これは・・・。
追加パーツがわんさかあるわね。
やれるだけやってみよう!
頭つかいそうね。
はじめに
設計者紹介
さて、通算25回目となった今回のコースは、GRACU ZEROCKさんにとんでもないコースを寄稿いただきました。
とんでもないの?
とんでもないの。
パーツ難易度
パーツ難易度 | 内訳 |
★ | 標準またはPROスターターセットがどちらか1つあれば遊べるくらい |
★★ | スターターセット数点+追加パーツ5個くらいのコース |
★★★ | 追加パーツが〜20個くらい使われたコース |
★★★★ | 日本で入手が難しい追加パーツを5個以上使ったコース |
★★★★★ | ★4よりもさらに激レアなパーツを何個も使ったコース |
このコースのパーツ難易度は★★★★くらいです。
VBX8OS8JVZ
設計図はこちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開けばコースを読み込むことができます。
使用パーツの詳細はアプリでご覧ください。
作ってみた
今回は所狭しとパーツが並んでいるので正面と背面の2つの画像を用意しました。順番にご覧ください。
全体像のチェック
・・・。
・・・。
・・・。
どこから手を付けたら良いか分からず思わず絶句してしまいましたが笑 ひとまず我に返って、うちに無いパーツを洗い出してみましょうか。
・ディッパー×1
・カラースワップ×2
・バーティカルキャノン×3
・うずまきタイル風のタイル後のフレックスチューブみたいなパーツ
無理ゲーじゃない?
こうやって不足パーツを挙げると、他パーツで代替できそうなパーツもあれば、どうにもできなそうなパーツもいくつか並んでいます。
特に最後のパーツについてはあのGraviSheetにすら載っていません。アプリではこんなパーツまで使えたんですね・・・。
せっかく寄稿いただいたコースなので、泣き事言わずにとりあえず組んでみましょう。
気持ちが大事ね!!
ステップ1
というわけでステップ1はこちら。初手から情報量が多いですね・・・というか、
さっそく日本未発売のバーティカルキャノン(1つ目)がいますよ。さてどうしたものか。さっそく代替案を考えて行こうと思うのですが、
既存パーツで10.5段を登れるパーツなんてリフターくらいしか無いので、必然的にこうなりました。
・・・これがあと2つあると。
先読みしないで。
ピラーを配置
初手から動揺しましたが、いつも通りまずはピラーのセットを全部やってしまおうと思います。
こんな感じですね。まあ絵面はそれなりにアプリの完成形に似てるので、悪くないです。絵面は。
ステップ3
改めてピラー以外の組み立てを進めていくと、ステップ3に多くの方は知らないであろうパーツがありますね。こちらのパーツは
カラースワップ
と言いまして、ボールの色を入れ替えるパーツですね。そう。敢えて強調するなら入れ替えるだけのパーツであって、ボール自体はまっすぐ転がるだけです。つまり、
ここはXタイル等の直進タイルで代用可能です(画像は水タイル)。もちろん、カラースワップをお持ちの方は設計者の意図通りここ色を変えましょう!
あとゴール直前にジャンパーが2つ並んでいますが、我が家にはジャンパーが1つしかないので、
ここはレバーを使うことにします。まあここは何とかなりそうですね。
ステップ6
そしてステップ6にはまたしてもカラースワップ・・・と、バーティカルキャノンが見えますね。
カラースワップの方は先ほど説明したとおり、直進できるタイルであれば何でも良いので、
ここでは直線トンネルを使いましたが、Xタイルなどで代用可能です。
ただ、うちにはリフター1つしかないので、2つめのバーティカルキャノンはどうにもならないですね。
というわけで、ここは保留。
出た。保留。
最後に考えるやつね。
ステップ7
2つめのバーティカルキャノンを一旦保留にした矢先、次のステップ7には3つめのバーティカルキャノンが登場します。
どうするの?
バーティカルキャノンってVCだよね?つまりベンチャーキャピタルのことなんだよ!!
・・・現実逃避ね。
どうしましょうね?
と考えるフリをしてみましたが、前述のとおり我が家には1つしかリフターがないので、やることも1つしかないです。つまり、
保留
知ってた。
しかしこの高低差はどうしたものか・・・未来の私に託すことにします。
ステップ8
さて続くステップ8にはディッパーが登場します。ディッパーという文字をタイピングするたびに私は無性にクレープが食べたくなるのですが、その理由はさておき
ディッパーの代替品はこのブログではお馴染み(?)の、ミキサーの中身をキャッチャーに入れ替えたやつを使うことにしましょう。
これですね。基本的にはミキサーそのまんまですが、
中身だけキャッチャーに変えています。割と色々な場所で使えるので、個人的には1つあると便利だと思います。
というわけでステップ8時点でこんな感じになりましたが、アプリを見るとステップ23まであるって書いてありますね。
ほぼ完成形に見えるわ。
まあこのステップの大半は高さを稼ぐ部分によるものだと思われるので・・・
ステップ20
ステップ20!?
主に透明プレートが原因だね。
これ、現状アプリで透明プレートを置くときは透明プレートを配置したあとに高さ調整するというやり方になってまして、
リアルでGraviTraxを組むときみたいな、組み立てたピラーや柱タイルの上に透明プレートを置くっていうのが、できないんですよね。(できないですよね?)
なのでこういう無駄なステップが大量に生まれてしまうんですが、動画投稿やブログ記事にでもしない限り何の問題もないので、直すつもりもないと思われます。
さてそんなステップ20にはスクープが登場しますが、スクープも我が家に1つしかなく、1つはすでにトランポリンの手前で使っているので、
ここはエレベーターにします。出口の向きが固定されちゃいますが、まあこれはあとで調整できるでしょう。
ステップ23・24
ステップ23まで進めると、出ました!名もなき新パーツ。
これです
この左上の方にあるうずまきタイル風タイルの下からニョキっと生えている、フレックスチューブみたいなやつです。
やってることは、穴に入ったボールを曲線トラック経由でループに送り出すという動きなので、要するにその先にあるループを回りきれる勢いがあれば良さそうです。
というわけで私がとった作戦は、このピラーで囲まれたタワーの中央に、
ループよりも7段高い高さにキャッチャーを置いただけのパーツを入れて、
曲線トラックでキャッチャーとループをつなげて、
フタ(透明プレート小)をして完成!自画自賛ですが、ここはなかなか再現度が高いんじゃないでしょうか。
さて、このステップ24ではもう1つやることがあります。アプリでスクープが使われていた場所にエレベーターを置きしましたが、
そのスクープの先にあるタイルで、進行方向が左上になるように向いています。ということは?
これだ
結果オーライではありますが、エレベーターの出口とうまくマッチしたのでこのままエレベーターを採用したいと思います。
代替パーツにしては上手くできすぎた気もする・・・はっ!?これはもしや。
誘導されてたかもね。
まあそんなことはないと思いますが笑 とりあえずこれで良しとします。
完成形
というわけでアプリの完成形はこちら。それに対してリアルがどうなったかというと、
こういう感じに仕上がりました。
ふぅ。
いやいや、なに完成した雰囲気出してるの?バーティカルキャノンが保留のままよ。
奇跡が起きるかもよ?
起きないでしょ・・・。
転がしてみた
1投目
奇跡なんてなかった
そりゃそうよね。
まあそうですよね笑 まあリフターの先で止まるとは思いませんでしたが、仮に進んだとしてもその先にトラックがつながってないのでどのみちダメでした。
というわけで・・・
2投目
勢いありすぎ
まず変更点ですが、この列だけで2つのバーティカルキャノンを使っていたので、それならいっそスタートを超高くしてやろうという作戦をとりました。
結果、我が家に1つしかないリフターもコース中盤にあるバーティカルキャノンの代替品として収まることになり、割と良い感じのパーツ配置にはなりましたが、
冒頭の勢いがありすぎて曲線トラックを下った先で見事にコースアウトしましたね。しかし、このコースアウトに対しては知見があります。つまり、
3投目
トンネルまでは良かった
コースアウト防止のためのトンネルはとても効果的でしたが、2周回った先のスイッチで止まっちゃいました。
どうやらここはトラックがちゃんとはまっていなかっただけのようなので、グっと押し込んでもう一度チャレンジします。
4投目
消えた!!?
一瞬なにが起きたか分かりませんでしたが、原因はすぐ見つかりました。
そこじゃない
キャッチャーとその先がつながってなかったみたいです。これは完全に私のミス。ということでここを直せば・・・
うわああああああ
なんで!?なんで落ちた!?何が落ちた!!?と思ったら、ここの撮影するときに私の足がエレベーターのあるタワーに当たって、主にエレベーターが落ちたようです。
コース破壊って、GraviTraxやってて本当に萎える瞬間ですよね・・・。まあ気を取り直して復旧しまして、
今度はうずまきではなく、キャッチャーからトラックをつなげることに。これで行けるでしょ。
5投目
リフターー!!
いやまあ私の力加減も悪いと思うんですが、そもそもリフターのあとは下り坂にしてあげないとうまく転がらないですね。というわけで、
現状この位置にあるリフターを、
高さを上げつつ、1つ手前に移動しました。これでどうだ。
6投目
うむ
リフターを高くしたのでその手前のうずまきキャッチャーも上げ、その手前の3in1までは高くしたのですが、ループは大丈夫でしょと思って放っておいたらこのザマです。
まあでも、改善点が分かっているのはやりやすいので、ループと、曲線トラックの手前にあるうずまきキャッチャーもそれぞれ1段ずつ上げてみます・・・
もうやだあああああ!!!
今度は撮影に使うスタンドを倒してしまいました・・・。
スマホ1台で撮っているので、近い写真を取りたい時はスタンドからスマホを取り外すんですけど、今回のはそのハズした時にスタンドが倒れちゃいました。
うわあ〜、萎える。これは萎える。あと悲しい。もうちょっとでゴールだったのに、パーツが微妙にズレてうまく動かなくなったらどうしてくれるんだ!!
と思う気持ちもありつつ、すべての原因が自分にあるのがわかっているので、なんとも言えない気持ちになりました。はい。復旧します。。。
7投目
運ゲーの予感
幸いにも6投目までに調整した部分はうまいこと動作してくれており、スタンドが倒れたことによる復旧作業の影響が無さそうなことは良かったですが、
これ・・・レバーが動作する振動でジャンパーが稼働しちゃってますね。これは試行回数を増やすくらいでしか改善できないんじゃないか??
一応、ジャンパーのロック部分がちゃんと引っかかってることを確認して、再チャレンジ。
8投目
できました!!
試行回数を増やすとか言いましたが、次の1手で無事ゴールできました。良かった。
それにしてもしんどかった。パーツの代替案を考えるところではなくて、コース破壊からの復旧がしんどかった。それも2回。
最終的なコースはこんな感じになりました。
横から見るとこんな感じで、最終的にスタート地点は29段目に落ち着きました。ちなみに奥の棚が穴あいてるのは手元に引き出しごと置いてるからですね。
バーティカルキャノン×3という無茶振りにはなんとか応えることができたものの、今回はたまたま同じ列に2つだったからなんとかできただけで、
例えバーティカル×2のコースであっても、ぜんぜん違う場所にあったらもうお手上げでしたね。でも、終わってみればそれなりに再現度の高いコースになったと思います。
このコースを作っていて思ったのは、つい先日の公式動画レビューでも同じこと言ったんですが、やはりバーティカルキャノンは良いなという点ですね。
個人的にリフターは手動ということが最大の難点なのですが、それを自動化しつつ同じ段数を登れるバーティカルキャノンって、実はものすごく使い勝手良いんじゃないかと思ってきています。
だから買いたい
のですが、amazon.comもamazon.deも売り切れ(または日本には発送しない)という・・・ね。
再入荷がいつになるのか分かりませんが、ちょいちょい覗いてみようと思っています。
まとめ
グラキュさん、いつもありがとうございます。今後も私の手持ちとかは特に気にせず、是非また格好いいコース、楽しいコースを寄稿いただけたらと思います。
またコメントやXなどで感想をいただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
さてこのコーナーは無理難題もokな皆さんが作ったコースを私が自宅にあるパーツでなんとか作り上げるというコーナーです。(ちょっと違う気もしますが)そんなコーナーですので、
「こういうの作ってみました!」という優しめなコースから「あなたにこれが作れるかな??」という挑戦的なコースまで、私はどちらも大好物なのでいろいろな設計図お待ちしております。
設計図の作り方や送り方は以下を参考にお願いします。もしよく分からないことがあったらコメントいただだければ解説しますので、遠慮なくどうぞ!
設計図コードはこちら
公式アプリはこちらから無料DL
アプリは無料です。また設計図コードを見るだけの場合は課金不要で見ることができますが、アプリ内課金で100円を払うと自作コースを作るときにPROスターターセットのパーツが使えるようになります。
このコースの設計図コード
VBX8OS8JVZ
設計図はこちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開けばコースを読み込むことができます。
みんなのコースとは?
文字通り、GraviTraxで遊んでいる皆さんが作ったコースのことです。コースはアプリで共有できますので、ぜひ拝見させてください。
アプリでは既存のパーツを無限に使えますので「自宅にあるパーツでは組めないけど、こういうコースを実物で組んでみて欲しい!」というものも大歓迎です。
言っても我が家のパーツ量はそこまで多くはないのでできることに限りはありますが、作ったコースのコードを送っていただけたらうちでできる範囲で実際に作って紹介させていただきます。
共有のやり方は以下をご覧ください。
共有のやり方
AppStoreやGooglePlayからGraviTrax公式アプリをDLしてコースを自作したら、このボタンをタップします。
すると「リンクかコードのどちらをシェアする」かの選択肢ができますので、基本的には上のリンクの方を選んでもらい、
次の画面でChromeやSafariなど「ブラウザで開く」を選ぶとこんな画面が表示されますので、そのURLをコピーしてこのページのコメント欄に貼っていただくか、
コメントの場合はお名前などが記録に残り他の方からも見られる状態になるので、それが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただく形でも大丈夫です。
お問い合わせフォームはこちらです。
また「URLとかよく分かりません」という場合はコードの方を選ぶとこんな画面が出てきますので、表示された文字をコメント欄または問い合わせフォームから送ってもらう形でも大丈夫です。
おわりに
設計図コード大募集!!
せっかくアプリを使うようになったので、ぜひ皆さんのオリジナルのコースを拝見したいです。
設計図コードまたはリンクをコメント欄に貼っていただくか、コメントだと記録に残るのでそれが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただけたら拝見させていただきますね。
また、「作ったコースを公開しても良いよ!」という方は、●●さん作のコースとして紹介させていただこうと思っていますが、
「コースは提供したいけど名前は紹介されたくないな」という場合もあると思うので、その時はひとこと添えていただければご希望に沿うように投稿します。
コース作成にあたり、ふだん私がやっているような「スターターセット1つだけで作れる」といった制限や縛りは特にありませんので、ものすごく大規模なコースが送られてきたら可能な限り頑張って作ってみようと思いますし、
無いパーツがある場合も何とかしますので、ぜひ遠慮なく送っていただけたらと思います!
みんなのコース一覧
過去のみんなのコースはこちらのスプレッドシートから確認できます。
コメントお待ちしています!!
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方は、是非この記事のどんなところが好きだったかこのページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!
コメントは何でもかまいません。「この●●が良かった!」といった感想から、「このセットで組めるコースが見たい」「こんな情報が欲しい」といったご要望などもコメントお待ちしております。
それからGraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため、ドイツでは売っていても日本では未発売の商品も多数あります。なので個人的な野望ですがもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っています。
「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやブログのコメント・YouTubeのチャンネル登録や高評価ボタン、YouTubeへのコメントをお願いします。
また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!
●コース紹介動画はこちら
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