設計図があるのに難しいコース?
そう。レアなパーツを使ってるんだよ。
うちに無いパーツも?
ある!だから工夫し甲斐があるね。
はじめに
設計者紹介
さて今回で23回目となったみんなのコース紹介は、GRACU ZEROCKさんによるベース6枚のコースです。
グラキュさんは今回で18回目の投稿ですね。いつもありがとうございます!
さて、今回はタイトルにも書いたとおりコースを作ること自体が難しいコースとなっておりまして、その理由というのがパーツの入手難易度です。
パーツ難易度
このコースで使用するパーツはこんな感じなので、パーツ難易度は★★★★くらいですね。
パーツ難易度 | 内訳 |
★ | 標準またはPROスターターセットがどちらか1つあれば遊べるくらい |
★★ | スターターセット数点+追加パーツ5個くらいのコース |
★★★ | 追加パーツが〜20個くらい使われたコース |
★★★★ | 日本で入手が難しい追加パーツを5個以上使ったコース |
★★★★★ | 追加パーツを数十個使っていたり激レアパーツを何個も使ったコース |
久しぶりの★★★★コースなので、このコースに登場するパーツで入手が難しいという理由を改めて整理してみると、
日本では入手不可:ボルケーノ
ザ・ゲームCOURSE:回転タイル
ザ・ゲームFLOW:フレックスチューブ
PRO EXTREME:ヘリックス・ターンテーブル
RACEスターター(amazon限定):チップチューブ・ディッパー
POWERインタラクション:スターター・トリガー・フィニッシュアリーナ・立体3in1
ボルケーノはそもそも入手不可。その他のパーツも入っているセットがバラバラなので、日本でこのコースを設計図通りに組める人は3人くらいしか居ないのではないでしょうか・・・?
なお、この入手困難パーツのうち我が家にあるのは、回転タイルとPOWERインタラクションに入っている合計5つだけ。残りの6パーツは・・・
どうするの?
どうにかする。
とはいえ、久々の設計図通りに作れない工夫が必要なコースということもあり、ちょっとワクワクしています。
作ってみた
全体像のチェック
まず全体像を見てみると、途中で特に上に戻るといった動きもなく、使っているパーツがレアということ以外は基本的にシンプルな上から下に降りてくるコースのようです。
では、さっそく作ってみます!
1段目
この日は子どもがパーツ集めを手伝ってくれるということなので、アプリを見ながら1段目から順に組んでいくことにします。
早速ですが1段目はこんな感じに。どんどん行きます。
2段目
さて2段目に差し掛かった所でさっそく我が家にないパーツ、ヘリックスが登場しました。
持ってないパーツなので動きは予想になってしまいますが、上から入ったボールが螺旋状に120度または240度回転して別のルートに進む感じかなと思います。
とはいえ無いものは仕方ないので、とりあえずここは・・・
保留!!
いいの?
足りないパーツは最後にまとめてなんとかする計画だね。
それは計画って呼ぶの?
まあなんとかなるでしょ!!という精神で次に行きます笑
7段目
続いてはちょっと進んで7段目・・・に差し掛かったところで、
「疲れた(7)」
という発言が。まあ7段目というちょうど良いタイミングだったので、ここでピラーが使える部分は全部先に組んでしまおうということに
というわけで、7段目のあとは14段目を見て、
さらに21段目まで見たうえで、
とりあえずここまでピラーを配置しました・・・いま見ると配置場所が結構ズレてるんですが、やってるときは気づきませんでしたね笑
あれ?これなんで左下の透明プレート1回外したんだっけ。まあいいか。
8段目
さて続いての8段目にはまたしても我が家に無いパーツ、ターンテーブルが登場します。
これも動きがよく分かってないんですが、代替パーツについてはあとでまとめて動きを確認してから考えることにします。
というわけでまたしても保留。
左の黒タイルにはヘリックスが。右の黒タイルにはターンテーブルに変わるパーツが載る予定です。
15段目
続いては少し進んだ15段目。ここにはボルケーノが登場します。しかしボルケーノの代替パーツだけはすぐに浮かぶので、
ここは動きを確認する前にスプラッシュを置きます。
これは良い感じ。
まさに代替パーツ。
ちなみに
後になってスプラッシュじゃ代替できないことに気付いたんですが笑 ボルケーノを使ったことのない私は真面目にこれで良いと思っていましたww
18段目
それに気づいたのがこの18段目。アプリではカーブタイルとボルケーノをトラック小で繋げていたので、じゃあ私もと思ってそれをやろうとしたところ、
無い
そう。トラックがひっかかる穴が無いんですよね・・・。
どーすんの?
スプラッシュを使うなら分かるよね?
このボールが3つに分岐するところは本コースの1つのポイントだと思うので、ここは何としてもスプラッシュを使うことを心に誓って次に進みます。
24段目
しばらく段数を重ねて今度は24段目・・・よく見当たら今回のコースは33段もあるんですね。
24段目にはディッパーが登場しました。さてここで問題です。ディッパーといえば?
北斗七星
ディッパーダン
私は甘いものが好きです。それはさておきディッパーの代替品は全然思いつかないので、
ここも保留ということに。
25段目
そして続く25段目にはチップチューブが登場します。これは動画でよく見るので動きも分かってまして、ボールが3つ貯まると3つ放出するんですよね。
ただ、チップチューブは代替品無いなあ・・・。あと、よく見るとすぐ隣にフレックスチューブも並んでいます。こちらは代替品がすぐに浮かんだので配置したのですが、
PROスターター等に入っているこの1マス分のカーブトラックで何とかなります。何とかなるっていうか、今回は何とかなったのですが、
よくよく考えてみたらフレックスチューブの曲がる向きによっては何ともならない可能性もありましたね・・・。まあ今回はセーフということで。
32段目・33段目
もうじきコースも完成という32段目には、またしてもフレックスチューブが登場。ただし、幸いにもこちらもカーブトラックで代替できる向きで配置されていたので、
ここもこうやって配置して、
最後の33段目でトラック小を配置したら、
コース完成です!!
今回は考えることが多かったせいか、使うパーツの量の割には完成まで長く感じました。いやー、長かった。
大事なこと忘れてない?
うっ・・・
はい。まだ完成じゃないですね。保留にしていたパーツ群を何とかしないことには転がせないので、まずは保留パーツをおさらいしましょう。
保留パーツのおさらい
1.ディッパー
2.チップチューブ
3.ボルケーノ
4.ターンテーブル
5.ヘリックス
あれ?不足は6種類なかった?
フレックスチューブはカーブトラックで完璧に代用できたので、まだ繋がってないのはこの5つだね。
というわけで、まずはこれらのパーツがどんな動きをするのか確認して、どうやって代替させるのかを考えることにします。
代替パーツ探し
設計上の動きを確認
整理するとこうだね。
ディッパー:来たボールを真下に落とす
チップチューブ:ボールが3つ溜まったらまとめて放出
ボルケーノ:3方向にボールを射出
ターンテーブル:なんか下の方にボールを送る
ヘリックス:なんか下の方にボールを送る
後半、雑ね。
それは認めるけど、重要なことに気づいたよ!!
1.チップチューブで3つボールまとめてるけどボルケーノで止まる
2.ボルケーノで止まるからスターターに7球なくても良い
3.7球なくて良いならトリガーも不要っぽい
4.ターンテーブルとヘリックスはなんとかなりそう
つまり、チップチューブとトリガーは無くても何とかなりそうということが分かりました。
ディッパーは?
ディッパーだけは代替もできそうにないので、ここはちょっと手を加えることに。
そして、完成したコースがこちらです!!!
転がしてみた
1投目
1発成功
わーい!!
ねえ。
えっ?
ディッパーだけちょっと手を加えるって言ってたけど、これだいぶ変わってない?
ひいいぃぃ・・・最後までゴールさせようと思ったらこうなったんです!悪気はないんです!
というわけで、私もやりながらやはり無理なものは無理と思ってしまいましたが笑 最後に、我が家にあるパーツで完走できるように変更した場所を一緒に確認してみましょう。
ディッパー(とトリガー)
まずスタート直後。ここはディッパーがどうにもならなかったので、グラキュさんの動画でよく見るキャッチャーを使った折り返しを採用してみました。
ディッパーはまあ仕方ないか。
チップチューブ
続いてチップチューブは無くてもなんとかなる部分だったんですが、このあと出てくるスプラッシュのために高さが必要になったので、
こんな感じで勢いをつけつつ転がっていくトラック中心のルートになりました。
ここはほぼ原型ないわね。
ボルケーノ
本来ボルケーノは横からボールで小突くことで3方向に分岐しますが、スプラッシュで代替したことで必然的に上からボールを落とす必要があり、
前のチップチューブのところで高さと勢いを稼いで、3方向に分岐するところは再現しました。
スローで見ればほら!良い感じ!
ギリギリセーフかな。
ターンテーブル
ターンテーブルはなんとかしてボールを下に送り届ければ良いと解釈したので、スパイラルで代替することにしました。
スパイラルいいよね。
ここも原型留めてないわね。
ヘリックス
そして最後のヘリックスも、なんやかんやしてゴールすれば良いと解釈しまして、動きに面白さをもたせるべくトランポリンで代替しました。
無事にゴール!!!
・・・。
ええと?
やはり別のパーツを他のパーツで代替するのは無理があるわね。
はい・・・。
無理なものは無理
と、私も途中で開き直りましたが笑 やっぱり各追加パーツにはそのパーツならではの動きや魅力があるので、
かろうじてボルケーノ→スプラッシュくらいは許される気がしますが、他のものを代替するのはまあ無理でしたね。
来年もみんなのコース紹介は続けるつもりでいるので、これはついに未所持パーツの拡充に本腰を入れるときが来ましたかね?
・・・というか、
このコースをグラキュさん以外で完璧に作れる方がいらしたら、是非見てみたいです。「作りました!!」という方がいたら是非コメントで教えてください。
まとめ
GRACU ZEROCKさん、改めてありがとうございました。今回はボチボチな再現度に収まった(?)と思うのですが、また是非感想も聞かせてください!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さてこのコーナーは無理難題もokな皆さんが作ったコースを私が自宅にあるパーツでなんとか作り上げるというコーナーです。(ちょっと違う気もしますが)そんなコーナーですので、
「こういうの作ってみました!」という優しめなコースから「あなたにこれが作れるかな??」という挑戦的なコースまで、私はどちらも大好物なのでいろいろな設計図お待ちしております。
設計図の作り方や送り方は以下を参考にお願いします。もしよく分からないことがあったらコメントいただだければ解説しますので、遠慮なくどうぞ!
設計図コードはこちら
公式アプリはこちらから無料DL
アプリは無料です。また設計図コードを見るだけの場合は課金不要で見ることができますが、アプリ内課金で100円を払うと自作コースを作るときにPROスターターセットのパーツが使えるようになります。
このコースの設計図コード
M8YQON62XX です。
こちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開くだけでコースを読み込むことができます。
みんなのコースとは?
文字通り、GraviTraxで遊んでいる皆さんが作ったコースのことです。コースはアプリで共有できますので、ぜひ拝見させてください。
アプリでは既存のパーツを無限に使えますので「自宅にあるパーツでは組めないけど、こういうコースを実物で組んでみて欲しい!」というものも大歓迎です。
言っても我が家のパーツ量はそこまで多くはないのでできることに限りはありますが、作ったコースのコードを送っていただけたらうちでできる範囲で実際に作って紹介させていただきます。
共有のやり方は以下をご覧ください。
共有のやり方
AppStoreやGooglePlayからGraviTrax公式アプリをDLしてコースを自作したら、このボタンをタップします。
すると「リンクかコードのどちらをシェアする」かの選択肢ができますので、基本的には上のリンクの方を選んでもらい、
次の画面でChromeやSafariなど「ブラウザで開く」を選ぶとこんな画面が表示されますので、そのURLをコピーしてこのページのコメント欄に貼っていただくか、
コメントの場合はお名前などが記録に残り他の方からも見られる状態になるので、それが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただく形でも大丈夫です。
お問い合わせフォームはこちらです。
また「URLとかよく分かりません」という場合はコードの方を選ぶとこんな画面が出てきますので、表示された文字をコメント欄または問い合わせフォームから送ってもらう形でも大丈夫です。
おわりに
設計図コード大募集!!
せっかくアプリを使うようになったので、ぜひ皆さんのオリジナルのコースを拝見したいです。
設計図コードまたはリンクをコメント欄に貼っていただくか、コメントだと記録に残るのでそれが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただけたら拝見させていただきますね。
また、「作ったコースを公開しても良いよ!」という方は、●●さん作のコースとして紹介させていただこうと思っていますが、
「コースは提供したいけど名前は紹介されたくないな」という場合もあると思うので、その時はひとこと添えていただければご希望に沿うように投稿します。
コース作成にあたり、ふだん私がやっているような「スターターセット1つだけで作れる」といった制限や縛りは特にありませんので、ものすごく大規模なコースが送られてきたら可能な限り頑張って作ってみようと思いますし、
無いパーツがある場合も何とかしますので、ぜひ遠慮なく送っていただけたらと思います!
みんなのコース一覧
過去のみんなのコースはこちらのスプレッドシートから確認できます。
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それからGraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため、ドイツでは売っていても日本では未発売の商品も多数あります。なので個人的な野望ですがもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っています。
「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやブログのコメント・YouTubeのチャンネル登録や高評価ボタン、YouTubeへのコメントをお願いします。
また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!
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