
待ちに待ったTwistセットが出たよ!



ドイツでは2023年夏に出てたから、日本は約1年後ね。



いやー、しかし開封自体が久しぶりだわ。前までどうやって開封投稿書いてたか思い出しながら書くよ笑



(本当に久々の投稿ね)
今回はActionSet Twist
特徴
Twistセットは、GraviTraxコミュニティで人気の2つの追加パーツが最初から入っていることが他のスターターセットに無い最大の特徴です。



どういうこと?


詳しくはこちらの説明を参照いただきたいのですが、GraviTraxには大きく4種類の商品がありまして、
・スターター
・追加パーツ
・追加セット
・THE GAME
はじめてGraviTraxを買うときに主な選択肢となる標準スターターとPROスターターに入っている追加パーツは、このマグネットキャノンだけなんですね。
それに対して、このTwistセットにはスパイラルとトランポリンという2つの追加パーツが入っています。




なお、スパイラルに至っては日本では追加パーツ単独で発売されていません。※2024年9月時点
スパイラル1つ手に入れるためにドイツamazonから個人輸入したり、またはSPEEDセットなどの大型スターターセットを買う方もいるくらいなので、
それが日本でも手に入りやすくなったというだけで、ファンにとってTwistセットは大変ありがたい商品だったりします。



比較的レアなパーツが手軽に手に入るってことね。




サイズ感と重さ





まずはサイズの比較用に、標準スターターとPROスターター、あとTHE GAMEを並べて置いてみたよ。



あれ?標準スターターと同じくらい??
もっと小さいと思ってたわ。





私もそう思ってたけど、いざ測ってみたらTHE GAME以外は全部同じサイズだったわ。ちょっと驚いた。
●サイズ比較(縦×横×高さ)
PROスターター 335×335×177mm
標準スターター 335×335×105mm
ActionSet Twist 335×335×83mm
THE GAME 220×220×67mm



PROスターターは高さが倍以上あるわね。


縦横の箱サイズが一緒だったので、標準スターターと重ねるとこんな感じで、


真上から見たら標準スターターが完全に隠れました。そりゃそうだ。


高さも数字上は約2cmの差ですけど、実物を比べると一回りくらい違うように感じますね。
では、さっそく開封してみます!
開封してみた
段ボール開封


私はamazonで購入。昨日購入して今日届くのはプライム会員ならでは。
それにしても思ってたよりだいぶ大きな箱で届きましたね・・・。


amazon段ボールを開けると、Twistセットがこんにちは!!よくぞ我が家にお越しくださいました・・・ん?あれ?
シュリンクがないですね。
シュリンクの話


とはいえ四方はテープ留めされているので、新品なのは間違いなさそうです。


ちなみにこれは何となくもったいなくてまだ開封していない新品のカタパルト。これを買った近所のお店には先週の時点でまだ3つの在庫がありました。
箱を見る


さて先に書いた通り、このセットには最初から2つの追加パーツが入っているので、デカデカと「INCL. 2 ELEMENTS」って書いてますね。ラベ社的にも推しポイントのようです。
そうそう。箱を眺めていたら1つ気になったことがありまして。


・・・どなた?
いや、すみません。今まで掲載されていた安藤昇先生のときと同じく私が存じ上げないだけで「あの石戸教授が!?」となる方もいるんですよね。いると思います。失礼しました。


どうやら石戸教授は子どもとメディアを専門にされていらっしゃる教授のようです。
そういえば箱書きがまだSTEM玩具になってますね。肌感覚ですが日本はだいたい欧米の6年遅れなので、STEAM玩具になるのはあと2〜3年かかりそうです。
開ける
さてそろそろ開けたいのでテープが留まっている箇所の上箱と下箱の隙間にカッターを挿れて・・・


綺麗に開封できました!開封した直後はこんな感じですね。
続いてはパーツを見ていきます。
パーツ確認
冊子


まず冊子を開くと、1ページめには内容物の一覧が載ってます。中身はこんな感じで、やはり追加パーツが最初から2つ入っているのが大きな特徴ですね。
ちなみにここでいう追加パーツとはスパイラル×1とトランポリン×2のことなんですが、
個人的にはスピナーがこれだけ安価なセットで手に入るのもはじめてなので、スピナーも入れると追加パーツ3個みたいな気持ちになります!お得!
逆に発射台タイルが無いわけですが、あれは3方向に同時に出パーツなので、基本的には同時に6方向出せるスピナーが上位互換なんですよね・・・。
※押して出すか回して出すかの違いはあります


パーツの使い方


それからパーツの使い方はこの手のIKEAタイプ。なんて言うんでしたっけ?この文字なしで説明するやつ。こうしておけば世界共通で使えるようので、良いですよね。
こうなってくると逆に標準スターターに入ってる冊子の日本語解説がレアに見えてきます。
コース設計図


設計図も当然Twistセット単独で作れるものになっています。Fコースまで載っているので6つのコースが楽しめるのですが、何というか・・・。
鋭利
ですね。ベースプレートの先っちょが尖っているのはとても違和感があります。
ベースプレート


そうなんです。今までの標準やPROスターターにあった四角いベースプレートが今回はなくてですね、代わりに六角形のベースプレートが入っているのも特徴です。
THE GAMEシリーズに入ってたやつと一緒ですね。ここまでは。
台形プレート


問題(?)はこのベースプレート。台形プレートとでも呼べば良いんでしょうか。これはTwistセットが初出のはず。


台紙から外して使える状態にするとハサミのような感じになります。こればかりは通常の四角プレートが良いと思ってしまうけど、使ってみないと何とも言えないな・・・。
抜いたタイル


そうそう。私は同じ形のものが大量にあるのが好きなんでが、「何かに使えそう」と思って保管しはじめた台紙から抜いた六角タイルもこのくらいの量になりました。
まあ今のところほぼ使えてませんが笑 皆は捨ててるのでしょうか。
追加パーツ


さてここでシャワーから出てきた子どもが歯ブラシと共に登場。
じゃなくて、スピナーですね。スピナーは箱にそのまま裸で置かれてました。


回すとクリック感みたいな感触が残るんですが、どうなってるのかと思ったら軸と回す方の両方にギザギザがついてるノック式ボールペンみたいな機構でした。(伝わるかな?)
トランポリン


ついでに、トランポリンも裸で箱に入ってましたね。角度調整に使う緑の斜めタイルは別の緑パーツと一緒に袋に入ってました。
スパイラル


そして多分メインのスパイラルはこんな感じ。バラバラな状態で入っています。ちなみにこのスパイラルはパーツさえあれば縦に延々と伸ばせる仕様でして、
頑張るとこんなこともできます。
パーツ総数の比較
●各セットのパーツ総数
標準スターター:124個
PROスターター:153個
Twistセット:101個
Twistセットと主要スターターのパーツ数を比べるとこんな感じなので、標準スターターと比べても20個の差、PROスターターと比べると50個以上も差があることになります。
とはいえ、中身が違うので一概に数だけでは比較できないのがちょっと悩ましいところです。



あれ?THE GAMEは?



あれはスターターセットじゃないので除外しました。あくまで箱のサイズ比較のために使っただけだね。
スターターセットとTHE GAMEの違いが知りたい方はこちらを見てください。


101個のパーツ内訳


●白パーツ【22個】
・カーブタイル×14
・ジャンクションタイル×2
・3in1タイル×1
・うずまきタイル×1
・基本タイル×4(うち穴なし1)
●緑パーツ【14個】
・スピナー×1
・2in1タイルとスイッチ×2
・スパイラル×1
・トランポリン×2
・傾きタイル×2
・スプラッシュ×1
・キャッチャー×2
・フリーフォール×1
・着地台タイル×1
・フィニッシュライン×1
●その他パーツ【64個】
・ボール×3(青赤緑が各1)
・透明プレート小×1
・六角ベースプレート×6
・台形ベースプレート×4
・柱タイル大×20
・柱タイル小×12
・1マストラック×9
・2マストラック×6
・3マストラック×3
●その他【1】
・マニュアル
ぶっちゃけパーツ名称だけ書かれても分かりません!という方が大半だと思いますが、1つ1つ画像を貼るとめちゃめちゃ長くなってしまうので、
パーツ名称とパーツの見た目についてはこちらのスプレッドシートをご覧ください。なおPCで作成しているため、可能ならスマホではなくPCで見ると見やすいです。
中身の解説はこんなところですかね。
Twistセットはどの層に向いてる?
私は入門用〜中級者向けだと思っています。
つまり!私が思うに、TwistセットははじめてGraviTraxを買う方と、これから色々なパーツを集めたいと思っている方向けの商品ですね。
はじめてGraviTraxを買う方
おすすめです。
TwistセットははじめてGraviTraxを買おうと思っている方にとてもオススメの商品です。
対抗馬は標準スターターとPROスターターになると思いますが、価格差と中身を比較したところ、私としてはTwistセットはかなり良いセットだと思っています。
●価格比較 ※2024/9投稿時点のamazon調べ
・標準スターター:5,673円
・PROスターター:7,782円
・Twistセット:5,620円



パーツ差が20個もあるのに標準スターターと50円しか違わないなら、標準スターターの方が良いんじゃない?



もちろんそういう考えもあるけど、約1年間ひたすら遊びまくった私からするとその2つならTwistを薦めるね。
もちろん標準スターターにも良いところが色々ありますが、GraviTraxは高さとアクション(追加パーツ)が楽しさの根源にあるので、
高さをとるならPROスターター。アクションをとるならTwistセットが良いと思います。
あくまで私個人の感想ですが、良いところがあるとはいえ現状の標準スターターは中途半端感が否めないなと思います。
しかも、






このあたりの高さを稼ぐパーツが一度に手に入るセットとして有用な拡張セットのバーティカルが、最近はなぜか2000円弱で売られています。



たしか定価3,500円はくらいじゃないかしら。



amazonでも去年は2800円くらいだった気がする。
●価格比較 ※2024/9投稿時点のamazon調べ
・PROスターター:7,782円
・Twistセット:5,620円
・拡張バーティカル:1,900円
・Twist+バーティカル:7,520円
つまりこうなるので、Twistセットと拡張バーティカルのセットもありだな!と思います。
この辺はクリスマス商戦に向けて改めて考えてみたいと思っています。
中級者の方へ
スパイラルは日本では追加パーツ単独で買えない商品なので、「スパイラル欲しい!」というだけでも買う価値があると思っています。ただし、手に入るのは1個です。
とはいえトイザらス専売だったSPEEDセットがなぜかamazonで売られるようになっていたこともあり、(いつからですかね??)
「スパイラルも2つ欲しいし、フリップもループも欲しい!」という方はSPEEDセットの方がお得な気もします。ただし、SPEEDにスピナーは入っていません。
この辺は商売うまいなーと思いますが、ある程度パーツがある方は自分が何を欲しいか分かってると思うので、それに合わせて適宜選ぶのが良いかと思います。



そもそも、どういう人が中級者なの?



定義が難しいのだ・・・。
入門者:はじめてGraviTraxを買う人
初級者:追加パーツ5個未満の方
中級者:国内販売品でできるだけ色々なパーツを集めたい方
上級者:海外から個人輸入したり3Dプリンタ等でパーツを自作する方
超人級:もうなんか意味分からないくらい持ってて超大規模コースが作れるような方
完全に私見ですが、勝手ながらこんなイメージでいまして、上で書いたのはここでいう中級者をイメージして書いています。
なので私は中級者を名乗っています。今回のTwistセットではじめてスピナーを手に入れて喜んでるくらいですw



日本にいるのは上級者までという印象ね。



SNSなどに出てこないだけで、意外といるかもよ。
(おまけ)超人級の皆様
こういう方々ですね。近所にいるなら是非遊びに行きたいですが、基本アメリカかドイツという・・・。
どんなコースが作れるの?
今日届いたばかりなので私はまだロクに作れていませんが、Twistセット単独で
こんなのとか、
こんなのが作れるみたいですね・・・まあ思い切りピラー使ってるのでこっちはTwistセット単独ではないですが、逆スパイラルはこうやってやればできるのね。
買いかどうか
まず使い勝手について
良い・・・です。
「良いです!」と言い切るにはちょっと躊躇しますね。
これ多分、最初に買ったのがTwistセットだったら全く気にならないと思うんですけど、いろいろ持ってる身としてはやっぱりベースプレートの形状が気になります。
なのではじめてのGraviTraxとしてTwistセットを買うのは問題ないというか、むしろおすすめです。




実際、半年くらい前にYouTubeでドイツ公式が行っていたアンケートでは、274票のうちの87%。実に238名の方が標準ベースプレートが一番実用的と回答しています。



私も標準プレートに1票投じています。
もちろんスパイラルの使い勝手はとても良いし、トランポリンの動きも素敵だし、スピナーも同時に6球発射できるのはこれしかないのでとても楽しいのですが、
全体的な使い勝手を考えたとき、どうしても六角プレートが気になってしまうのが正直なとことです。
標準プレートとの比較


その違い並べて見ると一目瞭然。標準やPROスターターに入っている4枚のベースプレートは、最大で114個のタイルを配置できますが、
一方でTwistセットのベースプレートだと全部配置しても63個のタイルしか配置できません。ただ、これは完全にデメリットというわけではなく、


例えばこういう配置をしたいときなど、何らかの理由で標準プレートを配置する場所が確保できないときは、この六角プレートが良い感じに収まったりします。


標準プレートを重ねるとこんな感じ。他にも、


細長〜いコースを作りたいときも、長さだけならTwistセットの方が距離を稼げます。
何より、プレートの話は2種類並べて比較して初めて感じることなので、はじめて買うGraviTraxとしてTwistセットを選ぶのはおすすめです。
まあ色々と書いてきましたが、
これは買い?
新規〜中級者は買い!
という感想ですね。理由は先程のとおりです。上級者や超上級者の方からしたら手に入るパーツの大半が既存商品の組み合わせなので、
これでしか手に入らない台形プレートが欲しい!という方や、コレクションアイテムとして各1つずつは持っていたいという方以外は、特に買いたい商品ではないかなと思います。
まとめ・あとがき
今回はTwistセットを紹介しました。
やっぱり良いな。という感想が強かったですが、私は唯一ベースプレートの使い勝手だけが気になるところです。それ以外は本当に良い。おすすめです。
これ入門用として本当に良い商品だと思うので、ラベンスバーガーのオンラインショップで1度限り「Twistセット+拡張バーティカルを5,000円で買えるよ」
みたいなキャンペーンをしてくれれば普及しやすくなると思うんですけど、公式がオンラインショップをやると小売店から文句出たりするのかな?
初回だけ安い仕組みはアカウントで管理すれば良いけど、メアドだと量産できてしまうのでマイナカードとかと連携できればワンチャンあるのでは?
しかしそうすると個人情報活用の反発勢が・・・まあこういう話はイタチごっこですね。
あとがき
この記事をきっかけに少しでもGraviTraxに興味をもってもらえると嬉しいです。
商品レビューのカテゴリではGraviTraxに関連する商品を紹介・比較していますので、ぜひ今後も楽しみにしていただけたらと思います。
また、何かGraviTraxについて気になることがあれば商品レビューに関係しないことでも回答いたしますので、そんなときも遠慮なくコメントいただけたらと思います。
口コミ・コメントお待ちしています!!
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方で、もしすでにこの商品をお持ちの方は使用感や感想・ご意見などを是非このページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!
また、こちらの商品をお持ちでない方で「こんなことが分からない」「買う前に●●について教えて欲しい」といったことがありましたら私が回答しますので、ぜひ遠慮なくコメントしてください。
さてご存知の方も多いかもしれませんが、GraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため日本未発売の商品が多数あります。そのため個人的にはもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っていますので、
「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやコメント・YouTubeのチャンネル登録をお願いします。


また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!