大丈夫。


というわけでステップ9まで完成。
ステップ11


ステップ10は飛ばして、次のステップ11では透明プレート大が設置されるので、


こんな感じに。パっと見では分かりづらいかもしれませんが、左側には透明プレート大が2枚、右側には透明プレート小が2枚使われています。
ステップ12


そして続くステップ12では透明プレート小の3枚目が。。。あれ?うち小は3枚しかないんだけど大丈夫かな。


左側にはアルファベットの「Q」のようなルートができていますね。
ステップ16


続いては一気にステップ16まで進み、今度は透明プレート大の3枚目を配置します。大は20枚くらいあるんで、まだまだ増えても大丈夫です!


結構な高さがあります。
ステップ18


ステップ18はタイルを置くだけなのですが・・・あれ?左上、あんなところにマグネットキャノンありましたっけ??


実物で見ても、角度によってはいま置いた透明プレート大とマグネットキャノンが同じ高さにあるように見えないこともないですが、


実際にはもう1段下の透明プレートに載っているマグネットキャノンですね。ここは流石に間違わないと思いますが、アプリで混乱したら実物を見ると迷いが減ると思います。
完成


完成!
ステップ19〜23はちょっとずつ上に積み重ねる感じでしたので割愛しましたが、まあステップ18まで組み上げられていれば、その後はトラブルなく進むと思います。


実物の全景はこんな感じです。いいですね〜。高さがあるので、ちょっとアングルや高さを変えてもう何枚か撮ってみますが、


(棚がスカスカだ…)今回はスタート地点が20.5段の位置ですね。


エレベーター側から撮るとこんな感じです・・・見るのもいいですけど、そろそろ転がしたくなってきましたね笑
では、さっそく転がしてみましょう!!
転がしてみた
1投目
…あれ?
これ、もっと真上に近い位置から撮らないとダメですね。ボールが「Q」のところまでは見えたんですが、どこで止まったのかもよく分かりません。どこだどこだ?


ここか!
ああ〜。これはよくあるやつですね。
この垂直トンネルと、あとゴールに使える1位2位3位が分かるゴールのやつ(名前忘れました)、この2つはタイル設置部の左右にでっぱりがついてるんですよ。


これですね。この右のやつの上の方を見てもらえると、でっぱりというかボッチというか、1mmにも満たない小さな突起があると思うんですが、
ここがちゃんと押し込まれていないと、入口でボールが止まっちゃうんです。今回のはそれですね。ということでそこをちゃんと押し込んで2投目に挑みます。
2投目
おおう
えっ?そこで止まるの??


フリップが登れる段数を見直したところ、確実に登れるのは3.5段で、4段は足場が傾いてくれればなんとか登れるというギリギリな仕様。
逆に言えば、ピラーのように安定した足場だと4段は登れないことが過去の調査で分かっています。


ということでアプリの設計図を確認してきましたが、まずこれが0段として、


まず1段。


そして2段。


ここは柱タイル小なので、これで2.5段。


透明プレート小の厚みは柱タイル小と同じなので、これで3段。


その透明プレートの上に白タイルが載っているので、
4段
ですね。しかも安定した足場なので、このままでは登れないっぽいです。


というわけで、この部分の透明プレート小をいったん取り外し、


この一番上に見えている柱タイル小を取り外して、


こうすれば3.5段になるので、登れるはず。


あと忘れちゃいけないのはこの下ですね。ここは透明プレート小が3枚重なっている場所で、このフリップの下にも1層あるんですが、


ここにスイッチが隠れているので、これの向きをなんとかして動かします笑
上から1層ずつ外していくのがめんどいと思ってしまったので、今回は日頃からお世話になっているダイソーの磁石棒で動かしました。
これで復旧したはず。では3投目やってきます!!


3投目
ああぁ゙ぁ゙…
これはフレックスチューブが無くて別案で対応したところですね。ダメだったかー。


このキャッチャーで受け止められる想定でしたが、マグネットキャノンの後だったので勢いがありすぎてコースアウトしてしまうようです。それなら・・・


キャッチャーを取り除いて、


こうしてあげれば問題ないはず。これで4投目に臨みます。
4投目
あれー!?
変わってないじゃないですか・・・。あれでもダメだったか。それなら、


この右側の部分を、


回転タイルに変えて、勢いを抑えることにしましょう!今度こそ大丈夫なはず。


5投目
ゴール!!!
5投目にしてゴールしました。ふぅ。やりきった感がありますね笑
せっかくなのでちょっと見づらかった部分を見ておくと、まず左上のエレベーターじゃない方、序盤に通るルートはこんな感じになってました。


そのあとに進む右上のルートはこんな感じでしたね。
上の動画の部分から、レバー→垂直トンネル→スイッチという感じで進み、1回目は右側のスクープ。2回目は左側のハンマーに向かいます。


そういえばハンマーの後、エレベーターに向かう途中でトラックが交差するところで止まることを心配してましたが、結局1度も止まらなかったですね。
ゴール前を1度通り過ぎて、また戻って来る最後の部分も好きです。
まとめ
ペンさん、この度は寄稿ありがとうございました。前回に続き、今回も満足度の高いコースでした!
冒頭に書いたKONAMIの件は99%無関係だと思うのでスルーしてくださって大丈夫ですが、もし関係者でしたらこっそり教えてください笑
次回も是非よろしくお願いします!
余談・続報


先週余談で触れたこちらのワンプレート専用テーブル(仮)、友人に声をかけたところ作ってもらえることになりました笑
せっかくだから数年ぶりに会おうという話になったものの、4県ほど離れているので、打ち合わせが6月。完成はおそらく早くて8月〜なんなら10月頃とだいぶ先になりそうですが、
完成したらまたお披露目したいと思いますので、乞うご期待ください。また一つ楽しみが増えました。
設計図コードはこちら
公式アプリはこちらから無料DL
アプリは無料です。また設計図コードを見るだけの場合は課金不要で見ることができますが、アプリ内課金で100円を払うと自作コースを作るときにPROスターターセットのパーツが使えるようになります。
設計図コード
4MOEA6KLP5
設計図はこちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開けばコースを読み込むことができます。
みんなのコースとは?
文字通り、GraviTraxで遊んでいる皆さんが作ったコースのことです。コースはアプリで共有できますので、ぜひ拝見させてください。
アプリでは既存のパーツを無限に使えますので「自宅にあるパーツでは組めないけど、こういうコースを実物で組んでみて欲しい!」というものも大歓迎です。
言っても我が家のパーツ量はそこまで多くはないのでできることに限りはありますが、作ったコースのコードを送っていただけたらうちでできる範囲で実際に作って紹介させていただきます。
共有のやり方は以下をご覧ください。
共有のやり方


AppStoreやGooglePlayからGraviTrax公式アプリをDLしてコースを自作したら、このボタンをタップします。


すると「リンクかコードのどちらをシェアする」かの選択肢ができますので、基本的には上のリンクの方を選んでもらい、


次の画面でChromeやSafariなど「ブラウザで開く」を選ぶとこんな画面が表示されますので、そのURLをコピーしてこのページのコメント欄に貼っていただくか、
コメントの場合はお名前などが記録に残り他の方からも見られる状態になるので、それが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただく形でも大丈夫です。
お問い合わせフォームはこちらです。


また「URLとかよく分かりません」という場合はコードの方を選ぶとこんな画面が出てきますので、表示された文字をコメント欄または問い合わせフォームから送ってもらう形でも大丈夫です。
おわりに
設計図コード大募集!!
せっかくアプリを使うようになったので、ぜひ皆さんのオリジナルのコースを拝見したいです。
設計図コードまたはリンクをコメント欄に貼っていただくか、コメントだと皆に見えるのでそれが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただけたら拝見させていただきますね。
また、「作ったコースを公開しても良いよ!」という方は、●●さん作のコースとして紹介させていただこうと思っていますが、
「コースは提供したいけど名前は紹介されたくないな」という場合もあると思うので、その時はひとこと添えていただければご希望に沿うように投稿します。
コース作成にあたり、ふだん私がやっているような「スターターセット1つだけで作れる」といった制限や縛りは特にありませんので、ものすごく大規模なコースが送られてきたら可能な限り頑張って作ってみようと思いますし、
無いパーツがある場合も何とかしますので、ぜひ遠慮なく送っていただけたらと思います!
みんなのコース一覧


過去のみんなのコースはこちらのスプレッドシートから確認できます。
コメントお待ちしています!!
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方は、是非この記事のどんなところが好きだったかこのページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!
コメントは何でもかまいません。「この●●が良かった!」といった感想から、「このセットで組めるコースが見たい」「こんな情報が欲しい」といったご要望などもコメントお待ちしております。
それからGraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため、ドイツでは売っていても日本では未発売の商品も多数あります。なので個人的な野望ですがもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っています。
「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやブログのコメント・YouTubeのチャンネル登録や高評価ボタン、YouTubeへのコメントをお願いします。
また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!


●コース紹介動画はこちら
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