はじめて買うGraviTraxはPROスターターがおすすめamazonに行く

グラビトラックス(ザ・ゲーム)がグッド・トイ2023に選ばれてました!

ono3

こないだ静岡県焼津市にある焼津おもちゃ美術館に行ったら、なんと・・・

たま

ゴクリ・・・

ono3

GraviTraxが展示されてました!!

たま

おおー!!

目次
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グッド・トイとは?

皆さん、グッド・トイって知っていますか?

1985年からあるようなのでメジャーなのかもしれませんが、私は縁あっておもちゃコンサルタントの知り合いから聞いて知ったものの、それがなければ全然知らなかったですね。

さて、そんなグッド・トイは公式に以下のようなおもちゃの賞制度としてまとめられています。

遊びのスペシャリストの投票で決まるおもちゃの賞制度です

人は遊びを通して五感を磨き、コミュニケーション能力を養い、夢を育てます。
よいおもちゃ=グッド・トイとは、その手助けができるおもちゃのことです。
自分で遊びや楽しみを発見しながら思いっきり遊んだ人は、感じる力、考える力、
チャレンジする力をもった、人生を楽しめる人になるでしょう。
そんな人がもっともっと増えてほしいという願いを込めて、
全国の「おもちゃコンサルタント」は、グッド・トイを選び続けています。

GOOD TOY公式サイトから引用

このグッド・トイを選ぶにあたり、グッド・トイの運営元である認定NPO法人 芸術と遊び創造協会はおもちゃを見る視点として3つの方針6つのポイントを設けています。

その方針とポイントはどんな内容かと言うと、

3つの方針

まず方針については、健全であること(安全であること・暴力的でないこと)。ロングセラー(が見込めるもの?)であること。遊びやコミュニケーションを尊重するおもちゃであること。この3点が重要だそうです。

6つのポイント

そして6つのポイントについてはこんな感じ。私は中の人ではないので想像に過ぎませんが、グッド・トイに選定されるかどうかの基準が3つの方針に沿ったおもちゃかどうか。

そしてグッド・トイに選ばれた中で、6つの賞を受賞するかどうかのより細かな基準が6つのポイントという気がしています。

より具体的な選考プロセス

・・・なんて予想していたら、一緒に貰ってきた冊子に具体的な選考プロセスが載っていました。

1.応募・推薦受付
2.第一次審査
3.大選考会 ※ここで認定おもちゃが決まる
4.投票 ※約2000名いる全国のおもちゃコンサルタントの投票
5.最終評議会

ono3

最終評議会・・・。

たま

やっぱり鶴の一声とかあるのかしらね?

最後になんか強そうな名前が出てきましたが、きっと鶴の一声的なことが起きる場ではなく、むしろ縁故などによる不平等なものがないかどうかを確認するためだけの会で、

賞自体は純粋におもちゃコンサルタントによる投票で決まっている。と私は信じています。

6つの賞について

年によって該当するおもちゃがあったり無かったりするようですが、確認できた限りではこの6つがあるようです。

・グッド・トイ大賞
林野庁長官賞
・芸術と遊び賞
・多世代交流賞
・おうち遊び賞
・ユニバーサル賞

あいにくそれぞれの賞がどのように決まるのか、賞ごとの選考基準については記載がなかったのですが、

林野庁長官賞だけは文字通り林野庁の長官が選ぶ賞と思われるので、過去賞を見ても国産かつ木でできたおもちゃがこの賞に該当するようです。

なので、パーツ類が樹脂で作られたGraviTraxは少なくとも林野庁長官賞だけは今後も受賞することがなさそうです。

(私知らなかったんですが、林野庁と水産庁の2つが入っているのが農林水産省だったんですね)

さて、今回受賞したGraviTraxザ・ゲーム(コース)を3つの方針と6つのポイントに当てはめてみるとどうなるのかを見てみます。

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GraviTraxを選考基準に当てはめてみる

まずは3つの方針

1.健全さ

安全性への配慮を評価するとともに、暴力行為、他を傷つける行為を連想させるもの、遊び内容が暴力的であるものは選ばれません。

GOOD TOY公式サイトから引用

ばっちりですね! と言いたいところですが、個人的に真っ先に気になったのはボールの大きさが安全と言えるのかどうか。12mmというと誤飲してしまうサイズ感ですが果たして・・・。

と思ったら、昨年大賞を受賞していたアルゴループがグラビの玉よりもうちょっと大きいくらいのビー玉を使って遊ぶおもちゃだったので、そこは問題無さそうです。つまり健全!!

ちなみにアルゴループは動きが楽しいので、はじめて知ったという方はぜひ一度は動画を見てみて欲しいです。

2.ロングセラー

流行を求めた一過性の楽しさではなく、ロングセラーのおもちゃとしての可能性を評価します。

GOOD TOY公式サイトから引用

現時点でロングセラーかというと・・・そもそもロングセラーの定義が分かりませんが、なんとなく10年くらい経過していればロングセラーと言えそうな気がします。

とはいえ日本で発売されたのが2019年、ドイツで発売されたのも2017年なので、まだちょっとロングセラーとは言えないのかなと思います。

ただ、方針の詳細説明には「流行を求めた一過性の楽しさではなく・・・」と書いてあるので、将来性という点では十分にロングセラー性があると言えそうです。

3.遊び・コミュニケーション尊重

知育、早期教育への偏重を慎重に取り扱い、ユニバーサルな遊びとコミュニケーションを尊重した選考を行っています。

GOOD TOY公式サイトから引用

ユニバーサルな遊び・・・これは誰でも遊べるかどうかだとして、コミュニケーションを尊重しているかどうかは評価が難しいですが、

GraviTraxは一人でもできますし、協力して複数人で遊ぶこともできます。そしてゲーム性には確実に知育要素があるので、この要件もクリアしていそうですね! 

続いて6つのポイント

3つの方針は3つのうち2つは満たしていそうだったので、今度は6つのポイントについて見てみます。

1.美しい色と形

これは満たしているでしょう。

白・緑・グレーの3色を基調として色が多すぎないのは美しく、六角形など各種パーツの形もそれ単体で見れるほど造形美に優れています(私見)。もっとも・・・

赤! 青! 緑!

みたいな、特に幼少期の子どもに目につく原色系のことを美しい色と言われたら、GraviTraxは満たしていないですね。

2.動きのバリエーション

これは文句なしに満たしていますね。数あるグッド・トイの中でも動きのバリエーションを増やすような拡張性があるおもちゃは少ないので、ここは豪語して良いと思います。

3.適度な大きさと重さ

安全性的な意味ではボールは小さすぎるし、重さは木の玩具などと比べるとむしろ軽いので、この項目は満たしていないと思います。

4.心地よい音

たぶん満たしてないですね。個人的にボールがトラックを転がる時の音とかは好きですが、おそらくここで言うのは木同士があたった時の軽いあの音みたいな音楽的な心地よさだと思うので、

この項目も満たしていないかと思います。

5.感触のよさ

これも満たしていませんね。まあ樹脂系素材である以上これは厳しいのかと。木の感触には勝てない。

ただ、GraviTraxジュニアだったらこの条件は満たせるのでは? とも思います。まだ実物触ったことないですが。

6. 丈夫さと壊れにくさ

多分これは満たしているかと。そもそもパーツが軽いので、その分だけ壊れにくいと思います。

・・・ということは、6つのポイント中3つは満たしていそうです。というか途中でも触れましたが、

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ザ・ゲーム以外のGraviTrax

GraviTraxジュニアってどうなの?

GraviTraxジュニアだったら方針もポイントもぜんぶ満たしているんじゃないですかね? あれ? 私これ見つけちゃいました? 2024年のグッド・トイには是非GraviTraxジュニアを推薦して欲しいところです。

そしたらグッド・トイきっかけでGraviTraxの認知が高まり、日本に需要が生まれ、全追加パーツが日本で発売されるという風が吹けば桶屋が儲かる的な流れができるはず。できて。

さてここまでいろいろ書いていて何ですが、1つだけどうしても気になる疑問があります。

なんでザ・ゲーム?

これ!

だって、GraviTraxでこういうのにエントリーしようとしたら確実にスターターセットの方が良いじゃないですか。パーツも豊富だし。

先日おもちゃ美術館で見つけたときも、今こうして書いている時もすごく気になったのでいろいろ調べてみたところ、誰でも理解できる明確な理由が明らかになりました。

2020年に受賞してた。

なるほど・・・。つまり今回は2回目だったわけですね。

言い換えればGraviTraxで何回もエントリーできることが分かったので、上に書いたGraviTraxジュニアもエントリーできるということ!! これは期待しちゃいますね。というのも、

大賞は国産じゃなくてもok

というのは過去の受賞歴からも明らか。つまりGraviTraxジュニアがグッド・トイ大賞をとることは十分に有り得そうです。

ということで、日本全国のおもちゃコンサルタントにGraviTraxジュニアをプレゼントする作戦は、日本のGraviTrax普及においてアリだと言えそうです(適当)

ちょっと資格とってきます。

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焼津おもちゃ美術館とは?

せっかくなので、私が今回GraviTraxを見つけた焼津おもちゃ美術館についても触れておきます。

全国にあるおもちゃ美術館の1つ

焼津おもちゃ美術館は、現時点で全国に12個所あるおもちゃ美術館の1つです。

こちらは2021年の7月4日にオープンしたんですけど、我が家はオープン日に家族3人で行きまして、当時4歳だった子どもがどハマり。帰ってからしばらくの間、土日に何したいか聞くと

「やいづ行く」

しか言わなくなったので、その年だけで何回行ったっけ? というくらいには行きました。

卵の大海原

(たぶん)1番の特徴は2Fにあるこの木製卵による大海原。大量っていうか大漁です。他のおもちゃ美術館の写真でも木製の卵は見かけますが、これだけ大量なのはおそらく焼津おもちゃ美術館だけです。

しかも、この量の中でたしか6種類くらいのシークレット卵があって、他のおもちゃ美術館の印が入った卵があるんですよ。ちなみに私はまだ1種類しか見たことないです。

あとはオープン初日にスタッフさんが来場した子どもを埋めて卵から顔だけ出す遊びをしたのをきっかけに、その場にいた10数組の家族が一斉に我が子を埋め始めたのは良い思い出です(笑)

3Fの奥にあるグッド・トイ展示室

1Fは図書館になっていて2Fと3Fがおもちゃ美術館なのですが、今回私がGraviTraxを見つけたのは3Fの奥にあるグッド・トイ展示室という部屋。

ここは実際に各種グッド・トイが遊べるのが特徴で、もちろんGraviTraxも自由に遊べるのですが、多くのグッド・トイが幼児でも遊べるおもちゃという関係からか、展示室にいる子どもは0〜3歳児が多い印象。

もちろん親御さんもいるのですが、さすがにこの状況でグラビのボールがどこかに転がっていったら・・・ということを危惧してGraviTraxで遊ぶのはやめて、写真を撮るだけに留めました。

ほんとはその場で広げて、GraviTraxで遊んでいる様子を他の来場者に見てもらいたかったんですけどね。というのも、

GraviTraxの置き場所

気づかないよ!!

この写真だと伝わらないんですが、少なくとも私が来場したときは子どもの目線では気づきづらい最上段。しかも最上段の右隅という場所に、箱に入ったまま寝た状態で置かれていたんですよ。

これじゃあ、かろうじて見えるラベンスバーガーの青三角と商品名を見て中身を知っている人以外は誰も触らないですよ_(:3 」∠)_

という感想を抱きつつ担当者の気持ちを考えると、おそらくこれは苦肉の策で、グッド・トイ展示室なので受賞商品の展示はしなきゃいけない。けど安全性を考慮するとこの位置に置くしかない。

遊んで欲しいけど積極的にはちょっと・・・といった具合でここに置いてあるのかなと(予想ですけどね)。なのでこの写真は私が箱を立てて撮ったのですが、撮影後はまた寝かせておきました。

まあ不特定多数の方が来て且つ自由に遊べる空間となれば仕方ないなと思う気持ちもありつつ、同じ3Fにあるボドゲとかが置いてあるスペースに移動したらやる人がいるんじゃ? とか思っちゃいました。

何かの機会でこの投稿が焼津おもちゃ美術館の方の目についたら、ぜひ展示室用とは別にボドゲスペースにも置いて欲しいなと思います。

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まとめ・あとがき

いやー。先日グッド・トイ展示室であの箱を見つけたときはびっくりしましたね。

今回は理由あってお昼時に帰っちゃったのですが、グッド・トイ以外にも前述の大量の卵、けん玉、スロープトイ(写真撮り忘れてた!)など昔からあるおもちゃの展示はもちろん、

本格的なテーブルサッカーや木工体験、おすしやさんや果物狩りといった体験まで1日ずっと楽しめる場所なので、まだ行ったことのない方はぜひ焼津おもちゃ美術館に足を運んでみてください。

そしてGraviTraxもぜひ手に取って見てください。

そしてブリオの皆さんは是非2024年にGraviTraxジュニアをグッド・トイに推薦するべく、まずは日本でGraviTraxジュニアを発売してください!

あとがき

この記事をきっかけに少しでもGraviTraxに興味をもってもらえると嬉しいです。

もしここまで読んでくださった方でGraviTraxの「こんな動画が見たい」「こんな記事が読みたい」「こういう情報が欲しい」といったご要望がありましたら是非コメントお待ちしております。

また、何かGraviTraxについて気になることがあれば回答いたしますので、そんなときも遠慮なくコメントいただけたらと思います。

今後ともよろしくお願いします!!

コメントお待ちしています!!

いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方は、是非この記事のどんなところが好きだったかこのページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!

コメントは何でもかまいません。「この●●が良かった!」といった感想から、「このセットで組めるコースが見たい」「こんな情報が欲しい」といったご要望などもコメントお待ちしております。

それからGraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため、ドイツでは売っていても日本では未発売の商品も多数あります。なので個人的な野望ですがもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っています。

「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやブログのコメント・YouTubeのチャンネル登録や高評価ボタン、YouTubeへのコメントをお願いします。

また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!

●コース紹介動画はこちら

この記事を書いた人

2023/9に子どもが買ってきたGraviTraxにどハマりした1983年生まれ。

最近はディアブロのシーズン4が面白すぎて毎日朝4時頃から遊んでるのと、妻とMTGで対戦するのが日課。ゲームはディアブロとmetroidvaniaを中心に2Dゲームが全般が好きで、MTGやボドゲなどのアナログゲームも好きです。

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