夏休みの【自由研究】にGraviTraxはどうですか?amazonに行く

【口コミ・レビュー】GraviTrax|ファンとプロのためのプロい本

たま

プロい本・・・。

ono3

DeepL先生のPROブックって言い方はちょっと違うなと思って。

たま

理解したわ。

目次
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今回はこちら

GraviTrax. Das PRO Buch für Fans und Profis

たま

あれ? 見覚えがあるわ。

ono3

前に同じ設計図の白い本を紹介したんだけど、それの黒い版だね。

たま

白と黒で何が違うの?

ono3

使うスターターが違うね。

今回紹介するのは、GraviTrax. Das PRO Buch für Fans und Profisです。

以前紹介したタイトルに「PRO」が加わるかどうかで、書籍名称はほぼ同じです。

標準のスターターセットを対象とした前回の白い本についてはこちらをご覧ください。

どうやって紹介するか

前回同様、設計図の特徴として作り方が書かれたところを載せるのはよろしく無いと思うので、コース紹介は数点だけ。且つ作り方が載っている設計図部分には触れないというやり方で紹介しようと思います。

作り方が気になる方はぜひ同じ本を購入してみてください。

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本の全体像

概要

この本は、黒い箱のPROスターターセットで遊べるコース紹介する設計図集です。

注意点として、前回の標準スターターセット向けの設計図集は標準スターターセットが1つあれば大半のコースが作れるようになっていたのですがが、今回の本でPROスターター1つで作れるコースは

2つだけ

で、残りは何らかの他のセットやパーツと組み合わせる必要があります。ここは記事ぜんぶ書いてから最後に書いているのですが、書いてて驚きました。気持ち的にはせめて半分は欲しかったなー。

ということは、ラベンス社としてはPROスターターを買う人は他のパーツも持ってるはず。っていう認識なのかな?

さすがはプロい本。

サイズ

まずは大きさ。だいたい26cm×26.5cm×1.5cmくらいあります。前回紹介した白本と全く同じサイズですね。

横に並べてみると同じ大きさであることがよく分かります。ちなみにページ数も116ページで一緒。

しかしこれ、もしシリーズ3冊目が出たら何色なんだろう・・・。

銀ですね。

すでにPOWERスターターが発売されていることを忘れていました_(:3 」∠)_ 中学受験みたいだけど、銀本いいな。カッコよさそう。

まずは表紙をめくってみる(白本)

前回はこちらの赤いボールを追いかけてジャンプしているグラビボーイでしたが、

まずは表紙をめくってみる(黒本)

今回はループから顔を出しているグラビボーイでしたね。

また、前回は「今がその時です!!」と書かれていた冒頭文が、今回は「待ちはついに終わりました(Google翻訳)」と変わっています。。。変わっています?

もしかして同じ?

どちらも「時は来た!それだけだ」と訳せないこともない気がしますので、ちょっと原文で比べてきます。

違いました!

失礼失礼。ということで改めてDeepL先生に訳してもらったものがこちら。

あー。微妙にニュアンス違いますね。

黒本は2冊めの設計図集なのでこういう表現になったようです。

目次

続いては目次。構成こそ前回と大差ないものの、明らかに違うのが紹介されるコースの数。

前回20コースあったものが、今回はなんと15コースに減っています。これはちょっと残念。ただ、読み進めていくと理由が分かりました。単純に1コース辺りのボリュームが多いですね。

ページ数は白本も黒本も同じだったので、その分だけ1コースの密度が高いと言えます。まあパーツ数も124個と153個で30個近く違うので、当然といえば当然かもしれないです。

あと、目次の左のページに「これは良いな!」と思うものが載っていたので紹介します。

ウォールの段数表記

これ、設計図を見てコースを作る方にとってはとても便利ですよね。

こんなの前回の白本にあったっけ? と思って比べてみたのですが、

白紙。

というか、考えてみたら標準スターターにはウォールが入っていないので、載ってなくて当然でしたね。

そして気になるのは「TIPS!」の文字。(ドイツ語でもTIPSって言うんだ。って思いましたが)きっとヒント的なものが載っているので翻訳してみます。

まじか!!

やっぱり平らな床は公式としても重要視してるんですね。まあ当然か。当然ですよね・・・_(:3 」∠)_ やはりGraviTraxに必要なのは高さと平らな床で間違いなさそうです。

さて本の紹介に戻ります。

その他のページ

前回の本にあったコースとコースの間に載っているパーツ解説みたいなものは、だいぶボリュームが減っていますが数点は載っていました。

まあこちらも前述のとおりコース紹介に割くページが増えたため、何らかの意図があって減らしたというよりは単純に解説に割けるスペースが少なかっただけだと思います。

それから最後らへんには前回同様に所持パーツのチェックリストがありました。白本から何年か経っているためか、前回よりもだいぶ量が増えていますね。

せっかくなので我が家のパーツを確認してみました! こうやってチェックすると、着実にパーツが増えているのが分かります。もっと欲しい。

というか未所持はあと3つくらいだと思ってましたが、数えてみたらまだ11種類も未所持があるみたいです。更にまだこの本に載っていない商品も次々に出ているという現実。

では本の全体像はこれくらいにして、一番気になるコースをいくつか見てみましょう!

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コース1の紹介

全体像

DIE INSEL!

DIEって・・・ではないですよね。たぶん。調べてみたらDIEは英語でいうTHE、INSELは島だそうです。

ということはこれは島にボールを送る的なやつ? というかマグネットキャノンが2つあるぞ?? まさか・・・。

ぎゃー!

1コース目からPROスターター単品では無理なコースじゃないですか。どうやらこのコースは標準スターターとPROスターターが1つずつ必要のようです。

さてどうしよう? 家にあるパーツ的には全然やれるんですけど、レビュー的にはPROスターター1つで作れるコースを紹介したい気持ちがあるので・・・このコースはスルーすることにします。

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コース2の紹介

全体像

ZICK ZACK

がテーマというこのコース。これは多分そのまんま「ジグザグ」でしょう。ウォールのとこに並んでるトラックがそんな感じですもんね。

というかこのコース、何かパーツ少なくないですか・・・? 発射台も無いし、良く見たら途中で道が途切れてますね。もしかしてこれは乱丁でも落丁でもないレアな印刷ミス??

幸い設計図の方はちゃんとしていて、最後の工程には発射台もあって途切れるコースも無いようなので、これは作れそうです。

なにより、このコースはPROスターター1つで作れますので早速やってみます。

実際に作ったコース

ジグザグはこの部分ですね。

PROスターター本体に同梱されていた設計図のDコースの次に作ったのがこのコースなのですが、やはり高さがあるのは良いなと改めて思わされました。

それと同時に意外だったのは、ピラーやバルコニーがあることで高さが出るので標準スターター+拡張バーティカルは結構良い組み合わせだと思っていたのですが、

いざコースを作ってみると左・右にひねる1マストラックと、ちょっと勢いのつく1マストラック。この3つのトラックがPROっぽさを出すのに一役買っているんじゃないかな。と思いました。

ダブルバルコニーも手に入るし、やはりPROスターターは良いセットだなと思います。

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コース3の紹介

全体像

TAUCHE EIN!

がテーマというこのコース。訳すと「ダイブ イン」と出てくるので、どうやら落ちて進むような感じだと思われますが・・・。

ですよねー。見えてましたもん、ディッパー。

私まだディッパー持ってませんし、何よりこのレビューではPROスターター1つだけで作れるコースを紹介したいので、コース3は作成なしにしたいと思います。

・・・って、開始3コースでまだ1つしか作れないじゃないですか。これ、15コース中どのくらいがPROスターター単品で作れるんでしょうか。ちょっと調べてみます。

PROスターター1つで作れるコース

1.PRO+標準スターター
2.PROスターターのみ
3.PRO+ディッパー
4.PRO+ハンマー+スプリッター
5.PRO+トンネル
6.PRO+標準スターター+スパイラル
7.PRO+標準スターター+ブリッジ
8.PRO+標準スターター+ターンテーブル
9.PRO+標準スターター+ヘリックス
10.PRO+標準スターター
11.PRO+標準スターター
12.PROスターターのみ
13.PRO+標準スターター
14.PRO+標準スターター
15.PRO+標準スターター

2つだけでした。まじかよ。

ちょっとこれは購入するときに気をつけたいポイントなので、冒頭にも書くようにします。。。こうなると私がやることは1つしかないですね。

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コース12の紹介

はい。コース1つだけでは流石になんか悔しいので、PROスターター1つで作れるコース12も作っちゃいましょう。

全体像

というわけでこのコースのテーマはトリプルレース。トリプルレースって名前なのにボールが赤1つしか使わないのが少々気になります。

それになんだかやけにシンプルなコースに見えます・・・。これはなにか隠し要素があるのかな? とりあえず図面どおりに作ってみますか。

実際に作ったコース

んー。できたけど、できたけどこれはシンプル過ぎませんかね? パーツもやけに余ってるし。ゴール前の3in1も3in1である必要がないし・・・何ならフィニッシュラインを使う必要すらないと思います。

流石になにか物足りない感がありますね。

Screenshot

・・・と思ってコース12に書かれた文章を翻訳してみたらこんな記載がありました。

これらの組み立て説明書は不完全で、赤いボールのパスのみが示されています。青いボールが赤いボールの前に来るように、なんとか軌道を構築することができますか?(ボールはターゲットに届きますか?)

ほほう。

なるほど。このコースはただの設計図ではなく、自分で考える要素があったんですね。それならそれで、ちゃんと青ボール用のコースを作ろうじゃありませんか。

まあこんな感じかな。青ルートは赤ルートよりも短い道のりにしたので、当然こちらの方が速くゴールに着きます。とはいえまだパーツも残ってるので、もうちょっと手を加えたいところ。

このコースには「トリプルレース」という名前がついているので、お題には無いけどせっかくならボールを3つにしちゃいましょう!

ということで銀ボールを加えました。このくらいのボリュームになるとPROスターター使ってる感が出てきますね。ちなみにこの動画では青ボールが1着でゴールしていますが、

私はレース系のコースは順位がランダムになるように作るのが好きなので青と銀がほぼ同着くらいになるように作っており、たまにこうやってカチあって銀の方が1着になることもあります。

(いま思いついたんですが、3つとも緑ボールにしたらゴールが枝豆みたいになりそうですね)

【余談】このコースを作った人

あのMAXさんが作ったようです。

「あのMAXさん」と書いて何人がイメージできるのかはとても興味がありますね・・・。

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その他 気になったこと

裏表紙

本の裏表紙には前回同様こんな内容が載っていたのですが・・・

・全部で15コース載ってます
・うちPROスターター1つで作れるのは6コース
・9コースは標準のスターターが必要
・7コースは追加パーツが必要

PROスターター単独で作れるのは6コース?? おかしいな。設計図のコースの下に書いてあるものを見る限りだと2コースしかないんですが・・・。

もしかしてコース1・3・4・5あたりは代替パーツがあるとか? いや、少なくともディッパーの代替品はないでしょ。

ちょっとよく分かりませんが、さすがに誤植ではないと思うので真偽が知りたいところ。せっかくなので日本公式が作ってくれたコミュニティで尋ねてみようかな。

こういう機会がないと海外勢と触れることがないので、国内で1週間くらい経って反応ないようだったら海外コミュニティにも聞いてみよう。

発売年について

前回の白本が2020年発売。今回の黒本が2022年に発売。とくれば、銀本は今年中に発売されるのでは!?

スターターと設計図集の発売年について調べてみたら、ドイツでは標準スターターが2017年に発売してて、白本が3年後に出版。PROスターターは2020年に発売してて、黒本は2年後に出版。

POWERスターターが2022年に発売していることを思うと、根拠は薄いですが銀本が今年出るという予想はあながち間違っていないように思います。つまり・・・

やったぜ!

これでドイツamazonで買い物する名目ができた(笑)でも紀伊國屋が超スピーディに仕事してドイツでの出版とほぼ同時に発売してくれるようだったら紀伊國屋で買っても良いかな。

一度、いま欲しいものを全てドイツamazonで買ったらいくらになるのか検証してみよう。3万円くらいだったら勢いに任せて買ってしまおうかな。

●調べてみた
GraviTraxジュニア以外は追加パーツ単品買いで計17点。商品代が39,546円、送料15,317円、関税で7,836円、通貨のなんとかフィーで1,489円。占めて64,188円のようです。うーん、高い。

ユーロ円が100円くらいになったら買うか_(:3 」∠)_

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買いかどうか

私は買いだと思います。

実は前回の白本と同様、ドイツ語ということもあり細かなところまではまだ全部読めていないですが、見ているだけで楽しい図鑑のような本だったので、私は買って良かったです。

数少ないパーツ以外の公式品なのでコレクター気質の方にもおすすめです。(前回も同じこと言った気がします)

気になるお値段は?

この投稿時点で、紀伊國屋さんで買う場合は約3400円。ドイツamazonで買う場合は約15ユーロ(2400円くらい)ですが、こちらは送料が3300円ほどかかるので実質5700円くらいですね。

ドイツamazonで他に買うものがあれば別として、この本だけを買う場合は紀伊國屋さんがおすすめです。

白本と銀本はどちらも14.99ユーロだったので、もし銀本が出るとしたら同じ価格になると思いますが、最近はどこも物価上昇気味なので19.99ユーロくらいに上がっていても驚きませんね・・・。

こんな人におすすめ

●図鑑が好きな方
●コレクター気質の方
●設計図を見ながら作りたい方 ← これがメイン

GraviTraxは数あるマーブルランのおもちゃの中で自由にコースを作れるのが特徴ではありますが、自由すぎて苦手という方も一定数いると思いますので、そんな方には特におすすめできる本です。

こういった使い方を自分で発見する楽しみはもちろんあるとして、事前に知っておくと幅のあるコース構築ができますので、「早く大規模コースを作りたい!」という方が練習のために使うのも良いと思います。

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まとめ・あとがき

今回はファンとプロのためのプロい本(GraviTrax. Das PRO Buch für Fans und Profis)を紹介しました。

前回の白本と同様に肝心の設計図部分は載せていませんが、この本に載っているコースを作ることでコースやパーツの新しい使い方や発見があり、読んだり作ったりしていてとても面白かったです。

今度の日曜日にある近所のイベントではじめての方にGraviTraxを触ってもらう出し物のお手伝いをするのですが、その時に白本を持っていっても良いかなと思ってます。

あとがき

この記事をきっかけに少しでもGraviTraxに興味をもってもらえると嬉しいです。

商品レビューのカテゴリではGraviTraxに関連する商品を紹介・比較していますので、ぜひ今後も楽しみにしていただけたらと思います。

また、何かGraviTraxについて気になることがあれば商品レビューに関係しないことでも回答いたしますので、そんなときも遠慮なくコメントいただけたらと思います。

口コミ・コメントお待ちしています!!

いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方で、もしすでにこの商品をお持ちの方は使用感や感想・ご意見などを是非このページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!

また、こちらの商品をお持ちでない方で「こんなことが分からない」「買う前に●●について教えて欲しい」といったことがありましたら私が回答しますので、ぜひ遠慮なくコメントしてください。

さてご存知の方も多いかもしれませんが、GraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため日本未発売の商品が多数あります。そのため個人的にはもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っていますので、

「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやコメント・YouTubeのチャンネル登録をお願いします。

また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!

この記事を書いた人

2023/9に子どもが買ってきたGraviTraxにどハマりした1983年生まれ。

最近はディアブロのシーズン4が面白すぎて毎日朝4時頃から遊んでるのと、妻とMTGで対戦するのが日課。ゲームはディアブロとmetroidvaniaを中心に2Dゲームが全般が好きで、MTGやボドゲなどのアナログゲームも好きです。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • こんばんわ。
    うちは標準スターター+拡張バーティカルで事足りてるかと思ってましたが、こういうの見たらPROスターター欲しくなりますね~!1マストラックかっこいいです。
    ちなみに子供も枝豆って同じ事言ってました。笑

  • こばんは!いつもコメントありがとうございます。

    >事足りてるかと
    そうなんですよ〜。私も先日PROスターターを買うまで全く同じ感想だったんですが、

    https://gravitraxbeginner.com/review003/
    先日のこちらと、来週の月曜あたりに公開予定のPROコースで使った特殊トラックや1マスウォールのことを思うと、「やっぱりPROスターター良いな」ってなりましたね。

    あと、お子さんのためにもどこかで枝豆コースを作りますね(笑)

  • うち緑ボール3つもないので、枝豆コースぜひどこかでお願いします!笑

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