
今回はなんと新しい方、シロガネタックルさんからの寄稿です!!!



シロガネタックルさん、ありがとうございます!



(なんか強そうな名前ね)
はじめに
設計者紹介
通算43回目となる今回のコースは、今回が初となるシロガネタックルさんに寄稿いただきました。



シロガネさん、ありがとうございます!!
パーツ難易度
パーツ難易度 | 内訳 |
★ | 標準またはPROスターターセットがどちらか1つあれば遊べるくらい |
★★ | スターターセット数点+追加パーツ5個くらいのコース |
★★★ | ★2+追加パーツが〜20個くらい使われたコース |
★★★★ | 日本で入手が難しい追加パーツを5個以上使ったコース |
★★★★★ | ★4よりもさらに激レアなパーツを何個も使ったコース |
このコースのパーツ難易度は★★★です!今回は緑パーツてんこ盛りですが、どれも日本で入手可能なのが良いですね。
設計図コード
KL34HE7VLG
設計図はこちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開けばコースを読み込むことができます。



使用パーツの詳細はアプリでご覧ください。
作ってみた
全体像のチェック


さて今回は・・・おお。なかなか色んな追加パーツが使われているコースですね。とりあえず撮影のためにゴールを手前に向けたいんですが…あれ?
どこだ?
まさかのゴールなしコースだと…?これはあれですね。「ゴールがなくてもゴールの場所くらい分かるよね?」私への挑戦状ですね。多分ちがうけど笑 まあ、組み始めれば「ほぼ確実にここ」という場所が見つかると思うので、問題ないでしょう。
とはいえ事前にやれることはやっておきたいので、アプリでパーツを確認してみましたが、やっぱりゴールはありませんでした。あと、ボールを転がしてみれば分かるんじゃないか?と思ったのでやってみたところ…
ああ〜〜
そうだった。今回はコース寄稿時に「アプリでは出来なかったところがある」と追記があったんでした。


ええと、要約すると?
1.Y字タイルの下に傾きタイルを置く
2.隣にも傾きタイルを置く
3.トランポリンの近くに特殊トラック
4.透明プレートで直線トンネル
5.スイッチをトンネルスイッチにする
こんな感じになるのかな。最初から意識してやれば良さそうですが、コース全体が手頃なボリュームだったので、今回はとりあえず全部組んでみて、最後にこの5つをやってみようと思います。
初手は特になし
今回は透明プレートを使う関係で数か所だけ6段か6.5段くらいの柱タイルがありそうですが、そんなに量が多くないので、ステップ1から順番に作ってみようと思います。
ステップ1


というわけでステップ1です。あっ。いきなりスクープを2個使用してますね。我が家にはスクープが1つしかないので、


ここはレバーで代用します。まあ、レバーであればスクープの代用パーツとして高さも威力も申し分ないでしょう。
とはいえ、スクープを使う前提で設計されているコースなので、スクープが2つある場合はそれを使ったほうが良いと思います。


ステップ4


ステップ2、3、と進んで次はステップ4。ここで、コース中央に注意書きのあったY字タイルが設置されますが、


一旦、注意書きは置いておいてアプリ通りの作り方で進めます。これが吉と出るか凶と出るか…。
ステップ7


そのままステップ5、6、と進んで、今度はステップ7ですね。透明プレートが乗るので見た目が大きく変わります。


いい感じに仕上がってきました!
ステップ8


続くステップ8は主に透明プレートの上に配置していくのですが、おっと。2つ目のジャンパーが登場しましたね。
ジャンパーも我が家には1つしかないのですが、この後の動き方によって代替できるパーツが変わりそうなので、ここはいったん保留にして、ジャンパー以外の部分を組んでいくようにします。
ステップ12(完成)


ということで最後まで来ました。2つめのジャンパーのところはすぐ下のカーブタイルにつながれば良いんですね。


拡大するとこの部分です。


リアルだとこんな感じ。本来ジャンパーを設置する場所が今は空っぽですが、


今回は少しコースを変えて、エレベーターで代用することにしました。というか、考えてみたらうちの在庫で高さを稼げるパーツって、あとエレベーターとマグネットキャノンしか残ってなかったんですよね。
マグネットキャノンで高さを稼ぐにはそこそこの量のパーツを使うことになりそうだったので、できるだけシンプルに済ませることを考えた結果、今回はエレベーターとなりました。
というわけで・・・


完成です!?
いやいや、ゴールないじゃん。。。そうだった。まあでも、あそこかな。現状気になるところは2つあって、


まず1つ目はここ。どう見てもコースが無いんですが、PROスターターなんかに入っている1マスカーブトラックを使うには高低差が3段か3.5段は欲しいので、




ここは柱タイルとカーブトラックを置いてくっつけました。


そしてこちら。まあ十中八九ここがゴールで間違いないでしょう。


ということでこちらにゴールを置いて、今度こそ完成です!!では、さっそく転がしてみましょう!
転がしてみた
1投目
そうだった…
どこかで見た動きだと思ったら、これ最初にアプリで転がしてみたときと全く同じ場所で止まってますね。


というわけで改めて、このタイミングで5つのポイントを修正していこうと思います。
1.Y字の下に傾きタイル


ええと?現状平らになってるこの部分を、


こうするってことですね!下から、「小・大・斜め・小」って書いてあるし、傾ける方向まで書いてもらっているのでこれで間違いないはず。間違いない…はず。


いやこれ間違ってますよね。。。あれ?キャッチャーの下に置く柱タイルって2.5段じゃなかったかな。間違えてたかも。


あれ?やはり2.5段で合ってるっぽい。とはいえ、このままだとキャッチャーにいったボールが帰ってこないので、ひとまずキャッチャー側も3段にしておきます。
2.枝の下にも傾きタイル


お次は、となりの枝タイルの下にも傾きタイルを置くとのこと。指示には「枝タイルの枝別れ部分の反対方向に斜めタイルで傾ける」とありますが、つまりこういう向きですよね?
しかしこれだと…


そうですよね。→↙という具合に傾いているので、傾斜が中央に来てここで止まっちゃいますよね。これどうなんだろう?見た感じこちらは無くて良い気がするので、2の枝タイルの下に傾きタイルを置くというのは置かずに進めてみます。
3.トランポリン後にトラック


これはさっきのこの場所のことですね。指示には特殊トラックをつけてねとありますが、


3.5段と1.5段をつなぐには段差が2段分しかないので、こんな感じで浮いちゃいます。


もちろん、手前を4.5段にして高低差を3段にすればがっつり使えますが、スクープからのトランポリン×2がそこまで高く跳ねないと思うので、


今回は当初の予定通り、カーブタイルと柱タイルを使ってタイルでつなぐようにします。
4.透明プレートに直線トンネル


「トラックの交差しているところの下のトラックを直線トンネルにして」とあるのですが、トラックが交差ってことは、きっと場所はここですよね?


交差しているところの下のトラックということは、


こういうことでしょうか?



トラックの時と同じに見えるけど、見た目だけの違い?これ何か意味あるの?



あるんだなこれが。
そうです。GraviTraxってレゴみたいにがっつり組み合うおもちゃではなく、重なるように、乗るようにパーツを組み合わせて作るので、特にトラックはボールの重みや通過の衝撃で微妙にズレるんですよね。
トラックを通過するボールをよく見ると、ちょっとトラックがたゆむのが見て分かると思います。つまり、それだけボールの威力が吸収されてるんですね。
それが
タイル(直線トンネル)になることでトラックよりもタイルの方が安定してますから、ボールの威力が減りづらくなるんですよね。
なので、トラックを使うルートを通った時に「威力が足りなくて途中で止まっちゃう」という場合なんかに、トラックの代わりに直線トンネルやXタイル、水タイルなんかの直線型タイルを組み合わせると、通れる場合があります。



威力が上がるわけではないので、「あとちょっと」を改善するときには使えます。



ほえ〜
・・・こういう細かな部分を見ると、寄稿いただいたのは初めてですが、シロガネさんは結構GraviTraxをやりこんでる感じがしますね。勘ですけど。当たってても外れてても教えてください笑
5.ゴール以外はスイッチトンネルを使う


これはつまり、この3箇所のスイッチを、


こうするわけですね。
これも考え方はさっきと一緒で、通常スイッチのサイズをTとしたとき、スイッチトンネルの中にある分岐パーツのサイズはτくらいなので、Tよりτの方が動かすのに力が要らないんですよね。小っちゃくて軽いから。
なので、シビアな場面では通常スイッチよりもスイッチトンネルの方が良かったりする…というのは頭では分かっていても、私は意識して使ったことはないですね。



前回、すべりの悪いスイッチをシリコンスプレーで解決しようとしたくらいだからね笑
まあ、これで5つすべて修正できたので今度は大丈夫でしょう!
2投目
威力不足
うーん。この流れでこれか。でも場所的にこれ以上フリップからマグネットキャノンに転がるまでに追加で何かできる要素がほとんどないので、


フリップ自体を少しトンネル側に傾けて、ボールを持ち上げた後に転がりやすくしてみました。これで次いってみましょう!
3投目
???
一瞬本気で分からなかったですが、これは透明プレートの下で見えなくなっているマグネットキャノンの整備不良ですね笑 ここ取りづらいんだよなあ。。。早くエレクトリックキャノンが欲しいです。


4投目
トランポリン
うーん、なんで私これ事前にテストしなかったんですかね笑 トランポリンとカタパルトは事前準備が大事って婆ちゃんが言ってたのに、すっかり忘れてました()


さて現状はこんな感じなのですが、調整に調整を重ねた結果…


こうなりました笑 これも100%ではないですが、これが一番安定したので今回はこれで進めます。
ちなみに、本来スクープを使うところを我が家事情でレバーに変えているので、もしかしたらスクープだったら元の状態で進むのかもしれません。
・・・が、それに気づいたのはこれを書いている今なので、ちょっと検証はできてないです。スマンナ
5投目
ゴール!?
いやいやいやwww ゴール手前の分岐を戻すのを忘れてました。でもこの感じなら次でゴールできそうなので、このままもう1回やります。
6投目
ゴール!!
今度はちゃんと全ルートを走りきってからのゴールです。トランポリンも超安定してます。
個人的にはこのスクープからのジャンパーの部分が好きですね。やっぱり緑パーツが多いコースは良いなあ。
まとめ
シロガネタックルさん、この度は寄稿ありがとうございました!すごく楽しかったです。
コースを崩す前に、直線トンネルをトラックに戻し、スイッチトンネルを通常スイッチに戻して転がすのをすっかり忘れていましたが、もし今後またこういったコースがあったら次回は比較するようにしますね。
今後ともよろしくお願いします!
設計図コードはこちら
公式アプリはこちらから無料DL
アプリは無料です。また設計図コードを見るだけの場合は課金不要で見ることができますが、アプリ内課金で100円を払うと自作コースを作るときにPROスターターセットのパーツが使えるようになります。
設計図コード
KL34HE7VLG
設計図はこちらのコードをアプリで手入力するか、またはGraviTrax公式アプリの入ったスマホでこちらを開けばコースを読み込むことができます。
みんなのコースとは?
文字通り、GraviTraxで遊んでいる皆さんが作ったコースのことです。コースはアプリで共有できますので、ぜひ拝見させてください。
アプリでは既存のパーツを無限に使えますので「自宅にあるパーツでは組めないけど、こういうコースを実物で組んでみて欲しい!」というものも大歓迎です。
言っても我が家のパーツ量はそこまで多くはないのでできることに限りはありますが、作ったコースのコードを送っていただけたらうちでできる範囲で実際に作って紹介させていただきます。
共有のやり方は以下をご覧ください。
共有のやり方


AppStoreやGooglePlayからGraviTrax公式アプリをDLしてコースを自作したら、このボタンをタップします。


すると「リンクかコードのどちらをシェアする」かの選択肢ができますので、基本的には上のリンクの方を選んでもらい、


次の画面でChromeやSafariなど「ブラウザで開く」を選ぶとこんな画面が表示されますので、そのURLをコピーしてこのページのコメント欄に貼っていただくか、
コメントの場合はお名前などが記録に残り他の方からも見られる状態になるので、それが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただく形でも大丈夫です。
お問い合わせフォームはこちらです。


また「URLとかよく分かりません」という場合はコードの方を選ぶとこんな画面が出てきますので、表示された文字をコメント欄または問い合わせフォームから送ってもらう形でも大丈夫です。
おわりに
設計図コード大募集!!
せっかくアプリを使うようになったので、ぜひ皆さんのオリジナルのコースを拝見したいです。
設計図コードまたはリンクをコメント欄に貼っていただくか、コメントだと皆に見えるのでそれが苦手な方は問い合わせフォームから送っていただけたら拝見させていただきますね。
また、「作ったコースを公開しても良いよ!」という方は、●●さん作のコースとして紹介させていただこうと思っていますが、
「コースは提供したいけど名前は紹介されたくないな」という場合もあると思うので、その時はひとこと添えていただければご希望に沿うように投稿します。
コース作成にあたり、ふだん私がやっているような「スターターセット1つだけで作れる」といった制限や縛りは特にありませんので、ものすごく大規模なコースが送られてきたら可能な限り頑張って作ってみようと思いますし、
無いパーツがある場合も何とかしますので、ぜひ遠慮なく送っていただけたらと思います!
みんなのコース一覧


過去のみんなのコースはこちらのスプレッドシートから確認できます。
コメントお待ちしています!!
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方は、是非この記事のどんなところが好きだったかこのページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!
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それからGraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため、ドイツでは売っていても日本では未発売の商品も多数あります。なので個人的な野望ですがもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っています。
「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやブログのコメント・YouTubeのチャンネル登録や高評価ボタン、YouTubeへのコメントをお願いします。
また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!


●コース紹介動画はこちら
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コメント一覧 (2件)
傾きタイルやスイッチトンネルはアプリで置けない仕様なのでしょうか?
傾きタイルはトランポリンでしか使えなくて、しかも1枚または2枚までしか置けません。
あとスイッチトンネルは置けるんですが、なぜかスイッチの向きを変えられないです笑
ということで、置けなくはないんですが、微妙な仕様という感じですね…。