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【ネタバレあり】メタファー1周目をクリア!レビューや感想を含め攻略サイトにない情報をストーリー・あらすじに沿って考察・解説します

この投稿には盛大なネタバレが含まれています

ono3

メタファー面白い!本当に面白いよ!!

たま

面白い新作ゲームに出会えたのは良いわね。ところで、面白かったんじゃなくて、面白いなの?

ono3

そうだね!多分あと8周するから。

たま

8周・・・ちなみに1周目にかかった時間は?

ono3

約100時間かな。

たま

じゃあ2周目の引き継ぎ要素は?

ono3

ちょっと待ってね。

●2周目引き継ぎ要素
・一部を除く所持品
・所持金と所持MAG
・王の資質
・敵の情報
・見聞録
・アーキタイプの状況 ※多分ランクのこと
・総プレイ時間 など

ono3

「など」が若干気になるけど、2周目以降はイベントスキップを駆使すれば割と短く回れそうかな。

たま

メタファー2が出るまでに8周できると良いわね。

このブログのメタファー関連記事は以下から見れます。各投稿のページ最上段でネタバレの有無を分かるようにしてあるので、プレイ中の方でも安心して見られます。

目次
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はじめに

盛大なネタバレについて

このページでは本編のコンフィグで見れるあらすじをベースに、メタファーのストーリーを振り返りながら思ったことを色々と書いています。

そのため、最初から最後まですべてのストーリーに触れており、思いっきりネタバレしていますので、

クリア後に見ることを推奨します。

ガイドライン準拠の話

※本記事はメタファー:リファンタジオの配信ガイドラインに基づいて書いています。
©ATLUS. ©SEGA.

こちらのガイドラインは主にプレイ動画や生配信に関する内容になっていますが、基本的な考えは静止画でも同じだと思っていますので、

・サムネイル画像でのネタバレなし
・ページ冒頭で本文にネタバレがあることを記載

この2点に気をつけたうえで、ガイドラインにあるすべての区間について配信可能という表現に合わせて書いています。

もし関係者がご覧になって、何か問題のある内容があればすぐに修正等しますので、その際はお問い合わせからご連絡お願いします。

あらすじ一気読み

この下から私の感想などを含めたレビューがはじまりますが、「人の感想よりもあらすじだけ全部見たい!という方もいると思うので、用意しておきました。

あらすじ|見出しあり

01.王の死
『ユークロニア連合王国』。8つの異なる種族が暮らす世界の一角にそれはある。国王が逝去したが、世継ぎである王子がすでに亡くなっているため、国民は権力闘争による動乱の予感を感じ取っていた。
そんな王国の首都を目指していたのは、エルダ族と呼ばれる少数民族の少年。妖精ガリカを連れた彼は、仲間に秘密の司令を伝えに来た、いわゆる『密使』であった。

 

02.特命
少年の組織が仰ぐのは、暗殺されたはずの王子。王子は側近らに救われ、かろうじて命をとりとめていた。しかしその身に受けた呪いで、徐々に衰弱し、今では眠り続けるだけとなっていた。
賢明なる王子の意思を継ぎ、国を動乱から救うべく結成された組織に、身寄りのない少年も拾われ、育てられたのだった。少年は組織の指令を仲間に伝えるため、軍への潜入を目指す。

 

03.北部国境の砦
新兵として軍に入隊した少年は、計画通り仲間がいる『北部国境の砦』に向かう。砦へ向かう馬車の道中では、入隊の際助けてくれたクレマール族の青年、ストロールと再会する。
長旅を経て、砦付近に辿り着いた一行。そこに深手を負った兵が現れ、警告とともに気を失う。引き返し応援を呼ぶことを進言するストロール。しかし、兵士長は新兵に砦への進軍を命じる。

 

04.暗殺指令
現れた異形の怪物『ニンゲン』に襲われる少年たち。殺されかけるストロールを前にし、少年にある力が目覚める。そして、圧倒的な力でニンゲンを撃墜することに成功する。
目覚めた力やニンゲンとの遭遇に戸惑いながらも、ストロールを助け出した少年は、組織の仲間、グライアスと合流する。ガリカは指令を伝える。王子に呪いをかけた大罪人『ルイを暗殺せよ』と。

 

05.幻想と現実の狭間で
呪われた王子を救うためには、ルイを暗殺する必要があった。決意を確かめ合ったその夜、少年は夢の中で幻想小説家モアと出会う。彼は少年がてにした謎の力『アーキタイプ』に詳しい様子だった。
その力は英雄だけが持つ、世界を変える力だとモアは言う。謎の力と暗殺指令を胸に一行は国葬に現れるであろうルイを暗殺するため、王都への近道である『ノルド廃鉱山』を目指す。

 

06.2人目の覚醒者
国葬での暗殺計画遂行のため、『ノルド廃鉱山』を抜けようとするが、彼らを待ち受けていたのは兵士長クリンゲルだった。彼は、ルイの名声のため新兵を危険な任務に送り込んだことを明かす。
真実を知り、怒りに燃えるストロール。少年と同様の力に目覚めた彼は、兵士長を打ち倒す。これ以上ルイの犠牲を増やさないためにも、一行は力を合わせて廃鉱山を抜けることに。

 

07.蜜蜂のささやき亭にて
国葬の前日までに王都に戻ってきた一行。彼らは酒場宿『蜜蜂のささやき亭』に身を寄せる。そこには、女主人ファビアンヌとグライアスの一人娘、マリアがいた。
グライアスは国葬の最中こそがルイを狙う唯一にして絶好の機会だと暗殺計画の全容を語る。実行者はグライアス。少年たちは兵として大聖堂に潜り込み、騒ぎを起こしてルイの気を引く陽動役を任される。

 

08.亡き王の魔法
国王の葬儀にルイは現れた。王家の花とニンゲンの死体を伴い、新王を僭称(せんしょう)するルイ。それに応えるように『王の魔法』が発動。王宮が浮上し、その底面に前王の顔が現れる。
王の巨顔は宣言する。『次なる王は、国民から最も信託を得たものとする』。騒ぎに乗じ、ルイを暗殺しようとするグライアス。しかし、王の魔法により逆にルイに討たれてしまう。
葬儀が大混乱に陥る中、ルイ部下の死人使いの男は大聖堂を占拠する。『厄災の日を待て』と言い残し、人質もろとも立てこもる。居合わせた赤髪の騎士、ヒュルケンベルグとともに、人々の救出にのぞむ。

 

09.放浪の元近衛騎士
大聖堂の崩落で足止めを余儀なくされる一同。ヒュルケンベルグの正体は、王子の襲撃に居合わせた元近衛の騎士だった。同時にグライアスが過去、王子の剣術指南役だったことを告げる。
グライアスの仲間だという少年を信じ、協力を申し出るヒュルケンベルグ。占拠されたレガリス大聖堂を取り戻すため、別の入り口である地下納骨堂からの侵入を試みる。

 

10.復活の騎士
地下納骨堂で彼らを待ち受けていたのは、死人使いの魔法で傀儡(かいらい)と化したグライアスだった。屍となり圧倒的な力を見せるグライアスに、ヒュルケンベルグは王子の元へ逝くことを願う。
だが『王子はまだ生きている』という少年の言葉に騎士の矜持を取り戻した彼女は、力に目覚める。王子の生存や組織の目的を知ったヒュルケンベルグは改めて少年たちの同志として共に大聖堂を目指す。

 

11.死人使いゾルバ
大聖堂に籠った死人使いの男、ゾルバの正体が明かされる。彼はかつて工兵で、ルイに心酔するようになって人が変わってしまったという。狙いは、大聖堂に保管されている王笏のようだ。
彼が予言していた『災厄の日』も気になる。何を起こす気かわからないが、彼の企みを止めなければ、この街に未来はない。

 

12.大聖堂解放戦
ルイの部下、死人使いのゾルバを倒し、彼が操るニンゲンの骸も打ち倒した少年たち。大聖堂が解放された頃、街は王の後継についての話題でもちきりになっていた。
次期王候補はルイと惺教(せいきょう)の最高位フォーデンの実質二強だと人々は噂する。そして王位継承について近々、惺教から重大発表があるという。人々は期待と不安を抱きながら来たる日を待つ。

 

13.惺教の発表
惺教府から正式に次の王が人々の信託で決まる旨が告知された。それはつまり、支持さえ集まれば、平民でも誰でも王になれるということ。沸き立つ人々。しかし少年たちは途方に暮れる。
有力な候補者の生命は王の魔法によって庇護される。つまり少年たちではもうルイに傷一つつけられない。呪いの解けない王子を案じる少年たちのもとに、ファビアンヌがマリアの行方がわからないと告げる。

 

14.少年の決意
父との思い出の大聖堂にマリアはいた。なぜ父は死んでしまったのか。マリアの涙に、少年は国の状況を変える必要を痛切に感じる。そんな中、王子の呪いを解く設計図をルイが持っている可能性を知る。
惺教から『王権競技会』開催の布告がなされる。それは三大都市を巡り、王の資質を試すもの。少年は呪いの設計図を持つルイに近づくために、自ら候補者として競技会へ参加することを決意する。

 

15.勇者品評会
『王権競技会』最初の競技は『勇者品評会』。より大きな首を狩る事が求められ、候補者たちはこぞって怪物退治に乗り出す。そんな中、古城の街マルティラを騒がす人さらいのことを知る。
首の大きさを競う品評会で、ストロールはあえて怪物ではなく人さらいの『ハイザメ』を狙うと言う。マルティラの警備隊長バードンの切なる思いを聞き、少年たちは標的をハイザメに絞る。

 

16.鎧戦車での旅立ち
歌姫ジュナの歌とともに幕を上げる『王権競技会』開会の儀。候補者が続々と鎧戦車とともに現れるが、そこにルイの姿はなかった。少年たちの手配した車はいまだ現れず、期限が迫る。
その時、轟音とともに1台の鎧戦車が会場に現れる。鎧戦車技師、ニューラスが操縦する鎧戦車に乗り込み、少年たちの旅が慌ただしく始まる。向かう先は古城の街マルティラだ。

 

17.傑物ルイとの接近
マルティラへの道中、フォーデンの腹心ギドと戦うルイの部下グローデルを見かけた少年たちは、ルイに取り入るため、助太刀する。偶然同乗していた歌姫ジュナの元に、ルイが飛行鎧戦車で現れる。
ギドを退けた彼らに少なからず興味を抱くルイだが、配下に加わるなら力を示せ、と言い残して去る。マルティラの街に辿り着いた一行は、ハイザメを捕えるため、街の領主ジョアンナと面会する事に。

 

18.光砂を目指して
住民が連れ去られる事件に胸を痛めるジョアンナは解決してくれれば、少年たちを支持すると言う。しかし、ハイザメの根城『大砂蟲の巣』の対応策はなかなか見つからない。
悩む彼らにバードンの部下モリスが情報をもたらす。『光砂』と呼ばれる特殊な天候下では、大砂蟲をはじめ、ほとんどの怪物が大人しくなると『光砂』の日を狙い一行はハイザメの根城を目指す。

 

19.大砂蟲の正体
ハイザメの根城である大砂蟲の巣を訪れるが、大砂蟲は大人しくしているどころか、暴れ始める。しかもその正体はニンゲンだった。呑み込まれてしまった一行は、体内からの脱出を目指す。

 

20.いざ、ハイザメ退治へ
ニンゲンの体内から、何とか脱出することができた。体に染みついた匂いを気にしながらも、改めて人さらいであるハイザメを捕まえるために、一行は大砂蟲の巣へと乗り込んでいく。

 

21.無実のユージフ族
戦いの末、ユージフ族のハイザメを捕まえた一行。しかし一行をニンゲンから庇った彼の姿は凶悪な人さらいからは程遠かった。別の犯人の存在を疑いながら、街に戻る。
その晩、ハイザメを捕えていたにもかかわらず、新たに住民がさらわれる。ハイザメの無実を確信し城を訪れるが、弁明の場で何かに気づいたハイザメはその場から消えてしまう。

 

22.ハイザメの怒りと覚醒
ハイザメが怪しいと踏んだ城の地下水路で、さらわれた子供を運んでいるモリスを発見する。事件を見て見ぬふりしていた自分への怒りがハイザメを力に目覚めさせる。
怪物を退けたが、モリスには逃げられてしまう。モリスが行った凶行の真相を求め、少年たちはクリアンテ城の地下の最奥を目指す。

 

23.哀しき母の覚悟
クリアンテ城の隠された部屋に辿り着いた一行は、ニンゲンを亡き子供に重ね合わせて世話をするジョアンナを目撃する。さらわれた住人は全て、ニンゲンの餌として捧げられていたのだ。
倒したニンゲンの首を曝さぬよう、ジョアンナは自らを品評会にかける『首』とすることを乞う。一方、疑いの晴れたハイザメは一行の目的を知り、その大義を共にしたいと、同行を申し出る。

 

24.海洋都市ブライハーヴェン
『勇者品評会』の会場、海洋都市ブライハーヴェンに到着した一行。かつて一大海洋国家だったオセアナの首都の活気のある港街の様相に、彼らは胸を弾ませる。
街には自慢の『首』を携えた候補者たちがすでに到着していた。一介の泡沫候補である少年の名を気に留める者などいないようだった。彼らは、後から合流するジョアンナを待つ。

 

25.もっとも重い『首』
開催された『勇者品評会』。大怪物を仕留めたフォーデンに支持が集まる中、ジョアンナが現れる。彼女はマルティラの惨劇の真実を告白し、自らを少年の『首』だと主張した。
フォーデンはジョアンナの首を刎ねるよう命じ、その首の重さは大衆の認める所となった。惺教の罪を暴き、注目を浴びた無名の少年に対し、ルイも一目を置く素振りを見せる。

 

26.ルイの軍門へ
ルイの部下マグナス兄弟の案内で、飛空戦車『カラドリウス』に赴くことになった一行。ルイと対面し、その配下に加わることを認められる。一方、ガリカは車内で呪いの設計図の所在を探る。
ルイは少年に、後日開かれる夜会への参加を許した。その後合流したガリカから設計図の在りかについて報告を受ける。狙うなら、夜会の日が絶好の機会。それまでに潜入経路を確保することが急務に。

 

27.カラドリウス潜入作戦
夜会までに、呪いの設計図があるルイの私室への潜入経路を確保した少年たち。満を持して夜会の日を迎えた少年とガリカは夜会を抜け出して、カラドリウスへの潜入を試みる。

 

28.歌姫の真実
突然の飛行や横転に巻き込まれながらも、ルイの私室に忍び込むが、そこでジュナと遭遇する。敵ではない様子だが、現れたグローデルにジュナは捕まってしまう。だが秘めた力が彼女にも目覚める。
追い詰められたグローデルは不意打ちで少年を襲うが上位候補となったことで庇護の魔法が発動する。ジュナは駆けつけたマグナス兄弟に、死体となったグローデルこそが裏切り者だと告げる。
少年を次の送迎係と定めたジュナは、鎧戦車に来ると実は自分も『組織』の工作員だと明かす。一行は、王子の解呪のために手に入れた設計図を国一番の魔法治療師レラに見せに行くことに。

 

29.次なる課題
転移魔法を用い、王都のレラの元を訪れる一行。レラはジュナの血の繋がらない姉だった。しかしレラからは、設計図は半端で、解呪は難しく、術をかけたルイを倒すしか方法はないと告げられる。
上位20名に残った少年に、競技会の次なる課題、『神器の奉納』が告知される。フォーデンへの対抗を企むルイは、少年たちに神器のひとつ『竜神の槍』を手に入れてくるよう命じる。

 

30.ビルガ島上陸
竜神の槍があるとされるビルガ島に、海上走行用に改造された鎧戦車で向かう少年たち。途中、凶悪なニンゲンに襲われるも、マグナス兄弟と力を合わせ撃退する。
何とか島に上陸するが、島民に捕まってしまう。脱出の道中、深手を負った長エディンを助けるが、巫女の妹が生贄として、竜神に捧げられるという。一行は竜神の槍と引き換えに巫女の救出を約束する。

 

31.生贄の覚悟
竜宮神殿で巫女ユーファを見つけるも、生贄となる覚悟は固く、このまま帰る気はないらしい。異変の原因を確かめるためにも、竜神の祀られている神殿の最奥まで一緒に連れていくことを約束する。

 

32.巫女と竜神の槍
少年たちは異変の真実を見極めようと、巫女ユーファともに神殿の最奥に向かう。そこで見たのはニンゲンに取り憑かれ、変わり果てた竜神の姿だった。
生贄では救えない現実を目の当たりにしたユーファ。戦う覚悟を胸に力に目覚め、竜神を打ち倒す。竜神を狂わせていたものは、人々の妄信だった。竜神の槍は本来の輝きを取り戻し、彼女の手に渡る。
ユーファは槍とともに同行することを申し出る。外を知る事が里を守る巫女の役目だと。この時、槍に庇護の魔法を破る力がある事が判明。一行は当初の目的、ルイ暗殺を果たすべく惺教祭へ向かう。

 

33.聖地アルタベリー
ユーファと神器の『竜神の槍』とともにモンタリオ公国の首都である山間の雪深い土地、山岳都市アルタベリーへ向かう。島でのことをルイに報告し、偽の竜神の槍を渡す。
2日間にわたり開かれる惺教祭。ジュナは自らが歌う奉納式を見に来て欲しいと、ルイに伝える。本物の槍による、ルイ暗殺の舞台は整えられた。一行は決行の日に備えて、宿を探すことに。

 

34.ルイ暗殺計画再び
暗殺計画は、奉納の儀でのジュナの歌唱中、劇場の吊り照明から少年がルイを槍で襲撃するというもの。マグナス兄弟が槍が偽物であることに勘付き、疑いを深める中、劇場への侵入計画が始まる。

 

35.巨星落ちるとも
ジュナの歌声が響く中、ルイ目がけて槍を投げるが仕留めるには至らず。歌劇場の屋上で両者は剣を交える。死闘の末ついに少年はルイの胸を槍で貫く。ルイを討った少年に、フォーデンは盛大な賞賛を送る。
ルイを倒したが、王子の呪いは未だ解けず。ルイが呪いの術者ではなかった可能性とともに、ヒュルケンベルグは、フォーデンの違和感に気づく。ジュナはレラに事情を聴くが、彼女は口をつぐむ。

 

36.血の復活劇
勝利宣言をするフォーデンに、王子殺しの黒幕、と糾弾する少年たち。最早隠す気のないフォーデンは、竜神の槍を少年に向ける。しかし、そこに死んだはずのルイが現れ、フォーデンを殺害する。
少年たちの行動から王子の存命を看破したルイは、惺教の欺瞞を非難しながら、信徒たちに槍を向ける。ルイが理想の王でないと悟ったマグナス兄弟。逃げ遅れた幼い兄弟を庇ったのはフィデリオだった。
兄は弟の腕の中で事切れる。弔いを終えたバジリオは背中を兄に押される形で力に目覚める。一方、フォーデンを失い混迷を極める競技会に、今度はレラ出馬の話が立つ。

 

37.聖女の真実
ルイの進言により、前王の巨顔は庇護の魔法を解き、候補者同士の争いを許す。ルイとレラの二強、誰もがそう思った時、かねてからの作戦通り少年は自ら前王の嫡子、王子本人だと名乗り出る。
集まった信徒たちを救済と嘯き(うそぶき)洗脳するレラ。彼女は、自分が王子暗殺の実行犯だと明かす。そして『惺教の過ちの眠る場所』で待つと言い残すが、それが何処かジュナにはわかっていた。

 

38.贖罪と救済
魔法学院跡地にて。レラを倒した一行に、レラは真相を語る。王子暗殺に加担したのは妹を人質に取られたためだった。レラは少年にルイの野心を止めることを託す。
ニンゲンに襲われ荒廃する国の姿。それが治療を通じ、レラが幻視したルイの野望だった。残る力で人々に真実を伝えレラは永遠の眠りにつく。王子の呪いが解ける一方、ルイは少年に一騎打ちを宣戦布告した。

 

39.凱旋そして決戦
王都に凱旋する少年たち。人々の多くは彼を王子と信じ熱狂する。いよいよ少年とルイが雌雄を決するかと思った時、ルイは秘術を発動し、少年はニンゲンへと変貌する。
秘術は解けたが、ニンゲンと化した少年を、民衆は殺すべき怪物として罵倒する。追い立てられ、居場所を失った一行は王子が隠れる『エルダの古仙郷』に向かう。

 

40.ひとつとなりて
たどり着いた古仙郷で、王子が暗殺者の手にかかり殺されたと知らされる。失意の中、王子の亡骸と対面した少年は、真実を思い出す。自分は、本を依り代に形を得た王子の理想の具現であると。
少年と王子は融合を果たし、本来の姿として蘇る。そして郷の仙女から、いくつかの真実が明かされる。ルイが古仙郷に縁ある事、マグラとニンゲンの正体。驚きの余韻も束の間、暗殺者が現れる。

 

41.混迷の王都
ゾルバを退けた一行は、急ぎ王都に戻る。不安と焦燥にかられた大衆はルイを救世主として盲目的に信じ始め、乱れた人心を映すかのように、王都の空は禍禍しく染まっていた。

 

42.壊れゆく王国
前王の巨顔は、英雄の日に王が決することを告げる。もしルイが王宮で何らかの仕掛けをし、国に異変を引き起こしているなら、止めに向かう事がきっと支持率で勝つ事にも繋がるだろう。
人々が正気に戻れば、ルイを上回る道も開ける・・・今はそう信じて進むしかない。王宮へ乗り込み、王が決まるという英雄の日までにこの国の異変を止めなければならない。

 

43.王の魔法
一行は空の王宮に向かい、少しずつ人々の正気を取り戻していった。やがて怪物と化したゾルバを討ち果たす。玉座で待ち受けていたルイは、この国に伝わる、王の魔法の秘密をついに明かす。
王笏は人々の不安、マグラを集める神器であり、ルイはマグラを逆流させ、人々をニンゲン化させるつもりだった。ルイは王笏を奪い嵐の向こうに消えた。一行は魔法の発動を止めるべく嵐の先を目指す。

 

44.最後の決戦へ
いよいよ英雄の日を目前にして、ルイの元に辿り着いた一行。王笏から人々のマグラの強大な力を得たルイだが、同じく人々の信託を得た少年もルイに肉薄する。
勝利が目前に見えた時、ルイは王の魔法を発動させるべく、鎧戦車で空へと逃げる。仲間の捨て身の行動によりルイのもとに辿り着くが、最後の一騎打ちの中、少年は、力を増したルイの凶撃に倒れてしまう。
薄れる意識の中、招かれたのはアカデメイアだった。モアの正体は、若き前王の理想の姿だったという。叶わぬ幻想は捨てろというモアを退け、幻想を力に現実を変えるため少年は再びルイに挑む決心をする。

 

45.真なる王の覚醒
幻想など嘘であり絵空事だと吐き捨てるルイ。だが少年は、幻想を信じる仲間と共にルイに挑む。様々な英雄像を結集し、伝説の『キング』のアーキタイプに目覚めた少年は、ついにルイを王笏ごと打ち砕く。
人々の信託が少年に集まったことの証明として、新しい王が決まった。そして戴冠式から1年余り。解決すべき問題はいまだ山積みだったが、人々の顔は明るいものだった。
かつての旅の仲間たちは、より良い国づくりのため、それぞれの分野で活躍していた。それは王1人に不安を背負わせるのではなく、誰もが支え合う国のあるべき姿だった。

 

46.新たな旅立ち
一方で、この世界にはいまだニンゲンやマグラによる異変もあった。王となった少年は、自らの目で世界の状況を確かめるべく、仲間たちと新たな旅に出る。まだ見ぬ理想の物語を書くために。

あらすじ|見出しなし

『ユークロニア連合王国』。8つの異なる種族が暮らす世界の一角にそれはある。国王が逝去したが、世継ぎである王子がすでに亡くなっているため、国民は権力闘争による動乱の予感を感じ取っていた。
そんな王国の首都を目指していたのは、エルダ族と呼ばれる少数民族の少年。妖精ガリカを連れた彼は、仲間に秘密の司令を伝えに来た、いわゆる『密使』であった。

少年の組織が仰ぐのは、暗殺されたはずの王子。王子は側近らに救われ、かろうじて命をとりとめていた。しかしその身に受けた呪いで、徐々に衰弱し、今では眠り続けるだけとなっていた。
賢明なる王子の意思を継ぎ、国を動乱から救うべく結成された組織に、身寄りのない少年も拾われ、育てられたのだった。少年は組織の指令を仲間に伝えるため、軍への潜入を目指す。

 

新兵として軍に入隊した少年は、計画通り仲間がいる『北部国境の砦』に向かう。砦へ向かう馬車の道中では、入隊の際助けてくれたクレマール族の青年、ストロールと再会する。
長旅を経て、砦付近に辿り着いた一行。そこに深手を負った兵が現れ、警告とともに気を失う。引き返し応援を呼ぶことを進言するストロール。しかし、兵士長は新兵に砦への進軍を命じる。

現れた異形の怪物『ニンゲン』に襲われる少年たち。殺されかけるストロールを前にし、少年にある力が目覚める。そして、圧倒的な力でニンゲンを撃墜することに成功する。
目覚めた力やニンゲンとの遭遇に戸惑いながらも、ストロールを助け出した少年は、組織の仲間、グライアスと合流する。ガリカは指令を伝える。王子に呪いをかけた大罪人『ルイを暗殺せよ』と。

 

呪われた王子を救うためには、ルイを暗殺する必要があった。決意を確かめ合ったその夜、少年は夢の中で幻想小説家モアと出会う。彼は少年がてにした謎の力『アーキタイプ』に詳しい様子だった。
その力は英雄だけが持つ、世界を変える力だとモアは言う。謎の力と暗殺指令を胸に一行は国葬に現れるであろうルイを暗殺するため、王都への近道である『ノルド廃鉱山』を目指す。

国葬での暗殺計画遂行のため、『ノルド廃鉱山』を抜けようとするが、彼らを待ち受けていたのは兵士長クリンゲルだった。彼は、ルイの名声のため新兵を危険な任務に送り込んだことを明かす。
真実を知り、怒りに燃えるストロール。少年と同様の力に目覚めた彼は、兵士長を打ち倒す。これ以上ルイの犠牲を増やさないためにも、一行は力を合わせて廃鉱山を抜けることに。

 

国葬の前日までに王都に戻ってきた一行。彼らは酒場宿『蜜蜂のささやき亭』に身を寄せる。そこには、女主人ファビアンヌとグライアスの一人娘、マリアがいた。
グライアスは国葬の最中こそがルイを狙う唯一にして絶好の機会だと暗殺計画の全容を語る。実行者はグライアス。少年たちは兵として大聖堂に潜り込み、騒ぎを起こしてルイの気を引く陽動役を任される。

国王の葬儀にルイは現れた。王家の花とニンゲンの死体を伴い、新王を僭称(せんしょう)するルイ。それに応えるように『王の魔法』が発動。王宮が浮上し、その底面に前王の顔が現れる。
王の巨顔は宣言する。『次なる王は、国民から最も信託を得たものとする』。騒ぎに乗じ、ルイを暗殺しようとするグライアス。しかし、王の魔法により逆にルイに討たれてしまう。

 
葬儀が大混乱に陥る中、ルイ部下の死人使いの男は大聖堂を占拠する。『厄災の日を待て』と言い残し、人質もろとも立てこもる。居合わせた赤髪の騎士、ヒュルケンベルグとともに、人々の救出にのぞむ。

大聖堂の崩落で足止めを余儀なくされる一同。ヒュルケンベルグの正体は、王子の襲撃に居合わせた元近衛の騎士だった。同時にグライアスが過去、王子の剣術指南役だったことを告げる。
グライアスの仲間だという少年を信じ、協力を申し出るヒュルケンベルグ。占拠されたレガリス大聖堂を取り戻すため、別の入り口である地下納骨堂からの侵入を試みる。

 

地下納骨堂で彼らを待ち受けていたのは、死人使いの魔法で傀儡(かいらい)と化したグライアスだった。屍となり圧倒的な力を見せるグライアスに、ヒュルケンベルグは王子の元へ逝くことを願う。
だが『王子はまだ生きている』という少年の言葉に騎士の矜持を取り戻した彼女は、力に目覚める。王子の生存や組織の目的を知ったヒュルケンベルグは改めて少年たちの同志として共に大聖堂を目指す。

大聖堂に籠った死人使いの男、ゾルバの正体が明かされる。彼はかつて工兵で、ルイに心酔するようになって人が変わってしまったという。狙いは、大聖堂に保管されている王笏のようだ。
彼が予言していた『災厄の日』も気になる。何を起こす気かわからないが、彼の企みを止めなければ、この街に未来はない。

ルイの部下、死人使いのゾルバを倒し、彼が操るニンゲンの骸も打ち倒した少年たち。大聖堂が解放された頃、街は王の後継についての話題でもちきりになっていた。
次期王候補はルイと惺教(せいきょう)の最高位フォーデンの実質二強だと人々は噂する。そして王位継承について近々、惺教から重大発表があるという。人々は期待と不安を抱きながら来たる日を待つ。

 

惺教府から正式に次の王が人々の信託で決まる旨が告知された。それはつまり、支持さえ集まれば、平民でも誰でも王になれるということ。沸き立つ人々。しかし少年たちは途方に暮れる。
有力な候補者の生命は王の魔法によって庇護される。つまり少年たちではもうルイに傷一つつけられない。呪いの解けない王子を案じる少年たちのもとに、ファビアンヌがマリアの行方がわからないと告げる。

父との思い出の大聖堂にマリアはいた。なぜ父は死んでしまったのか。マリアの涙に、少年は国の状況を変える必要を痛切に感じる。そんな中、王子の呪いを解く設計図をルイが持っている可能性を知る。
惺教から『王権競技会』開催の布告がなされる。それは三大都市を巡り、王の資質を試すもの。少年は呪いの設計図を持つルイに近づくために、自ら候補者として競技会へ参加することを決意する。

 

『王権競技会』最初の競技は『勇者品評会』。より大きな首を狩る事が求められ、候補者たちはこぞって怪物退治に乗り出す。そんな中、古城の街マルティラを騒がす人さらいのことを知る。
首の大きさを競う品評会で、ストロールはあえて怪物ではなく人さらいの『ハイザメ』を狙うと言う。マルティラの警備隊長バードンの切なる思いを聞き、少年たちは標的をハイザメに絞る。

歌姫ジュナの歌とともに幕を上げる『王権競技会』開会の儀。候補者が続々と鎧戦車とともに現れるが、そこにルイの姿はなかった。少年たちの手配した車はいまだ現れず、期限が迫る。
その時、轟音とともに1台の鎧戦車が会場に現れる。鎧戦車技師、ニューラスが操縦する鎧戦車に乗り込み、少年たちの旅が慌ただしく始まる。向かう先は古城の街マルティラだ。

 

マルティラへの道中、フォーデンの腹心ギドと戦うルイの部下グローデルを見かけた少年たちは、ルイに取り入るため、助太刀する。偶然同乗していた歌姫ジュナの元に、ルイが飛行鎧戦車で現れる。
ギドを退けた彼らに少なからず興味を抱くルイだが、配下に加わるなら力を示せ、と言い残して去る。マルティラの街に辿り着いた一行は、ハイザメを捕えるため、街の領主ジョアンナと面会する事に。

住民が連れ去られる事件に胸を痛めるジョアンナは解決してくれれば、少年たちを支持すると言う。しかし、ハイザメの根城『大砂蟲の巣』の対応策はなかなか見つからない。
悩む彼らにバードンの部下モリスが情報をもたらす。『光砂』と呼ばれる特殊な天候下では、大砂蟲をはじめ、ほとんどの怪物が大人しくなると『光砂』の日を狙い一行はハイザメの根城を目指す。

 

ハイザメの根城である大砂蟲の巣を訪れるが、大砂蟲は大人しくしているどころか、暴れ始める。しかもその正体はニンゲンだった。呑み込まれてしまった一行は、体内からの脱出を目指す。

ニンゲンの体内から、何とか脱出することができた。体に染みついた匂いを気にしながらも、改めて人さらいであるハイザメを捕まえるために、一行は大砂蟲の巣へと乗り込んでいく。

戦いの末、ユージフ族のハイザメを捕まえた一行。しかし一行をニンゲンから庇った彼の姿は凶悪な人さらいからは程遠かった。別の犯人の存在を疑いながら、街に戻る。
その晩、ハイザメを捕えていたにもかかわらず、新たに住民がさらわれる。ハイザメの無実を確信し城を訪れるが、弁明の場で何かに気づいたハイザメはその場から消えてしまう。

ハイザメが怪しいと踏んだ城の地下水路で、さらわれた子供を運んでいるモリスを発見する。事件を見て見ぬふりしていた自分への怒りがハイザメを力に目覚めさせる。
怪物を退けたが、モリスには逃げられてしまう。モリスが行った凶行の真相を求め、少年たちはクリアンテ城の地下の最奥を目指す。

クリアンテ城の隠された部屋に辿り着いた一行は、ニンゲンを亡き子供に重ね合わせて世話をするジョアンナを目撃する。さらわれた住人は全て、ニンゲンの餌として捧げられていたのだ。
倒したニンゲンの首を曝さぬよう、ジョアンナは自らを品評会にかける『首』とすることを乞う。一方、疑いの晴れたハイザメは一行の目的を知り、その大義を共にしたいと、同行を申し出る。

 

『勇者品評会』の会場、海洋都市ブライハーヴェンに到着した一行。かつて一大海洋国家だったオセアナの首都の活気のある港街の様相に、彼らは胸を弾ませる。
街には自慢の『首』を携えた候補者たちがすでに到着していた。一介の泡沫候補である少年の名を気に留める者などいないようだった。彼らは、後から合流するジョアンナを待つ。

開催された『勇者品評会』。大怪物を仕留めたフォーデンに支持が集まる中、ジョアンナが現れる。彼女はマルティラの惨劇の真実を告白し、自らを少年の『首』だと主張した。
フォーデンはジョアンナの首を刎ねるよう命じ、その首の重さは大衆の認める所となった。惺教の罪を暴き、注目を浴びた無名の少年に対し、ルイも一目を置く素振りを見せる。

 

ルイの部下マグナス兄弟の案内で、飛空戦車『カラドリウス』に赴くことになった一行。ルイと対面し、その配下に加わることを認められる。一方、ガリカは車内で呪いの設計図の所在を探る。
ルイは少年に、後日開かれる夜会への参加を許した。その後合流したガリカから設計図の在りかについて報告を受ける。狙うなら、夜会の日が絶好の機会。それまでに潜入経路を確保することが急務に。

夜会までに、呪いの設計図があるルイの私室への潜入経路を確保した少年たち。満を持して夜会の日を迎えた少年とガリカは夜会を抜け出して、カラドリウスへの潜入を試みる。

 

突然の飛行や横転に巻き込まれながらも、ルイの私室に忍び込むが、そこでジュナと遭遇する。敵ではない様子だが、現れたグローデルにジュナは捕まってしまう。だが秘めた力が彼女にも目覚める。
追い詰められたグローデルは不意打ちで少年を襲うが上位候補となったことで庇護の魔法が発動する。ジュナは駆けつけたマグナス兄弟に、死体となったグローデルこそが裏切り者だと告げる。
少年を次の送迎係と定めたジュナは、鎧戦車に来ると実は自分も『組織』の工作員だと明かす。一行は、王子の解呪のために手に入れた設計図を国一番の魔法治療師レラに見せに行くことに。

転移魔法を用い、王都のレラの元を訪れる一行。レラはジュナの血の繋がらない姉だった。しかしレラからは、設計図は半端で、解呪は難しく、術をかけたルイを倒すしか方法はないと告げられる。
上位20名に残った少年に、競技会の次なる課題、『神器の奉納』が告知される。フォーデンへの対抗を企むルイは、少年たちに神器のひとつ『竜神の槍』を手に入れてくるよう命じる。

 

竜神の槍があるとされるビルガ島に、海上走行用に改造された鎧戦車で向かう少年たち。途中、凶悪なニンゲンに襲われるも、マグナス兄弟と力を合わせ撃退する。
何とか島に上陸するが、島民に捕まってしまう。脱出の道中、深手を負った長エディンを助けるが、巫女の妹が生贄として、竜神に捧げられるという。一行は竜神の槍と引き換えに巫女の救出を約束する。

竜宮神殿で巫女ユーファを見つけるも、生贄となる覚悟は固く、このまま帰る気はないらしい。異変の原因を確かめるためにも、竜神の祀られている神殿の最奥まで一緒に連れていくことを約束する。

少年たちは異変の真実を見極めようと、巫女ユーファともに神殿の最奥に向かう。そこで見たのはニンゲンに取り憑かれ、変わり果てた竜神の姿だった。
生贄では救えない現実を目の当たりにしたユーファ。戦う覚悟を胸に力に目覚め、竜神を打ち倒す。竜神を狂わせていたものは、人々の妄信だった。竜神の槍は本来の輝きを取り戻し、彼女の手に渡る。
ユーファは槍とともに同行することを申し出る。外を知る事が里を守る巫女の役目だと。この時、槍に庇護の魔法を破る力がある事が判明。一行は当初の目的、ルイ暗殺を果たすべく惺教祭へ向かう。

 

ユーファと神器の『竜神の槍』とともにモンタリオ公国の首都である山間の雪深い土地、山岳都市アルタベリーへ向かう。島でのことをルイに報告し、偽の竜神の槍を渡す。
2日間にわたり開かれる惺教祭。ジュナは自らが歌う奉納式を見に来て欲しいと、ルイに伝える。本物の槍による、ルイ暗殺の舞台は整えられた。一行は決行の日に備えて、宿を探すことに。

暗殺計画は、奉納の儀でのジュナの歌唱中、劇場の吊り照明から少年がルイを槍で襲撃するというもの。マグナス兄弟が槍が偽物であることに勘付き、疑いを深める中、劇場への侵入計画が始まる。

 

ジュナの歌声が響く中、ルイ目がけて槍を投げるが仕留めるには至らず。歌劇場の屋上で両者は剣を交える。死闘の末ついに少年はルイの胸を槍で貫く。ルイを討った少年に、フォーデンは盛大な賞賛を送る。
ルイを倒したが、王子の呪いは未だ解けず。ルイが呪いの術者ではなかった可能性とともに、ヒュルケンベルグは、フォーデンの違和感に気づく。ジュナはレラに事情を聴くが、彼女は口をつぐむ。

勝利宣言をするフォーデンに、王子殺しの黒幕、と糾弾する少年たち。最早隠す気のないフォーデンは、竜神の槍を少年に向ける。しかし、そこに死んだはずのルイが現れ、フォーデンを殺害する。
少年たちの行動から王子の存命を看破したルイは、惺教の欺瞞を非難しながら、信徒たちに槍を向ける。ルイが理想の王でないと悟ったマグナス兄弟。逃げ遅れた幼い兄弟を庇ったのはフィデリオだった。
兄は弟の腕の中で事切れる。弔いを終えたバジリオは背中を兄に押される形で力に目覚める。一方、フォーデンを失い混迷を極める競技会に、今度はレラ出馬の話が立つ。

 

ルイの進言により、前王の巨顔は庇護の魔法を解き、候補者同士の争いを許す。ルイとレラの二強、誰もがそう思った時、かねてからの作戦通り少年は自ら前王の嫡子、王子本人だと名乗り出る。
集まった信徒たちを救済と嘯き(うそぶき)洗脳するレラ。彼女は、自分が王子暗殺の実行犯だと明かす。そして『惺教の過ちの眠る場所』で待つと言い残すが、それが何処かジュナにはわかっていた。

魔法学院跡地にて。レラを倒した一行に、レラは真相を語る。王子暗殺に加担したのは妹を人質に取られたためだった。レラは少年にルイの野心を止めることを託す。
ニンゲンに襲われ荒廃する国の姿。それが治療を通じ、レラが幻視したルイの野望だった。残る力で人々に真実を伝えレラは永遠の眠りにつく。王子の呪いが解ける一方、ルイは少年に一騎打ちを宣戦布告した。

 

王都に凱旋する少年たち。人々の多くは彼を王子と信じ熱狂する。いよいよ少年とルイが雌雄を決するかと思った時、ルイは秘術を発動し、少年はニンゲンへと変貌する。
秘術は解けたが、ニンゲンと化した少年を、民衆は殺すべき怪物として罵倒する。追い立てられ、居場所を失った一行は王子が隠れる『エルダの古仙郷』に向かう。

たどり着いた古仙郷で、王子が暗殺者の手にかかり殺されたと知らされる。失意の中、王子の亡骸と対面した少年は、真実を思い出す。自分は、本を依り代に形を得た王子の理想の具現であると。
少年と王子は融合を果たし、本来の姿として蘇る。そして郷の仙女から、いくつかの真実が明かされる。ルイが古仙郷に縁ある事、マグラとニンゲンの正体。驚きの余韻も束の間、暗殺者が現れる。

ゾルバを退けた一行は、急ぎ王都に戻る。不安と焦燥にかられた大衆はルイを救世主として盲目的に信じ始め、乱れた人心を映すかのように、王都の空は禍禍しく染まっていた。

 

前王の巨顔は、英雄の日に王が決することを告げる。もしルイが王宮で何らかの仕掛けをし、国に異変を引き起こしているなら、止めに向かう事がきっと支持率で勝つ事にも繋がるだろう。
人々が正気に戻れば、ルイを上回る道も開ける・・・今はそう信じて進むしかない。王宮へ乗り込み、王が決まるという英雄の日までにこの国の異変を止めなければならない。

一行は空の王宮に向かい、少しずつ人々の正気を取り戻していった。やがて怪物と化したゾルバを討ち果たす。玉座で待ち受けていたルイは、この国に伝わる、王の魔法の秘密をついに明かす。
王笏は人々の不安、マグラを集める神器であり、ルイはマグラを逆流させ、人々をニンゲン化させるつもりだった。ルイは王笏を奪い嵐の向こうに消えた。一行は魔法の発動を止めるべく嵐の先を目指す。

 

いよいよ英雄の日を目前にして、ルイの元に辿り着いた一行。王笏から人々のマグラの強大な力を得たルイだが、同じく人々の信託を得た少年もルイに肉薄する。
勝利が目前に見えた時、ルイは王の魔法を発動させるべく、鎧戦車で空へと逃げる。仲間の捨て身の行動によりルイのもとに辿り着くが、最後の一騎打ちの中、少年は、力を増したルイの凶撃に倒れてしまう。
薄れる意識の中、招かれたのはアカデメイアだった。モアの正体は、若き前王の理想の姿だったという。叶わぬ幻想は捨てろというモアを退け、幻想を力に現実を変えるため少年は再びルイに挑む決心をする。

 

幻想など嘘であり絵空事だと吐き捨てるルイ。だが少年は、幻想を信じる仲間と共にルイに挑む。様々な英雄像を結集し、伝説の『キング』のアーキタイプに目覚めた少年は、ついにルイを王笏ごと打ち砕く。
人々の信託が少年に集まったことの証明として、新しい王が決まった。そして戴冠式から1年余り。解決すべき問題はいまだ山積みだったが、人々の顔は明るいものだった。
かつての旅の仲間たちは、より良い国づくりのため、それぞれの分野で活躍していた。それは王1人に不安を背負わせるのではなく、誰もが支え合う国のあるべき姿だった。

 

一方で、この世界にはいまだニンゲンやマグラによる異変もあった。王となった少年は、自らの目で世界の状況を確かめるべく、仲間たちと新たな旅に出る。まだ見ぬ理想の物語を書くために。

01.王の死〜08.亡き王の魔法

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序盤は体験版でやった内容なのでちょっと記憶があやふやですが、良い機会なので色々振り返ってみます。

ちなみに私は主人公の名前をシヴァにしたので、文中で「シヴァ君」と出てきたら、主人公のことを指すと思ってください。ちなみに私の1周目の育成は、

運ビルド

です。運ビルドとは、レベルアップボーナスは全て運に振り、敵のドロップなどを大量にもらってアイテムなどを買いまくって進めようという、

敵からドロップがあるRPGにおいて私が好む育成プランなのですが、いざクリアしてみると、結果的に今作の運は不遇だったなと思います・・・。

たぶん、運ステ0振りでもなんの問題も苦労もなくクリアできそうな気がするので、ぜひ皆さんは運ステはスルーして5のつく日の鎧戦車のトイレとお香だけで進めてください。

なお私はだいたいのゲームにおいて主人公大好きマンなので、運ビルドといいつつお香はすべてシヴァ君に使うという育て方で進めていきます。

01.王の死

『ユークロニア連合王国』。8つの異なる種族が暮らす世界の一角にそれはある。国王が逝去したが、世継ぎである王子がすでに亡くなっているため、国民は権力闘争による動乱の予感を感じ取っていた。

そんな王国の首都を目指していたのは、エルダ族と呼ばれる少数民族の少年。妖精ガリカを連れた彼は、仲間に秘密の司令を伝えに来た、いわゆる『密使』であった。

この辺は主にゲームタイトルで流れるオープニングの動画と、そのあとヒュルケンベルグと一緒に馬車に乗って王国に向かっているところですね。

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しばらくBGMがなくて寂しかったけど、ガリカが「この世で最初に生まれた魔法は音楽」って言って魔法をかけてからBGMが流れのが印象的でしたね。

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あれ?ということは、音楽は不安からできている??

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「マグラ=不安」以外の説明を聞き逃したかもしれないので、ちょっとエルダの古仙郷行ってきます。

02.特命

少年の組織が仰ぐのは、暗殺されたはずの王子。王子は側近らに救われ、かろうじて命をとりとめていた。しかしその身に受けた呪いで、徐々に衰弱し、今では眠り続けるだけとなっていた。

賢明なる王子の意思を継ぎ、国を動乱から救うべく結成された組織に、身寄りのない少年も拾われ、育てられたのだった。少年は組織の指令を仲間に伝えるため、軍への潜入を目指す。

たしか馬車に乗ってるときに賊に出くわし、ヒュルケンベルグに蹴られてワームのいるトラディア砂漠に放り出されて、そこではじめてメニューが開けるようになるから、

あらすじ1と2は同じタイミングで見れるようになったんですよね。たしか。

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しかし、この時点でミスリードを誘われてますね。P4のガソリンスタンドといい、冒頭から仕掛けてくるなあ。

【追記】ヒュルケンベルグじゃない!

ごめんなさああいいぃ!!!

蹴飛ばしたのは賊の長っぽいクレマールでした。ヒュルケンベルグじゃなかったです。それにしてもこの賊長、

クレマールの割に力が無いのか、または実はエルダのピンチ力が凄いのか、本1つ奪えずに汗かいちゃうあたりちょっと可愛いですね。

03.北部国境の砦

新兵として軍に入隊した少年は、計画通り仲間がいる『北部国境の砦』に向かう。砦へ向かう馬車の道中では、入隊の際助けてくれたクレマール族の青年、ストロールと再会する。

長旅を経て、砦付近に辿り着いた一行。そこに深手を負った兵が現れ、警告とともに気を失う。引き返し応援を呼ぶことを進言するストロール。しかし、兵士長は新兵に砦への進軍を命じる。

兵士長の名前、何でしたっけ。クリンゲル?改めて見ると肩章が色付きなんですよね。ということは、もうちょっと進んだ先に居る大聖堂の白肩よりも格下ということに。

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2周目では是非ステータスも比べてみよう!

04.暗殺指令

現れた異形の怪物『ニンゲン』に襲われる少年たち。殺されかけるストロールを前にし、少年にある力が目覚める。そして、圧倒的な力でニンゲンを撃墜することに成功する。

目覚めた力やニンゲンとの遭遇に戸惑いながらも、ストロールを助け出した少年は、組織の仲間、グライアスと合流する。ガリカは指令を伝える。王子に呪いをかけた大罪人『ルイを暗殺せよ』と。

初めて見たりんご型ニンゲンはマジでキモいと思いましたが、それ以上にニンゲンに実在するモチーフがあったことに驚きましたね。

興味ある人はヒエロニムス・ボスのwikiや、名古屋市美術館のミュージアムショップを見てみてください。

こちらのページから引用

序盤で見たこの卵のやつとか、

こちらのページから引用

中盤や終盤で見た耳のやつとかが見れます。

ちなみに私、この時点ではストロール君はどこかのタイミングで死んで、グライアスと3人目の仲間が入るものだと思ってました。

たま

なんで?

ono3

グライアスの方が主力っぽい顔してたから。

まあ結果的にはグライアスが死ぬんですけど、せっかくならローグ族とイシュキア族のプレイアブルキャラも欲しいなと思いました。

・・・っていうか、シヴァ君らがリンゴニンゲンと戦ってる時、グライアスは何してたんですかね?物語の中で言及ありましたっけ?

05.幻想と現実の狭間で

呪われた王子を救うためには、ルイを暗殺する必要があった。決意を確かめ合ったその夜、少年は夢の中で幻想小説家モアと出会う。彼は少年がてにした謎の力『アーキタイプ』に詳しい様子だった。

その力は英雄だけが持つ、世界を変える力だとモアは言う。謎の力と暗殺指令を胸に一行は国葬に現れるであろうルイを暗殺するため、王都への近道である『ノルド廃鉱山』を目指す。

モアの肩書って幻想小説家だったんですね。「私が幻想小説を書いたよ」っていうのは聞いてましたが、なんかこう肩書は記憶喪失の男とか、そういう類だと思いこんでました。

アーキタイプが集まると記憶がだんだん蘇り、支援レベル8になったときにすべての記憶が明らかになる。と思ったら、「教えない方がいい」とか言って聞けませんでしたが、

最後の最後で、モア自身がユトロダイウス5世であることを明かしましたね。っていうか、

まさかあらすじの見出しに場所の答えが書いてあるとは。

06.2人目の覚醒者

国葬での暗殺計画遂行のため、『ノルド廃鉱山』を抜けようとするが、彼らを待ち受けていたのは兵士長クリンゲルだった。彼は、ルイの名声のため新兵を危険な任務に送り込んだことを明かす。

真実を知り、怒りに燃えるストロール。少年と同様の力に目覚めた彼は、兵士長を打ち倒す。これ以上ルイの犠牲を増やさないためにも、一行は力を合わせて廃鉱山を抜けることに。

ストロール君のアツい覚醒器シーンが見られるところ&私が1周目でいちばん後悔してるのがこのノルド廃鉱山ですね。

後悔してるのは鉱山というかドラゴンなんですが、たしかグライアスだったかな?「避けて進もう」って言ってたから、私素直に避けて通ったんですよ。

そしたらXでドラゴン倒した報告が相次いでるじゃないですかww もうね、まじかと。

うちの妻もドラゴン倒してて、ファイター用でそこそこ長く使える炎の剣みたいのを拾ったようで、羨ましかったです。


ちなみに最後らへんのクエストで山師ジンを追いかけるとき、「ノルド廃鉱山の方に〜」って言ってたので「よっしゃ行ける!!!」と思ったんですが、

直接ジンの鎧戦車に乗り込むタイプのクエストで、残念ながら廃鉱山には行けませんでした・・・。

諦めきれず、10/26に恐王星に向かう時もノルド廃鉱山に向かおうとしてみましたが、ガリカに怒られてしまいました。

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というかなんで行けないんですかね?アプデで、廃鉱山と北部国境の砦にも行けるようにしてくれー。

間違っていなければ、作中のマップで1度は行けたのに後で行けなくなるのはこの3箇所だけだと思いますが、

・北部国境の砦
・ノルド廃鉱山
・竜宮神殿

うち竜宮神殿には三竜討伐で封印が解けると行けるようになるので、北部国境の砦とノルド廃鉱山もワンチャンDLCで行けるようになる予定があるのかも。

※竜神の槍を入手後に行けなくなった竜宮神殿

まあ仮に行けるようになったとして、廃鉱山は恐化したドラゴンを倒すのが目的でしょうが、北部国境の砦は何でしょうね?なぜニンゲンが出てきたか、みたいなストーリーかな??

それか、砦でアルセスの遺物を探してマリアのお母さんを見つけるサブクエとかだったら個人的に胸熱です。

07.蜜蜂のささやき亭にて

国葬の前日までに王都に戻ってきた一行。彼らは酒場宿『蜜蜂のささやき亭』に身を寄せる。そこには、女主人ファビアンヌとグライアスの一人娘、マリアがいた。

グライアスは国葬の最中こそがルイを狙う唯一にして絶好の機会だと暗殺計画の全容を語る。実行者はグライアス。少年たちは兵として大聖堂に潜り込み、騒ぎを起こしてルイの気を引く陽動役を任される。

(クリアした今でも気を抜くとダライアスに見えてしまいます)

ここで1番気になることはやっぱりファビアンヌさん・・・ではなく、マリアのお母さん、グライアスの配偶者のことですよね。

私が覚えている限り、作中に出てきて話せるイシュキア族の女性は

・レラ
・王都の夜店にいる画家

くらいしか居ないはず。あと性別が明らかにされていないのは、ストロール君に土地を売ろうとしていた貴族くらいかな。でもたしかビジュアルは男性だったので違いそう。

候補者のジュリアンも男性なので、多分ですが実質イシュキアの女性で登場したのはレラと画家の2人ということに。あとは作中には出てないけどレラのお母さんか。


以下妄想


たしかローグ族はアルタベリーで権威ある種族で、アルセス(グライアス)は王子の剣術指南役をしてたくらいの人物。

王子暗殺計画中にフォーデンがレラ(12)と話した時、シグナス家は惺教に殉ずる暗躍一家みたいな話が出てたので、

王家の情報目当てにシグナスママがアルセスに近づくことも可能性としてはあるよね。こういう時代なら。

とするとレラとマリアは異父姉妹ということになるが・・・ちょっと無理あるか。いやでも、レラは10代で王国一の魔道士、かつ教会で平民を治療する聖母。

そしてマリアは治療コミュ主。なにより聖母といえばマリアでしょ!?みたいな強引なこじつけができちゃう気もするので、異父姉妹の可能性はあり得るのかな?

情報がなさすぎて考察じゃなくて妄想になってますが、妄想だと終わりがないので一旦この辺で区切ります。

もしかしたらプレミアム・アートブックに載ってるかもしれないので早く買いたいけど、妻がクリアするまでは待つことにしたので少々待機。

モブとの会話でそういう話が出てくるのかもしれないので、2周目以降は全会話をメモしながら進めてみるかな。もしくは北部国境の砦DLCはよ。

08.亡き王の魔法

国王の葬儀にルイは現れた。王家の花とニンゲンの死体を伴い、新王を僭称(せんしょう)するルイ。それに応えるように『王の魔法』が発動。王宮が浮上し、その底面に前王の顔が現れる。

王の巨顔は宣言する。『次なる王は、国民から最も信託を得たものとする』。騒ぎに乗じ、ルイを暗殺しようとするグライアス。しかし、王の魔法により逆にルイに討たれてしまう。

葬儀が大混乱に陥る中、ルイ部下の死人使いの男は大聖堂を占拠する。『厄災の日を待て』と言い残し、人質もろとも立てこもる。居合わせた赤髪の騎士、ヒュルケンベルグとともに、人々の救出にのぞむ。

グライアスが死ぬのはちょっと驚きましたが、考えてみたらあれだけ公の場で暗殺を狙った時点で、暗殺が成功しても失敗してもグライアス生存ルートはほぼ無いのか。

そしてゾルバ。最初は正直ただのイタい人だと思ってたんですが、いざクリアしてみると唯一ルイ様に最後まで付いてきた人物なので、

何か1つ信じたものをずっと信じ続けるという点では、作中ではルイ様や主人公らに続き、一貫して意思がブレてない強キャラなのかもしれないですね。


ところで王の魔法について。作中ではちょっと使い方に関して分かりづらい部分があったので考えてみます。

まず王の魔法が発動したこのタイミングで王宮ごと空に浮いたわけですが、なぜか王笏は大聖堂の最深部に置いたままなんですよね。王のしもべ(マグラ収集用の竜の像)は王宮にあるのに。

しかもルイ様に至っては王のしもべが破壊されたあとに王笏を使っていたので、魔法を唱えるには王笏だけがあれば良く、詠唱に王のしもべは不要ということが分かります。

また、ルイ様自身は自分の力ではアーキタイプを使えず、王笏の力を借りてはじめてアーキタイプが使えるということになりますが、

そういえば主人公パーティの金属っぽい何かに包まれるように変身する姿とは真逆に等しい、全裸に金属の装備みたいな姿をしていますね。これは何か意図があるのか。

しかも、どこぞのサイファーさんだったら翼は6枚または12枚だと思うんですが、今回は8枚という半端な枚数。まあこれはサイファー氏とは関係ないというPRでしょう。

話を戻します。その他、王笏に関して作中で出ていた情報は、自身の死を王の魔法の発動条件にしたという話くらいのはずなので、王笏と王のしもべ、王の魔法はこんな感じになるのかと。

1.竜の像でマグラ(MP)を集める
2.集めたマグラを王笏に流し込む
3.王笏を使って王の魔法を唱える(ここでMP消費・詠唱時に竜の像は不要)
4.ユトロダイウス5世の死をきっかけに王の魔法が発動(リレイズみたいな)

ただ、見聞録によると王笏は“周囲のあらゆる者からマグラを吸い集めて膨大に蓄えられる”とあるので、それだと王のしもべ要らなくない?って思っちゃいますね。

もし王宮じゃなくて、各主要都市やエト・リアに置いてあるなら、その地域のマグラを集める吸引器的な位置づけになりそうですけど、4つとも昔から王宮にあるんですもんね。

それでも王のしもべが必要な理由を探すと、王のしもべは蓄電池みたいなもので、それを王笏に入れることで初めて王笏が機能すると思えば、王のしもべも要るのかなと。(まあそんな描写ありませんが)

あと気になることといえば、5世はいつ詠唱したの?という点。あれだけ溜め込んだマグラを使うってことは、地殻変動まではいかなくとも何らかの異変はあるんじゃないの?

まあルイ様も詠唱らしい詠唱はなく、うおおおお!!!って叫ぶ感じで魔王に変身できているので、特に詠唱に時間はかからず、周りに影響も及ぼさない。という解釈が良いのかも。

・・・王笏の話は長くなるので一旦ここまで。我ながら半端かつ駄文な仕上がりになってしまった。また別途ちゃんと時間かけて考えよう。

09.放浪の元近衛騎士〜16.鎧戦車での旅立ち

09.放浪の元近衛騎士

大聖堂の崩落で足止めを余儀なくされる一同。ヒュルケンベルグの正体は、王子の襲撃に居合わせた元近衛の騎士だった。同時にグライアスが過去、王子の剣術指南役だったことを告げる。

グライアスの仲間だという少年を信じ、協力を申し出るヒュルケンベルグ。占拠されたレガリス大聖堂を取り戻すため、別の入り口である地下納骨堂からの侵入を試みる。

このときのヒュルケンベルグは、シヴァ君(主人公)のことを馬車から蹴飛ばした相手くらいにしか認識してなかったと思うんですが、【追記】蹴飛ばしたのは賊長でした。

確かアルセスの知り合いというだけで行動を共にしたと思うので、割と人を信じやすいタイプなのかなと。1ヶ月くらい前の記憶なので要確認ですけどね。

まあ何年も王子を探して1人で放浪していて、5世の崩御を知り王都に戻ってきた直後にこれなので、混乱もあったのかなと思います。

・・・うーん。記憶が曖昧だ。多分この辺は2周目やりながら書き直しますね。

10.復活の騎士

地下納骨堂で彼らを待ち受けていたのは、死人使いの魔法で傀儡(かいらい)と化したグライアスだった。屍となり圧倒的な力を見せるグライアスに、ヒュルケンベルグは王子の元へ逝くことを願う。

だが『王子はまだ生きている』という少年の言葉に騎士の矜持を取り戻した彼女は、力に目覚める。王子の生存や組織の目的を知ったヒュルケンベルグは改めて少年たちの同志として共に大聖堂を目指す。

ここ!ここは気になってました。

いや、「王子生きてた!嬉しい!私も生きる!→覚醒器」の流れはとても良いと思うんですよ。でも、”特命は絶対に秘密”ってのが前提にあったのに、

ゾルバが遣わした死人グライアスの前で王子生存を漏らしちゃうのは、ちょっとどうなのよと。

まあ言わなかったら覚醒どころかそのままお亡くなりになった状況だと思うので、目の前で死にそうな人を助けられるなら言ってしまうのは分からないではないんですが。

まあ、それはそれとして次行きましょう。

11.死人使いゾルバ

大聖堂に籠った死人使いの男、ゾルバの正体が明かされる。彼はかつて工兵で、ルイに心酔するようになって人が変わってしまったという。狙いは、大聖堂に保管されている王笏のようだ。

彼が予言していた『災厄の日』も気になる。何を起こす気かわからないが、彼の企みを止めなければ、この街に未来はない。

無料体験版はここまでだったかな?

厳密にはこれの途中の白肩までだった気がする。詳細はこちらをご覧ください。

・・・というか、私も久しぶりに上の投稿を見返したら、すごく恥ずかしいことが書いてありました。それは、

\ 本編の展開予想 /

恥ずかしいついでに、そのままコピペしてきたので振り返ってみます。

・少なくとも当分は王権争いの話→期間が短いので、まだ続きそう
→×:王権争いで終わった

・王になった後で、2つの国と8つの種族に関連したクエストがはじまる
→×:王になって旅立って終わった 

・国めぐりしてたらモアの記憶が戻って、部屋にある黙示録が見れるように
→△:記憶は戻ったけど黙示録はまだ見れてない(2周目で見れる?)

・(メタファーの)中身は世界創生の話で、自分たちが人間によって創られた存在だと知る→ニンゲンじゃなくて人間
→△:ニンゲンは人間だったけど、むしろ幻想小説が作中で創られた世界の話だった

・ついでにこの世界はこの島だけで、島の外は存在しないことも明らかに
→×:島の外の話は出てこない

・南にいる巨大タコを倒すとモアの記憶が完全に戻りメタ発言をしはじめる→アバチュ的な流れに。今年アバチュ20周年だし、メタファーはアバチュの系譜??
→×:巨大タコはニンゲンだったし、アバチュは関係ない

・タコを倒した者だけが人間と対話できる存在として上位次元に招かれる
→×:タコを倒すとエト・リアに行けます

・最終的にはリアル世界で何年後かに起きる行き過ぎたAIやVRに警鐘を鳴らす話に
→×:全く該当せず

(^_^;)

暖かく見守ってくれたすべての読者に感謝を!!

12.大聖堂解放戦

ルイの部下、死人使いのゾルバを倒し、彼が操るニンゲンの骸も打ち倒した少年たち。大聖堂が解放された頃、街は王の後継についての話題でもちきりになっていた。

次期王候補はルイと惺教(せいきょう)の最高位フォーデンの実質二強だと人々は噂する。そして王位継承について近々、惺教から重大発表があるという。人々は期待と不安を抱きながら来たる日を待つ。

私この連戦、最初ギミックが分からず直接心臓を狙ってたこともあって、結構キツかったんですよね。

でもこれ死んだらゾルバからやり直しかー。と思ってアイテム使いまくって倒しました笑 私はどちらかと言えばエリクサー症候群気味なのですが、そういえば本作ではガンガン使ってましたね。


ところで、いざ振り返るとメタファーって

フォーデンがすべての元凶

ですよね?詳しくはまた別投稿で詳しくまとめようと思うんですが、

STEP
ユトロダイウス5世がエルダ族の首長に一目惚れ

ママと結婚して王子を授かる。幼きルイ様は5世の言動に夢を抱く。

STEP
フォーデンが権力を握る

これに王様は意気消沈。信者に限らず、数が多いって単純に強いんですよね。

STEP
フォーデンがエルダの古仙郷を焼き払う

ルイ様ブチギレ(誰が憎いだの、何が悔しいだの、そんな次元の出来事ではない)

STEP
フォーデンが王子暗殺を計画

レラ(12)を利用して王子に呪いをかけるも、優秀な子どもという理由でルイ様が殺害疑惑をかけられる。

なお表向きは王子死亡なので、

権力を奪われ、妻の生家が里ごと焼かれ、子どもも殺害され、と書くとだいぶ酷いな。

妻も子どもも居なくなった王様はその絶望から生きる目的を失ってしまう。そりゃそうだ。ということは、この辺からずっと寝たきりなのかも??

というか、アルセスらが「王子生きてるよ!」ってちゃんと5世に言っておけば、もうちょっと政権復帰できたんじゃないの?という気がしないでもないです。

STEP
ルイ様がユトロダイウス5世を殺害

そして本編へ。

2と3は順番が逆かもしれないので確認して間違ってたら修正しますが、フォーデンが居なかったら別の物語になってたのか。

権力って、そんなに魅力的なものなんですかね?

13.惺教の発表

惺教府から正式に次の王が人々の信託で決まる旨が告知された。それはつまり、支持さえ集まれば、平民でも誰でも王になれるということ。沸き立つ人々。しかし少年たちは途方に暮れる。

有力な候補者の生命は王の魔法によって庇護される。つまり少年たちではもうルイに傷一つつけられない。呪いの解けない王子を案じる少年たちのもとに、ファビアンヌがマリアの行方がわからないと告げる。

暗殺が目的なのに暗殺ができなくなることに絶望を感じつつ、ひとまずマリアを探すシーンですね。ここはそんなに思うところがなかったので、ここで一言。

私はバジリオよりファビアンヌさんと冒険したかったです!

アーキタイプは料理人でお願いします。

14.少年の決意

父との思い出の大聖堂にマリアはいた。なぜ父は死んでしまったのか。マリアの涙に、少年は国の状況を変える必要を痛切に感じる。そんな中、王子の呪いを解く設計図をルイが持っている可能性を知る。

惺教から『王権競技会』開催の布告がなされる。それは三大都市を巡り、王の資質を試すもの。少年は呪いの設計図を持つルイに近づくために、自ら候補者として競技会へ参加することを決意する。

あれっ?これなんで呪いを解く設計図の話が出たんでしたっけ?完全に忘れてるな。。。

まだジュナともレラとも接点が無い時期だと思うので、ガリカの意見??まあガリカというか、

お母さんの意見な気もしますが、ここはちょっと要確認ですね。

15.勇者品評会

『王権競技会』最初の競技は『勇者品評会』。より大きな首を狩る事が求められ、候補者たちはこぞって怪物退治に乗り出す。そんな中、古城の街マルティラを騒がす人さらいのことを知る。

首の大きさを競う品評会で、ストロールはあえて怪物ではなく人さらいの『ハイザメ』を狙うと言う。マルティラの警備隊長バードンの切なる思いを聞き、少年たちは標的をハイザメに絞る。

ここも気になってました!だって賞金首の画像、完全にあの黒い鎧を着た将軍じゃないですか。

っていうか、あの将軍ホントに何もしてませんよね。首脳会談みたいな場所に座ってただけで、たしかロクな意見も言わずに登場しなくなった気がする。

こういう各キャラの情報もまとめたいなー。時間かけてゆっくりやるか。

16.鎧戦車での旅立ち

歌姫ジュナの歌とともに幕を上げる『王権競技会』開会の儀。候補者が続々と鎧戦車とともに現れるが、そこにルイの姿はなかった。少年たちの手配した車はいまだ現れず、期限が迫る。

その時、轟音とともに1台の鎧戦車が会場に現れる。鎧戦車技師、ニューラスが操縦する鎧戦車に乗り込み、少年たちの旅が慌ただしく始まる。向かう先は古城の街マルティラだ。

私これ勘違いしてたんですが、無料体験版の最後にあったPVみたいなやつで登場したユーファとジュナがごっちゃになってて、

てっきりジュナの白いバンダナっぽいやつの下に第三の目が隠れてると思い込んでたんですよね。

なので、歌姫として登場したとき「あれ!?バンダナないのに目がない!!?」ってなりました。

そんなジュナは元奴隷。生い立ちだけ見ると、マグナス兄弟と同じか内容によってはそれ以上に不遇だったようにも思えます。

奴隷時代はこの姿だったのか、それとも年相応に変身していたのかは謎ですが、ニディアが奴隷っていう話は作中ではジュナ以外いなかった気がします。何か理由があるのか?

んー。やっぱ全キャラのこういう設定を全部追いたいですね。やりたいこといっぱい。

17.傑物ルイとの接近〜24.海洋都市ブライハーヴェン

17.傑物ルイとの接近

マルティラへの道中、フォーデンの腹心ギドと戦うルイの部下グローデルを見かけた少年たちは、ルイに取り入るため、助太刀する。偶然同乗していた歌姫ジュナの元に、ルイが飛行鎧戦車で現れる。

ギドを退けた彼らに少なからず興味を抱くルイだが、配下に加わるなら力を示せ、と言い残して去る。マルティラの街に辿り着いた一行は、ハイザメを捕えるため、街の領主ジョアンナと面会する事に。

マグナス兄弟の初登場シーンですね。ちなみに私が最初に抱いたこの兄弟の印象は、

ロペとアキラ先輩でした。

あと、ゾルバ→グローデル→マグナス兄弟という流れで出てきたので、

ルイ様の部下、なんか皆おなじ系統だ・・・」とも思いましたね。

ルイ様は黒と紫がお好き。

18.光砂を目指して

住民が連れ去られる事件に胸を痛めるジョアンナは解決してくれれば、少年たちを支持すると言う。しかし、ハイザメの根城『大砂蟲の巣』の対応策はなかなか見つからない。

悩む彼らにバードンの部下モリスが情報をもたらす。『光砂』と呼ばれる特殊な天候下では、大砂蟲をはじめ、ほとんどの怪物が大人しくなると『光砂』の日を狙い一行はハイザメの根城を目指す。

解決してくれれば少年たちを支持=ハイザメを倒して顔デカ赤ちゃんは残る=街から人が消え続ける=モリスは途中で逃げる=モリス生存ルートというDLCが・・・来ないですね。

考えてみれば主人公以外のキャラは皆死にかけているので、もしメタファーif的なものでキャラ変したストーリーが出るならやってみたいですね。

●主要キャラ死亡ルート
・ストロール:クレマール → りんごニンゲンで死亡
・ヒュルケンベルグ:ルサント → 死人グライアスに殺られる
・ハイザメ:ユージフ → 主人公らが討伐
・ジュナ:ニディア → グローデルに殺られる
・ユーファ:ムツタリ → 生贄を止められず
・バジリオ:パリパス → ルイ様ビームで兄の代わりに死亡

●既存キャラ加入ルート
・バトリン:クレマール → 惺教の言うことなんざ嘘っぱちだ!
・グローデル:ルサント → お前つええな的なノリで
・リナ:ユージフ → あんたと一緒に居たほうが工房を宣伝できるね!
・エディン:ムツタリ → 妹の代わりに
・フィデリオ:パリパス → 弟の代わりに
・アルセス:ローグ → ヒュルケンベルグを倒したときに魂もらう感じ
・レラ:イシュキア → ジュナのいない世界なんて・・・

こうやって見ると、ニディアってジュナとアロンゾ以外に作中に登場してないんですね。してないよね?強いて言えば、ブライハーヴェンにいる曜日変わりのアクセサリー屋くらいか。

ついでに、あいにくクレマールにはバトリンがいるからモリス参戦は無いし、パリパスにはフィデリオがいるのでファビアンヌさんも無いな。無念。

バトリンもバフ役でなんとか戦えそうだし、レラとアルセスが入れば9種族全員でパーティ組めるようになるし、これは割と楽しめるんじゃないか?

というわけでフリーシナリオ版メタファーif、お願いします!!

19.大砂蟲の正体

ハイザメの根城である大砂蟲の巣を訪れるが、大砂蟲は大人しくしているどころか、暴れ始める。しかもその正体はニンゲンだった。呑み込まれてしまった一行は、体内からの脱出を目指す。

これスクショ撮り忘れたんですけど、たしか右上に出る目標みたいなコメントのところが「はやく肛門から出ろ!!」みたいなタイトルでしたよねww

2周目したら絶対スクショ撮るんだ。うろ覚えなので全然違ったら恥ずかしいな・・・。

20.いざ、ハイザメ退治へ

ニンゲンの体内から、何とか脱出することができた。体に染みついた匂いを気にしながらも、改めて人さらいであるハイザメを捕まえるために、一行は大砂蟲の巣へと乗り込んでいく。

ヒュルケンベルグほどの一人旅マスターなら、鍋やおたまは常備しているに違いない。でないとあのイベントの説明がつかない。

21.無実のユージフ族

戦いの末、ユージフ族のハイザメを捕まえた一行。しかし一行をニンゲンから庇った彼の姿は凶悪な人さらいからは程遠かった。別の犯人の存在を疑いながら、街に戻る。


その晩、ハイザメを捕えていたにもかかわらず、新たに住民がさらわれる。ハイザメの無実を確信し城を訪れるが、弁明の場で何かに気づいたハイザメはその場から消えてしまう。

分身と言えば影

これはまだ向こう50年は変わらない法則でしょうね。

にしても、鎧戦車の中にいてお城の地下にいる顔デカ赤ちゃんの移動音が聞こえるって、ユージフはみんな日常生活でストレス溜まってそうですよね。

22.ハイザメの怒りと覚醒

ハイザメが怪しいと踏んだ城の地下水路で、さらわれた子供を運んでいるモリスを発見する。事件を見て見ぬふりしていた自分への怒りがハイザメを力に目覚めさせる。

怪物を退けたが、モリスには逃げられてしまう。モリスが行った凶行の真相を求め、少年たちはクリアンテ城の地下の最奥を目指す。

ここで盗むが解禁になってからというもの、私は雑魚ボス問わず全敵に盗むをしてから戦闘していましたが、割と成功率高いなと思いましたし、

運いらねー

とも思いましたね。。。ほんと今作の運は不遇なイメージです。

23.哀しき母の覚悟

クリアンテ城の隠された部屋に辿り着いた一行は、ニンゲンを亡き子供に重ね合わせて世話をするジョアンナを目撃する。さらわれた住人は全て、ニンゲンの餌として捧げられていたのだ。


倒したニンゲンの首を曝さぬよう、ジョアンナは自らを品評会にかける『首』とすることを乞う。一方、疑いの晴れたハイザメは一行の目的を知り、その大義を共にしたいと、同行を申し出る。

ここもちょっとうろ覚えですが、確かジョアンナの実子が他種族との混血だったか奇形児だったかで、当時の家政婦(?)が良かれと思って殺害した。

みたいな描写があったと思うんですが、その子と顔デカ赤ちゃんの関連については説明なかったんですよね。たしか。

最後の方の説明だと、マグラ(不安)が制御できなくなるほど集まるとニンゲン化するっていうのは結局エルダ族に限らない話だと思うので、

だとするとこの赤ちゃん(大)は、登場していないジョアンナの夫が我が子を失った悲しみから変わり果てた姿とか、

あるいは多忙な夫に嫌気をさして離れていったバードンさんの元奥さんまたは子どもという可能性もある??うーん。分からん。情報不足だ。

「こういうのはちゃんと整理してから書けよ!」と言われてしまいそうですが、

私の記憶はモリス君のインパクト死に上書きされてしまったので、許して。

24.海洋都市ブライハーヴェン

『勇者品評会』の会場、海洋都市ブライハーヴェンに到着した一行。かつて一大海洋国家だったオセアナの首都の活気のある港街の様相に、彼らは胸を弾ませる。

街には自慢の『首』を携えた候補者たちがすでに到着していた。一介の泡沫候補である少年の名を気に留める者などいないようだった。彼らは、後から合流するジョアンナを待つ。

ブライハーヴェンは音楽がいいですね!もちろん街並みも良いし、虫じいもいるし、ストーリー展開的にも重要なところだしと良いところいっぱいありますね。

ただし!

闘技場の30連戦だけはいただけないですね。私がメタファーに思う数少ない不満の1つです。

今はただ長いだけで全然面白くも美味しくもないので、せめてもっと豪華賞品を貰えるようにするなり、連戦中のロードがなくなるようなアプデをお願いします。

あと浮いてる水球!

この地特有の現象として描かれていたので、せっかくならあれに関連したイベントも欲しかったなーと思います。

25.もっとも重い『首』〜32.巫女と竜神の槍

25.もっとも重い『首』

開催された『勇者品評会』。大怪物を仕留めたフォーデンに支持が集まる中、ジョアンナが現れる。彼女はマルティラの惨劇の真実を告白し、自らを少年の『首』だと主張した。

フォーデンはジョアンナの首を刎ねるよう命じ、その首の重さは大衆の認める所となった。惺教の罪を暴き、注目を浴びた無名の少年に対し、ルイも一目を置く素振りを見せる。

ジョアンナさんの生い立ちから懺悔までの話は、それだけで1冊本が書けそうなくらい深そうですね。夫と子どもについて調べねば。

そういえば南海にいる本物の怪物はタコニンゲンだったので、ここでフォーデンが退治してきた大怪物()はただの雑魚イカだったんですかね。

王の魔法による庇護があったとはいえ、なんやかんや他の候補者とは全員戦ったので、フォーデンとギドとの戦闘もあって欲しかったなと思います。

26.ルイの軍門へ

ルイの部下マグナス兄弟の案内で、飛空戦車『カラドリウス』に赴くことになった一行。ルイと対面し、その配下に加わることを認められる。一方、ガリカは車内で呪いの設計図の所在を探る。

ルイは少年に、後日開かれる夜会への参加を許した。その後合流したガリカから設計図の在りかについて報告を受ける。狙うなら、夜会の日が絶好の機会。それまでに潜入経路を確保することが急務に。

カラドリウス、私ここの左舷廊下に行けてないんですよね。まさか裏側から行けないとは思いませんでした。

左舷だけにあるアイテムがあるかもしれないので、2周目は左舷を選ばなければ。というか対戦する中ボスも違うんじゃ?ということはドロップも違うはず・・・。

27.カラドリウス潜入作戦

夜会までに、呪いの設計図があるルイの私室への潜入経路を確保した少年たち。満を持して夜会の日を迎えた少年とガリカは夜会を抜け出して、カラドリウスへの潜入を試みる。

ここ!

ここですよここ!ここに、私の数少ないメタファーへの不満その2があります。

これ要りました?

いや、話の展開上は確かに外からルイ様の私室に向かわないと間に合わないんですけど、ジャンプの動きとかアップになる箇所とか、ここだけなんか質が悪く感じたんですよね。

また、幸い私は1発クリアできましたが、妻はアクションゲームが苦手なのでここで3回くらい落下して死んでまして、ムキーーッ!!ってなってました。

瞬時にボタンを押す必要があるQTEとは一応違うものの、今までと違う操作を求められるという点では同じなので、それまでと毛色が違いすぎて私と妻は受け入れ難かったです。

余談ですが、私がはじめてQTEを知ったのはシェンムーです。(でも同じようなのはソニックアドベンチャーのクジラから逃げる所でもあったような気がします)

28.歌姫の真実

突然の飛行や横転に巻き込まれながらも、ルイの私室に忍び込むが、そこでジュナと遭遇する。敵ではない様子だが、現れたグローデルにジュナは捕まってしまう。だが秘めた力が彼女にも目覚める。


追い詰められたグローデルは不意打ちで少年を襲うが上位候補となったことで庇護の魔法が発動する。ジュナは駆けつけたマグナス兄弟に、死体となったグローデルこそが裏切り者だと告げる。


少年を次の送迎係と定めたジュナは、鎧戦車に来ると実は自分も『組織』の工作員だと明かす。一行は、王子の解呪のために手に入れた設計図を国一番の魔法治療師レラに見せに行くことに。

グローデル「いけ!ヘクトー!」
ヘクトー「わんわん!!」

グローデルはメタファーの世界で1人だけポケモンバトルでもしてるの?と聞きたくなるほど100%わんこ任せで、自分では一切攻撃してこなかったですね。

最初から噛ませ犬感が強いキャラでしたが、見ようによっては見事にその役目を果たしたとも言えそうです。あとそう。ブライハーヴェンの居酒屋で話かけると、

軍ではルイ様の同期

であることが明かされます。どこで差がついたのか。覚えてたら後日ここにスクショ貼ります。

29.次なる課題

転移魔法を用い、王都のレラの元を訪れる一行。レラはジュナの血の繋がらない姉だった。しかしレラからは、設計図は半端で、解呪は難しく、術をかけたルイを倒すしか方法はないと告げられる。

上位20名に残った少年に、競技会の次なる課題、『神器の奉納』が告知される。フォーデンへの対抗を企むルイは、少年たちに神器のひとつ『竜神の槍』を手に入れてくるよう命じる。

ここらへんの物語が進む感じ、良いですよね。

ブライハーヴェンに行く前のジュナが歌うときだったかな?ジュナが「姉さん何してんの」みたいな感じでつぶやくので、そこで2人が姉妹であることは分かってたんですが、

ここでジュナがシグナス家に拾われたと説明が入ったことで、異種族なのに姉妹ってどういうことなの?という疑問が解消されました。

しかし、この時点でレラが王子の呪いをかけた術者だと予想できた人はどのくらいいるんでしょうね?私はシヴァ君らと同様に、思いっきりルイ様が術者だと思ってました。

なので、もしかしたらこのシーンでレラの挙動に不審な点があったかもしれないですが、1周目はそういう目で見ていないので、2周目にはチェックしようと思います。

30.ビルガ島上陸

竜神の槍があるとされるビルガ島に、海上走行用に改造された鎧戦車で向かう少年たち。途中、凶悪なニンゲンに襲われるも、マグナス兄弟と力を合わせ撃退する。

何とか島に上陸するが、島民に捕まってしまう。脱出の道中、深手を負った長エディンを助けるが、巫女の妹が生贄として、竜神に捧げられるという。一行は竜神の槍と引き換えに巫女の救出を約束する。

捕まったところにバトリンが居るのは面白かったですね。

しかし、フォーデンが倒しそびれたタコニンゲンのおかげでお兄ちゃんが足に怪我を負い、その怪我のおかげで竜宮神殿を自由に行動できたと思うと、

その点ではフォーデン様々なのか??んなことはないか。

31.生贄の覚悟

竜宮神殿で巫女ユーファを見つけるも、生贄となる覚悟は固く、このまま帰る気はないらしい。異変の原因を確かめるためにも、竜神の祀られている神殿の最奥まで一緒に連れていくことを約束する。

ユーファ「私は巫女としての役目を果たします(生贄になります)」
ジュナ「決めた!私あなたを絶対連れて帰る」
ユーファ「私の話聞いてました?」
ハイザメ「バカしかおらんな」

私この流れ好きです。


さて突然ですが、生贄信仰なんて当然いまの日本にはないですよね。でも、◯◯しなければならない信仰みたいのはある気がします。

それが誰から見ても大事な場合もあれば、周りから見ると変な場合もあるわけで。例えばそうですね、私は当事者ではないのでどこまでが事実か分りませんが、

ビッグモーターの恐怖政治みたいなのは、もちろん経営層が悪だと思うものの、社員の根底にも入社したらその会社に尽力しなければいけないみたいな気持ちがあると思うんですよね。

もちろんその気持ち自体は悪くないことだと思うんですが、それを経営層に利用されたり、またはその気持ちを部下や後輩に強要させると話が違ってくるなと。

・・・安心してください。今メタファーの話してます笑


単語としてのメタファーの意味って「暗喩」だと思うんですが、もしかしたら作中に登場する出来事はすべて現代の出来事の暗喩かもしれない。

と思って見ると、また違った側面からメタファーを楽しめるかも。と思ってまして、

「じゃあ生贄信仰って何が置き換えられてるんだろう」と思って浮かんだのがサラリーマンだったので、ちょっと思いつくがままに書いてみました。

王権争いなんてまさに選挙だし、他にもいろいろ現実世界の暗喩があるかと思うと、やっぱり2周目が楽しみです。

もっとも、2周じゃ足りないでしょうけどね。

32.巫女と竜神の槍

少年たちは異変の真実を見極めようと、巫女ユーファともに神殿の最奥に向かう。そこで見たのはニンゲンに取り憑かれ、変わり果てた竜神の姿だった。

生贄では救えない現実を目の当たりにしたユーファ。戦う覚悟を胸に力に目覚め、竜神を打ち倒す。竜神を狂わせていたものは、人々の妄信だった。竜神の槍は本来の輝きを取り戻し、彼女の手に渡る。

ユーファは槍とともに同行することを申し出る。外を知る事が里を守る巫女の役目だと。この時、槍に庇護の魔法を破る力がある事が判明。一行は当初の目的、ルイ暗殺を果たすべく惺教祭へ向かう。

来ました!私が思う不満ポイント3つめ。

神器の扱い

ですね。これはストーリー的な扱いのことじゃないですよ?装備としての扱いです。

なんで過去の遺物で超TUEEE武具みたいな伝説の神器が、その辺の店売り装備に劣るのかと。

もちろん分かってます。RPGなので終盤に強い武具が手に入るのは当然だし、そうしないとゲームバランス悪いですよね。

だけど、神器より強いものが(元々はエルダ古仙郷だけど)王都に売ってるとか、ボスですらない雑魚敵がドロップするのはちょっと納得いかないですね。

しかも、システム上どうしても無理とかならまだ諦めもつくんですけど、素人目に見ても今作には浄化があるから、やれそうじゃないですか。

だったら、天の巨顔のボスとか三竜クラスのごく僅かな敵が落とす神器の霊水(仮)みたいなものを用意して、神器を浄化したらその武器種では最強になる。

みたいのの方がしっくりきます。だって神器なんだから。

欲を言えば教会の浄化じゃなくて浄化イベントみたいのがあればより良いなとは思いますし、なんなら作中で主人公らが持つ神器って竜神の槍だけだと思うので、

1つだけならイベント持たせても良いじゃん。とか思ってしまいました。思いましたが、まだ私2周目やってないので、もし2周目でこの回答があるようならすみません。


ところで、「はっ!?」と思い立って行動したストロール君の行動力は良いと思うんですが、竜神の槍で王の護法が解除されなかったら、あの瞬間に死んでますよね。

こういうのを題材にしたメタファーの4コマ漫画とか出たら私きっと買っちゃうな。

33.聖地アルタベリー〜40.ひとつとなりて

33.聖地アルタベリー

ユーファと神器の『竜神の槍』とともにモンタリオ公国の首都である山間の雪深い土地、山岳都市アルタベリーへ向かう。島でのことをルイに報告し、偽の竜神の槍を渡す。

2日間にわたり開かれる惺教祭。ジュナは自らが歌う奉納式を見に来て欲しいと、ルイに伝える。本物の槍による、ルイ暗殺の舞台は整えられた。一行は決行の日に備えて、宿を探すことに。

そういえばルイ様はあれだけ好き勝手してるジュナの行動に、全く疑問を持たなかったんですかね?

・ある日突然、歌を聞いて!と言ってきて出会う
・一緒に連れ歩くようになっても、突然居なくなったり突然出てきたりする
・グローデルの死後、マグナス兄弟ではなくシヴァ君たちを選ぶ

これは捉えようによってはグローデルをある程度信用していたという証・・・!!ではなく、たしか竜神の槍が刺さったとき、

「お前もそちら側だったか」みたいなセリフをジュナに言ってた気がするので、気づいてたけど、裏切られても自分1人でなんとかするから大丈夫。という考えでしょうね。

ルイ様は孤独。

34.ルイ暗殺計画再び

暗殺計画は、奉納の儀でのジュナの歌唱中、劇場の吊り照明から少年がルイを槍で襲撃するというもの。マグナス兄弟が槍が偽物であることに勘付き、疑いを深める中、劇場への侵入計画が始まる。

ここ、あらすじで見返すまで抜けてたんですけど、マグナス兄弟(というか多分フィデリオ)が偽物に気づいたのって何ででしたっけ??

要確認ですね。とりあえず書いてみているものの、補足や修正がいっぱい欲しいな。

35.巨星落ちるとも

ジュナの歌声が響く中、ルイ目がけて槍を投げるが仕留めるには至らず。歌劇場の屋上で両者は剣を交える。死闘の末ついに少年はルイの胸を槍で貫く。ルイを討った少年に、フォーデンは盛大な賞賛を送る。

ルイを倒したが、王子の呪いは未だ解けず。ルイが呪いの術者ではなかった可能性とともに、ヒュルケンベルグは、フォーデンの違和感に気づく。ジュナはレラに事情を聴くが、彼女は口をつぐむ。

ここも疑問でした。

ユーファが槍を手元に回収できる能力って、島あたりから出てましたっけ?なんか急に出てきた能力な気がします。まあ100歩譲ってそれは良いとしても、

ゾルバ優秀すぎ問題

これですよこれ。さすがに致命傷の人が翌日ピンピンしてるのはどうも・・・まあRPG民はみんな宿屋で寝れば全快する体質の持ち主なので、今にはじまったことではないですが。

それでもルイ様が翌日ピンピンしてることに理由をつけるとしたら、実はルイ様は致命傷じゃなくて1回死んでて、ゾルバが死人として操ってる説もあるんじゃないですか?

だって1回死んだキャラがまたすぐ登場って、まんまグライアスですからね。そしてその時もゾルバが関与していたという。

いっそ最後もルイ様じゃなくて、ゾルバが王笏使って自分に屍術かけたら不死のゾルバが爆誕したとか、全人類ゾルバ化とかできたんじゃないの?とか思っちゃうくらいには優秀ですよね。

最後らへんに王宮から王都に落ちても姿形を留めてたのも凄いと思う。あ、あれはニンゲンだからか。あれ?ニンゲンにそういう強度があるならゾルバには物理攻撃は効かなかったんじゃ。

その辺は空想科学研究所にお任せします。


それからレラ。ジュナ加入後すぐの呪いの設計図を見てもらったときのリアクションも見返したいですが、このシーンももう一度振り返りたいところですね。

ただ、基本的にお高く止まっていて唯我独尊キャラのジュナも、レラに対してだけは強く出なかったことは覚えてます。

ユーファ「私は巫女としての役目を果たします(生贄になります)」
ジュナ「決めた!私あなたを絶対連れて帰る」
ユーファ「私の話聞いてました?」
ハイザメ「バカしかおらんな」

このやりとりにはジュナらしさが詰まってますが、まあ酷かったもんなー。いや好きだけども笑 早くこれ書き上げて2周目に行かないと。

36.血の復活劇

勝利宣言をするフォーデンに、王子殺しの黒幕、と糾弾する少年たち。最早隠す気のないフォーデンは、竜神の槍を少年に向ける。しかし、そこに死んだはずのルイが現れ、フォーデンを殺害する。

少年たちの行動から王子の存命を看破したルイは、惺教の欺瞞を非難しながら、信徒たちに槍を向ける。ルイが理想の王でないと悟ったマグナス兄弟。逃げ遅れた幼い兄弟を庇ったのはフィデリオだった。

兄は弟の腕の中で事切れる。弔いを終えたバジリオは背中を兄に押される形で力に目覚める。一方、フォーデンを失い混迷を極める競技会に、今度はレラ出馬の話が立つ。

この辺の一気に物語が進む感じ、私大好きです。

メタファーって特別ゆっくり進んでた印象はないんですけど(マルティラは別)、そこへきてここの加速度はすごく良かったですね。

もっと先知りたい!寝たい!でも見たい!みたいな。実際、ルイ様殺害から次の氷竜戦までは休まず一気に進めましたね。

余談ですが、私がこの辺やってたときは朝3時から朝6時がメタファータイムでした。世間のお子様いる家庭のゲーム事情も気になるところですが、先に行きます。

37.聖女の真実

ルイの進言により、前王の巨顔は庇護の魔法を解き、候補者同士の争いを許す。ルイとレラの二強、誰もがそう思った時、かねてからの作戦通り少年は自ら前王の嫡子、王子本人だと名乗り出る。

集まった信徒たちを救済と嘯き(うそぶき)洗脳するレラ。彼女は、自分が王子暗殺の実行犯だと明かす。そして『惺教の過ちの眠る場所』で待つと言い残すが、それが何処かジュナにはわかっていた。

レラは実は悪人。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

真実は悪人どころか妹思いの超善人。ただしその妹に対する気持ちを悪いおじさんに利用され、フォーデンが居なくなったらなったでその代わりを求められるという。

なかなか辛い人生を過ごしていますね。

ギド「私は何だったのだ・・・。」

38.贖罪と救済

魔法学院跡地にて。レラを倒した一行に、レラは真相を語る。王子暗殺に加担したのは妹を人質に取られたためだった。レラは少年にルイの野心を止めることを託す。

ニンゲンに襲われ荒廃する国の姿。それが治療を通じ、レラが幻視したルイの野望だった。残る力で人々に真実を伝えレラは永遠の眠りにつく。王子の呪いが解ける一方、ルイは少年に一騎打ちを宣戦布告した。

しまった。1つ前に書いちゃった。妹思いの気持ちを悪いおじさんに利用される少女の話でした。

だがしかし

氷漬けになったキャラはいつの日か復活するというのが世の常。ということでレラもメタファー2またはメタファーifで復活するものと思われます(願望)

イシュキアのプレイアブルキャラも欲しいんじゃー!!ニューラスも良い味出してますが、私は全種族で戦闘したいんですよ。

そんでエルダを含む9種族で使えるジンテーゼとか使いたいです。私だけじゃないよね?ね??

・・・ちょっと余談。SFCの初代スターオーシャンに氷漬けのキャラが居た記憶がありますが、あれってリメイク版だと仲間になったりするんですかね?

まあSOの話は置いておいて次にいきます。

39.凱旋そして決戦

王都に凱旋する少年たち。人々の多くは彼を王子と信じ熱狂する。いよいよ少年とルイが雌雄を決するかと思った時、ルイは秘術を発動し、少年はニンゲンへと変貌する。

秘術は解けたが、ニンゲンと化した少年を、民衆は殺すべき怪物として罵倒する。追い立てられ、居場所を失った一行は王子が隠れる『エルダの古仙郷』に向かう。

これはちょっとショックでしたね。何がショックって、

巨人じゃん!!

みたいな、ね。まあ結果的には種族に関係なくマグラを注ぎ込みまくれば誰もがニンゲン化するようでしたが、この時点では血統が関係しそうな描写だったので。

それにしても、進撃の巨人も含めどちらも元ネタはカルカソンヌのシテだと思いますが、やっぱり西洋のお城ってカッコいいなーと思いますね。

ただ、これって西洋民からしたら「日本やアジアの城カッケー」ってなってるんでしょうか?無いものねだりみたいな。

・・・こればっかりは生まれ育ちから変わらないと分かりそうにないな。なお私は転生先を選べるなら次はドイツで生まれたいです。


それにしても、メタファーって民衆の描写がうまいなと思います。このシーンのパニック描写なんてまさにそうですが、

なにかインパクトがあったときの反応とか、貧民から貴族まで立場によって政治に対する意見や感想が異なる描写だとか、

あと12/35に街を徘徊してると聞ける警備兵のこの意見。

王魔法で国じゅうを混乱させ、ルイの動乱を招いた諸悪の根源は、前王じゃないか。

フォーデンなんだよなぁ

と思うのは全てを知っているシヴァ君やプレイヤーであって、軍人であろうと一市民であろうと、大半の国民は自分の目で見たことしか事実と思わないので、

実は惺教が王政を乗っ取ってエルダ古仙郷を燃やし、それがきっかけで今のルイ様が生まれ、フォーデンが王子暗殺を企てレラが犠牲になり、

自身の代では諦めていた理想の国について、ユトロダイウス5世が後世のことを思って本当に民のための国づくりを思い、導きを得るために放ったのが王の魔法・・・
※私はこういう解釈

なんて話は知らず、前王はなんかデカい顔を浮かせて民を不安に陥れた張本人。くらいの認識でいるのが、実にリアルだなと思いました。

あれ?でもレラが以心伝心魔法を使ったとき、少なくとも信徒にはフォーデンに脅されてレラ自身が王子暗殺に手を貸したこと、

急に王子と名乗ったけど本当に王子だったからみんな協力してね。みたいなことを言ってたと思いますが、あ、そうか。この警備兵は惺教徒ではないのか。または、

こいつ直接脳内に・・・!をリアルに食らった信徒の大半は気持ち悪がって真に受けなかったのかも。こっちの方がより俗衆っぽくてリアルかな。

宗教に限りませんが、今も昔も「それ」に熱心な人なんて全体の1〜2割前後しかいなくて、

残りは周りが入ってるからとか、付き合いで。とか、メリットあるからみたいな理由なのかもしれませんね。しかし何というか、この辺の国民の描写は

SNSに流される人々

を暗喩している感じがしますね。今晩(ここは11/5の午前に書いてます)の大統領選の結果はどうなることやら。

40.ひとつとなりて

たどり着いた古仙郷で、王子が暗殺者の手にかかり殺されたと知らされる。失意の中、王子の亡骸と対面した少年は、真実を思い出す。自分は、本を依り代に形を得た王子の理想の具現であると。

少年と王子は融合を果たし、本来の姿として蘇る。そして郷の仙女から、いくつかの真実が明かされる。ルイが古仙郷に縁ある事、マグラとニンゲンの正体。驚きの余韻も束の間、暗殺者が現れる。

やっぱりゾルバ!

100人乗っても大丈夫ゾルバは頼りになりますね。

そういえば王笏だってゾルバに任せたくらいだし、ルイ様はマグナス兄弟よりゾルバの方がよっぽど信頼してたんじゃなかろうか。同期のグローデルは泣いていいよ。


ところで、私が見逃してるだけかもしれないので2周目にチェックするんですけど、主人公の目が色違いな理由ってどこかにありました?

古仙郷に来る前あたりから、いや、もしかしたらもっと前から細かな描写が色々あったかもしれないけど、ガリカが王子とシヴァ君について変な言い方をしていることがあったので、

王子=シヴァ君であることは何となく予想ができていたものの、郷にいた他のエルダも両目同じ色でしたし、王子も同じ色だったので、

主人公だけ目が色違いな理由が欲しかったんですが・・・見逃してるだけかな?または例のプレミアム・アートブックに載ってるとか。

なお、妻はさっき歌劇場でルイを討ち、フォーデンをルイが討ち、いま部屋越しにバジリオが心臓に手突っ込んでるシーンの音楽が聞こえてきているので、

今週〜来週くらいにはクリアするっぽい流れですね。前述のとおり、妻がクリアしたらプレミアム・アートブック買ってゆっくり見てみます。

41.混迷の王都〜46.新たな旅立ち

あらすじ40番台は終盤ですね。

すっごい細かい所ですけど、1周目のあらすじは選択されている箇所が青色、2周目のあらすじは選択されている箇所が赤色になっていました。

青か赤かはさておき、色の違いはこんな感じです。できれば同じ色で統一したかったんですが、

「46.新たな旅立ち」を1周目で見る方法って無いですよね?もしあったら教えてください。

41.混迷の王都

ゾルバを退けた一行は、急ぎ王都に戻る。不安と焦燥にかられた大衆はルイを救世主として盲目的に信じ始め、乱れた人心を映すかのように、王都の空は禍禍しく染まっていた。

空の色が変わって私が思ったことは、もしかして全ダンジョン悪天候!?だったんですが、そんなことはなくて安心しました。

でもブライハーヴェンのニディアのお店で買える、悪天候のときに物理攻撃が必ずクリティカルになるアクセサリーをもう1回くらい使ってあげたかったですね。

42.壊れゆく王国

前王の巨顔は、英雄の日に王が決することを告げる。もしルイが王宮で何らかの仕掛けをし、国に異変を引き起こしているなら、止めに向かう事がきっと支持率で勝つ事にも繋がるだろう。

人々が正気に戻れば、ルイを上回る道も開ける・・・今はそう信じて進むしかない。王宮へ乗り込み、王が決まるという英雄の日までにこの国の異変を止めなければならない。

王の魔法は時報も兼ねている。5世の優しさがにじみ出てますね。

というわけでこの演出が入ったのは1ヶ月前の9/26の朝。あれ?英雄の日の1ヶ月前なら9/27だったかも。まあその辺です。

そしてルイを討伐するのは10/26ではなく、なぜか1日余裕をもって10/25という設定。いま思えば王宮のあとにラストダンジョンがあるよ。って意味だったと思うんですが、

やってたときの私は王宮がラスダンだと思っていたので、続きがあると知ってかなり焦りましたね。

というのも、私は現実世界の10/23あたりにこの辺りをプレイしてたので、せっかくなら英雄の日に合わせて10/27に1周目をクリアしよう!と思いまして、

10/26に、王宮のルイの玉座の手前の猫ちゃんでセーブして終えたんですよ。ちなみにゲーム内日付は10/20でした。

で、いざ蓋を開けてみたらゲーム内日付の10/26にラスダンが開放され、やることいっぱいだったんで超焦ったというわけです。

しかも作中では10/27の出来事は一切描写されず、ラスダンでルイを倒した10/26の次に出た日付は11/5、さらにその次は翌年の12/35とかいう悲しみ。

こんなことなら10/26に合わせて攻略すれば良かったとちょっと思いました。

【非あらすじ】支援者とクエストの話

それはそれとして、この9月末〜10月24日までの間は全支援者のランクMAX&全クエスト攻略の時期でもあります。終盤ですもんね。

私は鎧戦車乗りたての頃、全料理を作ると究極の逸品を作れるよ!というメッセージを真に受けて、マリアのランクが3以下のときに料理に時間を割いており、

さらに運ビルドだからたぶん商人が強いでしょ?という根拠のない謎持論でベルギッタさんの支援を得るべく勇気に振りまくっていたため、

9月末の時点で王の資質は5・4・4・3・3、肝心のベルギッタさんは9/24のルイ戦まではランク7までしか上がらず、ランクMAXの支援者は0という状態でしたが、

無事10月上旬には王の資質が全部5になり、10/11には支援者のランクも全てMAXになりましたので、

クエスト全無視や、道中での仲間と会話0みたいな極端なプレイでもしない限り、そんなに意識しなくても全部達成できるように調整されてるのかなと思いました。

私ペルソナ3・4・5が苦手な理由の1つに、コミュをミスると最後に全部MAXにならない=攻略サイト見ながら進めないと2周目必須。みたいなのがあったんですが、

メタファーはその辺も考慮された調整になっているのかなと。もっとも、クリアしたのはP3だけで、P4はオープニングのあと少しだけ、P5は画家爺さんを倒すまでしかやってませんが。

【非あらすじ】ドラゴンクエストの話

クエストといえば忘れてはいけないのがドラゴンですよね。体験版でスルーしてしまった序盤の火竜は1周目ではどう足掻いても倒せないのは悲しいですが、

終盤に出てくる3竜+1のドラゴンクエスト()は無事クリアしました。

灼熱を喰らいし者

灼熱を喰らいし者はマジで強かったですね。私たしか6回くらい死んで、7回目でようやく勝てました。私が勝ったときのパーティは、確かレベルは皆64か65。

・ロイヤルナイト
・ニンジャ
・ウォーロード
・タイクーン

アーキタイプはこうで、ハイザメは主にスクンダ等でデバフしてアボイドリングを付けて、騎士の名乗りで攻撃を自分に集中させて回避タンク役。

ストロール君は隊列上げ下げする防御や攻撃バフ。ヒュルケンベルグは燃やし尽くし対策(9999ダメの炎)でジンテーゼで全員1回だけノーダメになるやつがメインで、それ以外は道具役。

そしてシヴァ君がお金3倍武器と影分身のヒトガタを装備して、1Tに2回お金を投げつける(¥15,000/1T)という戦法で、何度か試してクリアしたのですが、

クリア後に攻略サイトを見ていたら、自分たちにマカラカーンを貼って、敵に炎弱点を付与して倒すという一撃必殺が比較的簡単な攻略法みたいですね。

他にも良い攻略法があるかもしれませんが、運ビルドでも勝てたのでまあ他の育て方でもきっと何らかの方法で勝てる調整になってるんでしょう。

難易度ノーマルなら

他の難易度は知りません。さて続いては2匹目に討伐した星の毒を喰らいし者ですが、

星の毒を喰らいし者

ぼくのかんがえた最強のクリーチャー

と言わざるを得ないall反射というステータス。しかも、毎ターン?HP上限を300にしてくる謎の技のオマケつき。更に・・・

大絶叫とか言ってプレスアイコンを8つに増やすという。

しかし、うちのパーティには炎竜のときに作り上げた回避に特化したハイザメがいたので、

ハイザメ「ドヤァ」

いやこのプレスアイコン消費させる動き、気持ちいいっすね!!!

私はハイザメがロイヤルシーフLV20で覚える高貴なる盗賊の魂のおかげで初見クリアできました。ありがとうハイザメ。

ちなみにこれアボイドリングと全く同じ効果だと思うんですが、アクセサリ枠が空くっていうのがまた強いよね。

ちなみに前述のとおり、炎竜のときはまだハイザメがロイヤルシーフじゃなかったので、アボイドリングつけて戦ってました。

というわけで私の終盤はシヴァ君に影分身のヒトガタを装備させてタイクーンでお金を投げ、ハイザメが避けてプレス消費させるプレイングに落ち着きまして、

このドラゴンも反射を気にせずお金を投げまくって無事倒しました。やっぱ万能でしょ。そして3匹目の竜、文明を喰らいし者はというと、

文明を喰らいし者

何の記憶もありません

強かった記憶もなければ対策をした記憶すらないため、もちろん初見クリアなのですが、ただただ弱いという印象しかなかったです。

もしかして最初にこのドラゴンに行けばよかった?と思いながら攻略サイトを見たら、パーティの誰かに反射や無効がついていると常に8回攻撃らしいですね。

私は炎竜→毒竜→銀竜の順番で倒したんですが、倒すともらえる装備品にはどれも炎無効がついていたので、順番は銀龍→毒竜→炎竜が良さそうな気がします。

そして三竜をすべて討伐すると、竜宮神殿に新たな敵が登場します。

全ての人の魂を喰らう者

・・・が、実はこのボスも全然苦労しなかったです。

たぶん、ハイザメ回避&攻撃を万能に寄せた戦い方が良かったんでしょうね。

バフバフしいボスがハイザメにしてやられる瞬間。ハイザメ△

というわけであらすじに戻ります。

43.王の魔法

一行は空の王宮に向かい、少しずつ人々の正気を取り戻していった。やがて怪物と化したゾルバを討ち果たす。玉座で待ち受けていたルイは、この国に伝わる、王の魔法の秘密をついに明かす。

王笏は人々の不安、マグラを集める神器であり、ルイはマグラを逆流させ、人々をニンゲン化させるつもりだった。ルイは王笏を奪い嵐の向こうに消えた。一行は魔法の発動を止めるべく嵐の先を目指す。

王笏が不安を集めたことで、民は不安に対処する方法を忘れた。これって会社員に対する暗喩なのかなと思っています。

まあこれは私がサラリーマン歴が長いからこう感じただけで、会社員に限らず、本来自分がしていたものを何かに頼って生活するようになった人全般を指す暗喩なのかなと。

具体的には、自分で稼ぐ働き方を忘れたサラリーマン。自分で創る楽しみを忘れた消費者。自分で決める勇気を忘れた市民。とかですね。

もっとも、これらは時間効率の追求だったり、より効果的で良い結果を出すための方法だったりもするので、その重点の置き所が違うだけで必ずしも悪いことではないと思いますが、

その人の立場や状況に関係なく、自分で考えないことに慣れてしまうことは怖いなと思います。

さて話をゲームに戻しまして・・・。

【非あらすじ】黄金王と白銀女王と、運ビルドの話

やはりラスダンといえば金歯王と銀歯女王でしょう。

例えが古くて申し訳ないですが、DQ4のメタルキング、FF5のムーバー、FF6のブラキオサウルスよろしく、ラストダンジョンやそれに近い特殊な敵からは経験値がいっぱいもらえるのがRPGの常。

今作でそれにあたる敵が、この黄金王と白銀女王です。

なにせレベルがラスボスのルイ様より高いので、ラスダンの他の敵をフィールド狩りできるようになってからも、金歯王と銀歯女王だけはフィールドでは狩れません。

私調べでは、レベル差が3あればフィールドで狩れるようになるようなので、主人公のレベルが91になれば黄金王も白銀女王も狩れると思うのですが、

本作はレベル90どころか80もあれば余裕でクリアできたので、私はレベル99を目指すのは最高難易度で遊ぶときまでお預けにしています。


さてこの敵は極々まれに歯がいっぱい埋まってるあたりでポップするのですが、ラスダン2階層目にある歯だけ湧いてくるジェネレーターの花(名前忘れた)でも出てきます。

ジェネレーターではサクサク倒すと体感では10秒に1回くらい2〜3匹ほど湧いて、その花が2つ並んでいるのでだいたい10秒で5匹。1分あたり30匹ほど湧くとして、

何度かは数秒ほどで王が連続ポップしたこともありますが、平均をとるとだいたい3〜4分に1回くらい王か女王が出現したと思うので、

王または女王は、通常サイズの歯の代わりにざっくり1%くらいの確率でポップするのかなと思います。体感値なので数字は適当ですが、まあこんなもんでしょう。

ポップまで時間がかかるとはいえ、私は4〜50回倒したのでSFC真1のだいそうじょうのような1/256ということはないはずです。

なおポップするのはどちらか1体ですが、戦闘に入ると必ず2体並んでいるのも特徴ですね。そして特徴といえば

・2種の反鏡
・圧倒的なレベル
・高い経験値とMAG

この辺も特徴です。そんな金歯と銀歯は、各種物理反射や属性反射がてんこ盛りで少々倒しづらいだけでなく、HPもそれぞれ6666あるので、

主人公くんのアーキタイプを全部maxにすると貰える本を使ったジンテーゼ、

終末王魔法・アーマゲドノ

で倒すのがおすすめです。持ってるならば。そうでないときは、私は必ず気絶させてから戦闘に入り、銀歯をストロール君の物理時ンテージ2回で倒し、

そのあと金歯を魔法集中砲火して倒してましたが、私のやり方では2ターンかかってしまい、少々効率悪いなーと思いました。


ちなみに私は冒頭に書いた通り1周目を運ビルドで進めており、レベル67時点で

素ステで運99

というアホみたいな育成をしていたのですが、アーキタイプのボーナスも装備のボーナスも無い素ステで運99にして、

そのうえで何らかのアーキタイプやステアップ装備をつけてみたところ、アーキタイプや装備のボーナスは加算されず、100は超えずに99が上限でした。悲しい。

そんな私が運ビルドで得られた成果と言えば、

運の香を使えない様子を動画に撮ったくらいで、せっかくの運ビルドなのにこれといって運に振って良かったと思える出来事が特にありません。

ちなみに素ステの運99で5のつく日に鎧戦車のトイレに行くと「運が1上がった!」と表示されましたが、実際は上がりませんでした。これも撮っときゃ良かった。


・・・なので、何か1つ運の良さに関することを成し遂げてから2周目に行きたいなと思い、この金歯と銀歯の通常ドロとレアドロを同時にゲットすることを1つの目標に掲げまして、

4時間ほど

倒しまくりました。その結果がこれです。

いやー、まさか4時間もかかるとは思いませんでしたが、途中でシヴァ君のアーキが全部MAXになってアーマゲドノを使えるようになってからは捗りました。

さて誰の参考になるか分かりませんが、この4種同時ドロップまでに拾った反鏡は、物理反射が15個、属性反射が22個と、物理反射の方が比較的ドロップしづらかったです。

というか、もし私以外でこの4種同時ドロップを達成した人がいたら、それにかかった時間を聞いてみたいところです。運99でこれなんだから、一般的にはもっとかかるはず。

とはいえリアルラックが関係するので、人によっては1発ということも充分有り得るんだよなあ・・・。柿の種でも食べるか。

あとこれ多分、盗んで逃げるだけでも体力の香と気力の香は無限回収できるってことですよね?

少なくとも難易度ノーマルではHPとMPはそんなに苦労しなかったのですが、最高難度(名前忘れた)かつアカデメイアにいる黙示録の敵と戦うならmaxにした方が良いのかな??

じゃあこれを99個ずつ集めたら2周目に行こうかな。

では、そろそろあらすじに戻ります・・・いや、余談が長くて申し訳ないんですけど、書いてたら終わらせたくない気持ちみたいのが出てきたんですよ笑 すみません。

44.最後の決戦へ

いよいよ英雄の日を目前にして、ルイの元に辿り着いた一行。王笏から人々のマグラの強大な力を得たルイだが、同じく人々の信託を得た少年もルイに肉薄する。

勝利が目前に見えた時、ルイは王の魔法を発動させるべく、鎧戦車で空へと逃げる。仲間の捨て身の行動によりルイのもとに辿り着くが、最後の一騎打ちの中、少年は、力を増したルイの凶撃に倒れてしまう。

薄れる意識の中、招かれたのはアカデメイアだった。モアの正体は、若き前王の理想の姿だったという。叶わぬ幻想は捨てろというモアを退け、幻想を力に現実を変えるため少年は再びルイに挑む決心をする。

ルイ様はお金を投げて終了

というのは1回クリアして、その後で金歯狩りをしてからの話。

本当の初回はスクショも動画も撮っていなかったですが、私はラスダンの途中でお金が尽きたので、そこからはプリンスで戦ってました。


さて物語も最終盤なのですが、私ここで言いたいことが2つほどありまして。まず1つめは、

俺たちの戦いはこれからだ!!

このシーンでこう思った人、多いんじゃないですか?私はそうです。「ええっ?!うそ!?あと全部ムービーで終わり!!?」って思いました笑

ついでに、この左にいる真っ白い卵のニンゲンって、最初の北部国境の砦で出てきたレベル3くらいの敵ですよね?

「いやお前ら雑魚だしww」
と思ってしまいました。

ここは実際ラスダンにいた敵にして欲しかったなー。浮いてるネクロマンサーみたいな敵とか強かったんで。

そして終盤で言いたいこと2つ目といえばこちら。

モア!!?

私このときイヤホンしてたんですけど、まさかモアと戦うことになるとは思ってなかったので、

「ええーー!?」

と声に出していたらしく、妻に驚かれました笑 いやでもこれ驚くでしょ。

しかも何のアイテムも落とさない。あ、そういえば1回しか倒してないので、もしかしたら何か落とすんですかね??

ここは運99ビルドの私が皆の代表として100回くらい倒してみるべきだろうか・・・。いやごめん。ここ魔王ルイから連続で戦うので、途中を飛ばしても長いから100回はやりたくないです。

まあ魔王ルイもモアも破滅王も何も落とさなかったので、このままエンディングまで突っ走るからドロップアイテムが無いんでしょう。きっと。

あと気になったのはこのセリフ。

捉え方によっては笑ってしまいそうなセリフでもありますが、結局ルイ様が同じ本を持ってた理由って、5世が古仙郷に行ったときに直接あげたんですよね?たぶん。

作中でこの幻想小説は禁書扱いと言われていたため、実質この本の読者は主人公とルイ様の2人だけだと思われます。それでこのセリフを言うということは、

実は5世はルイが将軍になって顔を合わせたとき、あの当時本を手渡したエルダ族の子だと分かり、フォーデンの焼き払いを阻止できなかった自身の反省とルイの復讐心を認識したうえで、

さらに諸々重なって自身が絶望に飲まれていたこともあり、ルイが寝室に現れたときに抵抗なく殺害された・・・

あっ・・・

そうだ。分かってなかったんだった。じゃああれか。これは単純に「私が理想とする幻想小説の世界を理解できないのはなぜだ?」というだけで、

ルイ様との対比は特になさそうですね。上で書きはじめた考察は秒殺されましたが、まあせっかくなので残しておきます。もしかしたら2周目でなにか別の発見があるかもしれないしね!


さてラスボスはというと、笑面・怒面・喜面というアシュラマンのような敵と、それを倒した後に怒面の中から出てくる破滅王・カラドリウスでした。

戦闘的にはこちらもお金を投げて終了。ですが、これもクリア後にもう1回戦ったときの話。

初回プレイ時は割とひぃひぃ言いながらやってて、しかも3面のあとに連戦だったので死ぬ死ぬ無理無理言いながらやってました笑

結果的には初見クリアできましたが、最近のRPGにしては割と難しいボスだったのかな?と思います。なお比較対象はテイルズのアライズです。あとARPGですがdiablo4。


さて、上で破滅王は怒面の中から出てくると書きましたが、これはフォーデンにエルダの古仙郷を焼き払われたときに抱いたこちらの感情、

誰が憎いだの、何が悔しいだの、そんな次元の出来事ではない。

この、怒るとか悲しいとかそういうものではない、圧倒的な理不尽を我が身に受けたときの感情が3つの面として出ていて、

その中でもやはり根幹にあったのは怒りなので、その怒りの中から破滅を願うルイ様が出てきたのかなと思います。

これだけ読むと、「郷を滅ぼされたのに笑うとか喜ぶとかは変じゃない?」と言われそうですが、

自分の感情を超えたなにかを経験したときって、いわゆる一般的な感情とは違うものが出てくると思うんですよね。

嬉し泣きなんかは分かりやすい例だと思うんですけど、相反する感情が一緒に来るというか。まあそれが度を超えると精神が壊れたりとかもあるかと思いますが、

3面にはそういう表現が込められているのかなと思いました。


あと、私自身はあんまり自分の実家にこだわりがないので、このルイ様が飛行鎧戦車やラスボスの自分に名字を使うという感覚が全然理解できないのですが、

これも、自分たちが良ければいい精神みたいなものに対する暗喩だったりするんでしょうか?

比較的身近なところだと財閥ですよね。あと中国は本当に家族を大事にするというか、極端に言えば家族以外を大事にしない傾向があるそうですが、

名字というのは一族や家族、血脈を表すものなので、ルイ様が名字を。それもグイアベルンじゃなくて生家のカラドリウスを使うあたり、

そういうなんらかの力をもった対象に対する暗喩なのかなーとか思っちゃいました。

(なお血脈といえば皇室ですが、あれ?もしかして皇室って名字ない?)

・・・そういえばグイアベルンってどこから来たんでしょうね??ジュナと一緒でどこかの貴族に拾われたとか、そういう設定あるのかな?

こういう、物語本編には関係ないけど登場人物の細かな背景を知りたい人にとっては大事な要素についてはモブが語っていたりしそうなので、また2周目に細かくチェックします。

ところで、これ最後もしかして恐王星にいた敵×6と戦わずにラスボスに挑むと、もっと強くなるやつですかね?ロマサガ3の破壊するものみたいに。

どうしようかな。2周目入る前にやってみようかな。

あとこれ、シヴァ君がプリンスになってるから初回プレイ時のスクショですね。

45.真なる王の覚醒

幻想など嘘であり絵空事だと吐き捨てるルイ。だが少年は、幻想を信じる仲間と共にルイに挑む。様々な英雄像を結集し、伝説の『キング』のアーキタイプに目覚めた少年は、ついにルイを王笏ごと打ち砕く。

人々の信託が少年に集まったことの証明として、新しい王が決まった。そして戴冠式から1年余り。解決すべき問題はいまだ山積みだったが、人々の顔は明るいものだった。

かつての旅の仲間たちは、より良い国づくりのため、それぞれの分野で活躍していた。それは王1人に不安を背負わせるのではなく、誰もが支え合う国のあるべき姿だった。

無事ルイを倒し、平和な様相に戻った王都。戴冠式を目前に控え緊張したシヴァ君が心臓が飛び出そうだ・・・と言うと、それに対してストロール君が

アーキで慣れてるよね?

との回答。まじかよ。てことは、あのアーキタイプ覚えるときの演出は、ただの演出じゃなくて毎回心臓飛び出てたのか。

この後の選択肢もうまい具合にムービーと連動してて、どの選択肢を選んでも良い感じに見えるのはコピーライターさんの良い仕事だなーとか思っちゃいました。

ただ、どうしても気になってしまったのがこちら。

Screenshot

戴冠式だよ!?

さすがに普段着はダメでしょ。

・・・と思ってしまいましたが、考えてみたらこういう行事の正装って権威の象徴だと思うので、国を揺るがす大惨事のあとでまず服装を整えるという考え方の方がよろしくないのかなと。

なので形はどうあれ正式に王位を継承して、そのうえで正装を整えるとした方が、今後の民衆ウケも含め正しい気がします。まあルイ討伐からまだ10日後だしね。

それにしても、この場にあの3賢人的な人たちが不在なのはあれですか?バトリンがうまいこと説得したんですかね。

ええと、魔道器総代と、モンタリオ国王と、もう1人は誰でしたっけ。2周目に要チェックや!!

46.新たな旅立ち

一方で、この世界にはいまだニンゲンやマグラによる異変もあった。王となった少年は、自らの目で世界の状況を確かめるべく、仲間たちと新たな旅に出る。まだ見ぬ理想の物語を書くために。

このあらすじだけは2周目に入らないと見れないんですが、割とシンプルにまとめられてますね。

実際はあらすじ45と46の間、12/35に王都の色んなところを移動して色んな人と話せるので、こればかりは是非あらすじではなく実際に体験して欲しいところです。


そして最後は旅立ちんヌ・・・えっ?これ、俺達の戦いはこれからだエンドじゃないですかww

いや、個人的には公式でも二次創作でも続きが作りやすい終わり方なので、打ち切りじゃないタイプの俺たたエンドは好きですよ。(というか、略称で俺たたって言うらしいですね。いま知りました。)

あとこの終わり方、終わってない感じがするところも好きです。終わってない感じ、続く感じ、またやりたい感じ、また来たい感じ、ですかね。

以下はちょっとどころか全然関係ない話をもってきますが、

学生時代の先生が、「ダンシング・クイーンの最後がフェードアウトなのはまたクラブに来たくなるように、この楽しい時間が終わらないようにした意図的な演出だ。」

って言ってたのを、ふと思い出しました。いま調べてもフェードアウトに関する明確な解説はなくて、むしろこの当時の音楽はどれもフェードアウトばかりなので真偽は不明ですが、

好きな作品であればあるほど、最後ズバっと終わってしまうより、こういう余韻を残してくれた方が確かに嬉しいです。

というわけで、私はメタファーの終わり方が好きでしたが、皆さんはどうでしょうか?

おわりに

読破ありがとうございます!

あらすじと並べながらレビューしたらプレイ中のことを思い出せて良いかな?と思いながら書き始めてみたところ、我ながら読みづらい内容になったなあと思いますし、

何よりそれなりのボリュームになったので、まずはここまで読んでいただいた皆様にはまず感謝を申し上げたい。ありがとうございます。

それがどんなに内容であれ、作り手というのは自分が作ったものを最後まで見聞きしてくれたというだけで非常に嬉しいのです。

とはいえあらすじに流されて、あらすじに載っていないことをあまり書けていなかったりするので、その辺はまた別途コンテンツとして色々書くと思います。

メタファーは本当に言いたいこと、気になること、考察したいことがいっぱいあるなあ。


さて、思った事を書いてたらこんなにも長くなっちゃいましたが、もし最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます!嬉しいです!

いやー、1周目本当に楽しかったです。2周目以降も楽しみですが、妻もメタファーしているので本格的にやるのはもうちょっと先になるかなと思います。


ところで、メタファーを実際にプレイした方はご存知の通り、ゲーム内で王様が決まる日のことを英雄の日と言いまして、それがゲーム内日付で10月27日なのですが、私はそれに合わせて

2024年10月27日にクリア

しました!つまり今日です!うおおおお!!新しい王様が決まったぞーーー!!!

だからといって何もないんですが笑 私こういう一体感みたいのが好きなので、意識して10月27日にクリアしたんだよ!ってことを最後に書いておきます。

・・・まあ、ゲーム内では10/26にルイを倒して、その後に日付が出るのは11/5なんですけどね。しかもその次は12/35という。

ここは何かのタイミングで10/27「英雄の日」みたいな表記を出してほしかった。

同じような思考の方がいたらお友達になれそうなので是非コメントください。なおコメント欄はネタバレOKですので、何でも書いてください!!

【追記11/13】10/27あったww

私このヒュルケンベルグのセリフを、ルイを倒したことで王子による新しい国が始まる的な、そういう例えのような意味で捉えちゃってたんですが、

よく見たら朝日が差し込んでるのでリアルな夜明けのことで、続くシーンで5世も定めの夜明けって言ってて、

新たなる王の顔を示そう

って言ってるので、10月26日はルイと夜通し戦ってて、これが10月27日なんですね。まあでも最後なんだし、日付に関する演出は何か欲しかったなあと思います。

新王というすがるものを得て意気揚々と仕切るギドも好き。そしてあの2本角の将軍の姿は無い・・・。たぶん彼の行方はモブトークが握ってますね。


改めまして、最後までご覧いただきありがとうございました!!!・・・と言いつつ、今後もまだまだメタファーまわりのコンテンツを充実させる予定ですので、

今後ともよろしく。

おまけ

黄金蟲のこと忘れてた

2周目もやることいっぱいありそうです。

【追記】1日ズレてしまった!!

ゲームに合わせて11/5に最終更新しようと思ってたのに、今日11/6じゃないですかww 1日間違えてしまった。うっ。心臓からマグラ出てきた。

結局細かな調整で後日また修正したので、頑張って11/6に更新したこともあんまり意味ないですが、まあ自分用の記録ということで残しておきます。

メタファー関連投稿はこちらに目次としてまとめていますので、もっとメタファーの世界に浸っていたい!という方はぜひこちらもご覧ください。

たぶんまだ半年くらいは更新すると思います。

このブログについて

このブログでは色々なものを書いていますが、メインはGraviTraxというおもちゃです。

何かのきっかけでこのページに来られた方は、せっかくなので是非GraviTrax(グラビトラックス)についても知っていってください!!

小学生向けの知育玩具としてクリスマスをはじめとしたプレゼントにもおすすめですが、ハマる方の多くは男女問わず成人だったりします笑

お店で見かけたら、ぜひ1度手に取ってみて欲しいです。

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2023/9に子どもが買ってきたGraviTraxにどハマりした1983年生まれ。なおこのブログができたのは2024/1。

最近は妻とMTGでブルームバロウのブロック構築で対戦するのが日課。ゲームは10月に出るディアブロ4の拡張まではBrotato三昧と思っていたら、9月末のTGSで出たメタファー体験版に心打たれ、発売後はメタファー三昧に。

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  • めちゃくちゃいいレビューでした!最終章まで記載されるのを楽しみにしています

    色々と話したいことはあるのですが………個人的にメタファーifで一緒に冒険したいのはギドです。
    というのも彼はかなりの被害者だと思うんですよね。ずっと信じていた惺教の為に動いていたらフォーデンは無茶苦茶だしレラは(家庭はどうあれ)王子暗殺してたし
    ギドはストーリー上すごく嫌な奴でしたが、俯瞰してみると敬虔な信者で、純粋に惺教をもっと広めたかった………と私には見えました(ギドが惺教会に立つようになってからのセリフや「本当に惺教に救われた私のような人もいる」的な発言から)。なのでフォーデン死後からの惺教への絶望感からなんやかんやあって加入!とか、難しいですかね〜〜〜〜〜

  • aaaさん、コメントありがとうございます!!

    我ながら拙い文章という自覚があるので、読んでいただけただけで嬉しいのに、
    コメントまで貰えるとかめっちゃ嬉しいです。

    ギドは本当に被害者ですよね。
    でも周りから見れば「惺教の人」とひと括りにされるという悲しみ。まあそこは幹部だったから仕方ないか。このギドと、名前忘れちゃいましたがユーファのイベントで会うブライハーヴェンの人は熱心な信徒という感じだったので、なんなら惺教パーティとか、主人公が惺教徒になるルートなんかもあったら面白いですよね。

    ギドに至っては仲間ルートでなくても、フォーデンの後釜として惺教の代表として候補者になるルートもある(そして負ける)ので、まだキャラとして掘り下げる要素いろいろありますし、キャラに限らず全体で見たときも、メガテンのLaw Neutral Chaos的な惺教エンド、主人公エンド、ルイ様エンドみたいな各エンディングも見たいなと思ってしまったので、こういうの考えると是非ifやってみたいですよねー。

    ああ〜〜妄想が捗る笑

    遅くとも来週中には最後まで全部書けると思いますので、是非また読み終えたら感想ください!

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