はじめて買うGraviTraxはPROスターターがおすすめamazonに行く

【買うならどっち?】GraviTrax|標準スターターとPROスターターを比較

この他のGraviTrax動画はYouTubeでどうぞ!

ono3

前からやりたいと思っていた、標準スターターとPROスターターの徹底比較をしたよ!

たま

待ってました! これは気になってた人多いはず。

ono3

今回は動画でもがっつり紹介したので、両方見てもらうとより一層理解が深まるかな。

たま

ちなみに、どっちがオススメなの?

ono3

それは●●●だね。

たま

最後まで読んで欲しいわけね。

目次
スポンサーリンク

今回のレビューはこちら

今回は単体の商品レビューではなく、GraviTraxに興味をもった人なら誰もが気になる標準スターターとPROスターターの比較記事です。

以下は、これからGraviTraxをはじめようと思って検索してこのページにたどり着き、はじめてこのブログを見る方も意識して書きますので、

すでにGraviTraxについて知識のある方は少し下にある「何を比較するの?」から読んでいただけたらと思います。

そもそもGraviTraxって何?

GraviTraxはドイツのラベンスバーガー社が作っているマーブルランのおもちゃで、幼児向けの言い方だと坂道で遊ぶことからスロープトイとも言われる、玉を転がして遊ぶおもちゃです。

日本だと棋士の藤井聡太さんが遊んでいて有名になったキュボロや、NHKでおなじみのピタゴラスイッチにも似ています。日本のおもちゃだとバンダイさんから出ているころがスイッチが近いですね。

そんなGraviTraxが実際に動いているところはこんな感じです。

国産のスロープトイや木製のおもちゃとはまた違った雰囲気があると思います。

もっと詳しく知りたい! という方はぜひ下記をはじめとするこのブログの記事をご覧ください。

安全性の話

公式サイトや本体の箱、説明書には「3歳以下のお子様には絶対に与えないでください」といった記載がありますが、これは使うボールの大きさが約12mmで誤飲・誤嚥の可能性があるためです。

そのため、対象年齢は8歳〜99歳とありますが、8歳以上でも手に持った物を口元に運ぶクセがあるお子さんの場合は親御さんの目の届くところで遊ぶことをおすすめします。

スターターって何?

GraviTraxを遊ぶために必要になるパーツが入ったセットで、2024年4月時点で日本では以下の4種類が発売されています。

・(標準)スターターセット
・PROスターターセット
・PRO EXTREME
・POWERスターターセット

上記の各スターターの概要や、日本では発売されていないスターターセットについては以下の投稿をご覧ください。

今回比較するセットについて

標準スターターセット

新規でGraviTraxをはじめる方の8割くらいの方が買うと思われる(私調べ)、白い箱が特徴の標準のスターターセットです。

PROスターターセット

PROという名前から購入を避けている人が一定数いると噂される(私調べ)、黒い箱が特徴のPROスターターセットです。

今回はこの2つのスターターの比較をしていきます。

スポンサーリンク

何を比較するの?

今回比較するのは以下の5つです。

1.サイズと重さ
2.作れるコース
3.パーツの違い
4.説明書の違い
5.金額

ono3

ちなみにサイズと重さ、説明書の話はブログだけのコンテンツです。

たま

動画に入れなかったのには何か理由があるの?

ono3

太文字にした主要な3つの比較だけでも20分近かったので、5つ載せると長くなり過ぎると思って割愛しました。

たま

もし長くなっても良いので動画で見たい! と要望があったら、完全版を作りましょうか。

というわけで早速いってみましょう!

スポンサーリンク

比較1.サイズと重さ

サイズ

まずは見た目から。上から見るとどちらも縦33.5cm×横33.5cmの正方形なのですが、黒いPROスターターの方が若干大きく見えるのは見間違いではありません。

その理由はこちら。PROスターターは厚いんですね。標準スターターの厚みが10.5cmなのに対して、PROスターターは17.7cm実に1.7倍近い厚みがあります。

ちなみに真ん中にあるのは500mlのペットボトルなので、手持ちのペットボトルを見てもらうとPROスターターがいかに厚いかイメージできると思います。

重さ

続いては重さ。標準スターターが2.3kgなのに対して、

PROスターターは3kgと、箱の大きさや中身の量に比例してそれ相応に重くなっているのが分かります。

とはいえ1つ1つのパーツは数グラム〜数十グラム程度なので、高いところから落ちたパーツが体に当たったとしても怪我をするような重さではない点は安心できますね。

比較1のまとめ

数字だけで比べると厚み分の7cmくらいしか差がありませんが、重さも相まって、この7cmの差は実物を持ってみると結構な違いということが分かります。

なんとなく、「PROスターターはデカい」と捉えられてしまいそうなのですが、個人的には「標準スターターはデカい。PROスターターはもっとデカい。」かなと思っています。

続いては、各スターターセット1つで実際にどんなコースが作れるのかを比べてみます。

スポンサーリンク

比較2.作れるコース

標準スターター1つで作れるコース

こちらは標準スターターに同梱されている設計図のコースHです。

標準スターターの箱や説明書などに書かれたコースで、スイッチによる分岐あり、マグネットキャノンによる登りあり、フリーフォールによる落下からの見えないコースありと、

標準スターター1つでやれるギミックが色々と詰まったコースのため、このスターターセットを買ったら一度は組んでみることをおすすめします。

ボールの動きやコースの解説は動画の方が分かりやすいので、こちらからご覧ください(標準コースを転がす直前から見れます)

PROスターター1つで作れるコース

こちらはPROスターターに同梱されている設計図のコースDです。

ちなみにこのコースDはPROスターターの箱や説明書などに書かれたコースに限りなく近いコースではありますが、微妙に違うコースに仕上がっています。なんでだろう?

とはいえこちらも、ピラーにウォール、バルコニーにダブルバルコニー、通常の直線の1マストラックとは違うゆるやかなカーブや左右に曲がる特殊な1マストラックなど、

PROスターター1つでやれるギミックが色々と詰まったコースのため、このスターターセットを買ったら一度は組んでみることをおすすめします。

ボールの動きやコースの解説は動画の方が分かりやすいので、こちらからご覧ください(PROコースを転がす直前から見れます)

比較2のまとめ

作れるコースを比べると、標準スターターの方はシンプルなコースが作れ、PROスターターの方は高さがあるコースが作れるのが分かります。

ボールの動きやコースの解説は動画の方が分かりやすいため、ぜひ動画も見ていただけたらと思います。

次はパーツの違いです。

スポンサーリンク

比較3.パーツの違い

標準スターターのパーツ

標準スターターには全部で124個のパーツが入っていて、それらを全て並べたのがこちらの画像です。

標準スターターの名にふさわしく、コースを作るのに必要となる発射台タイル、着地台タイル、柱タイル、ボール、トラック、カーブタイルを中心に、色々なパーツが入っているのが分かります。

PROスターターのパーツ

こちらのPROスターターには153個のパーツが入っているため、標準スターターと比べると29個の差があります。

上の画像はPROスターターに入っているパーツを全て並べたものですが、ピラーとウォールという高さのあるパーツが多いこともあって、数字で比較するよりもパーツ数が多く感じると思います。

ではPROスターターと標準スターターの29パーツの差は何なのか、もう少し細かく見てみます。

PROにあって標準にないもの

・ウォール×5
・バルコニー×16
・ダブルバルコニー×4
・ゆるやかトラック×2
・左曲がりトラック×3
・右曲がりトラック×3

ここまでで33個あります。更に、

・ピラー×12

左手前にある、緑色が特徴の7段分の柱パーツのことです。ピラー1つで柱タイル大の7段分の高さが稼げるため、ここにあるピラーだけで84段分の高さが得られます。

このピラーが12個あるため、ここまででPROの方が標準スターターよりもパーツが45個多いことになります。しかも・・・

PROの方が多いパーツ

まだあります。画像右上の方にある白いタイルは標準スターターにも入っていますが、

・カーブタイル×7
・ジャンクションタイル×1(Xタイル)

ここでも8つほどPROスターターの方がパーツが多いため、合計するとPROの方が53個分もパーツが多いことが分かります。あれ? でもパーツ数の差は29だったはず・・・。

標準の方が多いパーツ

そうなんです。実はPROスターターは標準スターターの完全上位互換ではないため、何点か標準スターターの方がパーツが多いものもあります。

・柱タイル大×40(20)
・柱タイル小×12(9)
・透明プレート×2(1)
※()はPROスターターに入っている数

この3種類のパーツについては標準スターターの方が多く、その数は合計すると24個あります。

ここまでに出てきた数字を計算すると「53−24」で、結果的にはPROスターターの方が29パーツが多いことが分かります。

比較3のまとめ

パーツについて比べると数も種類もPROスターターの方が多く、ピラーのおかげで高さも稼ぎやすいという特徴がありますが、

高さについては微調整したいことも多いため、作りたいコースによっては柱タイル大と小の枚数が多いほうが嬉しいときもあります。

では続いて説明書の違いを見てみます。

スポンサーリンク

比較4.説明書の違い

はじめに

私は説明書をセットを買ったその日くらいしか見なかったため、今回こういう投稿をするにあたってじっくり見たら意外といろいろな発見があって面白かったです。

説明書の比較

左がPRO。右が標準スターターです。左はピクトグラムのためページ数が少なく、右は日本語で書いてありますが、各言語ごとに4ページずつ、5ヶ国語が重なった説明書なのでその分だけ多くなっています。

その他の特徴として、パーツ名称が書いてあるかどうかという違いがあります。カタログ的な要素を兼ねたGraviTrax専門サイトをやっている私としてはパーツ名称が無いのは若干悲しいのですが、

GraviTraxで遊ぶ99%以上の方はパーツ名称よりも役割や使い方のほうが重要だと思いますので、今後もこういうピクトグラム中心のマニュアルになるのかなと思います。

設計図の比較

続いては設計図です。

画像は1ページ目なのですが、パっと見で使っているパーツ数が倍くらい違うので左のPROの方が難しそうなのが分かります。

実際、高さがあることで標準スターターよりもより3次元的な発想が要るのと、より入り組んだコースになると手先の器用さも欲しくなるので比較すればPROの方が難しいとは思いますが、

言っても同じおもちゃの中での比較なので、PROと書かれていても難易度はそこまで大差無いというのが私の感想です。

個人的にはレゴ以上、ガンプラ未満くらいの難しさだと思っていて、決してボトルシップのような難しさやホワイトパズルのような根気は要りませんので、安心してください。

それからページ数にも差があります。PROが20ページなのに対して、標準スターターは48ページもあります。

しかも掲載されているコースはPROがわずか5コースなのに対し、標準スターターは9コース+おまけがいっぱいという内容。おまけ?

そうなんです。私が「設計図」と呼んでいるのはこちらの「組み立てプラン説明書」の事なのですが、

標準スターターの設計図にはそれらに加えて「組み立てプラン課題集」という、謎解き的な問題が24ページ分も含まれているんですね。

自由に組み立てて遊ぶ楽しみ方もあれば、こういった謎解き的な遊び方ができるのもGraviTraxの良いところだと思います。

ちなみに既存の商品だとザ・ゲームというシリーズが正にこういう感じで、しかも新品で2〜3,000円という比較的お手頃価格ですので、

標準スターターで遊んでみて、こういった謎解き要素が好きな方は是非ザ・ゲームも手に取ってみてください。

比較4のまとめ

冒頭に書いたとおり、説明書をじっくり読む機会はそんなになかったので良い発見が色々ありました。今後のコンテンツとして謎解き用の問題を作るのもアリかなと思いましたし、

需要ないんじゃないか? と思っていたPROスターター向けの設計図つきコースについても、同梱の設計図が5つしかないことを思うと意外と需要ある気がしてきました。

では最後に金額を比較します。

スポンサーリンク

比較5.金額の差

定価(税込)

PROスターター:11,000円
標準スターター:8,800円

まず定価はこうなっていて、2000円の差があります。

売価(新品)

PROスターター:7,800円
標準スターター:5,800円

次に新品の売値はこんな感じ。参考価格は2024/4時点のamazon価格なので、店頭ではもうちょっと高いかもしれません。

売価(中古)

PROスターター:滅多に見ない
標準スターター:2〜4,000円くらい

それから中古について。そもそも中古品には抵抗があるという方は飛ばしてもらえたらと思いますが、価格を考えると魅力を感じることもありますので、まとめておきます。

中古の価格ですが、価格設定は出品者によって大きく変わるものの平均するとこんな感じかなと思います。PROスターターの中古は滅多に見ませんが、あっても6000円くらいのというイメージです。

中古の出品時期については私も似ているので他の出品者の気持ちがとても良く分かるのですが、年末年始や年度末頃の大掃除、学年が変わるタイミングでちょっと大きめなものが出品されることが多く、

(私含め)その時期に出品される方は早く売って部屋を綺麗にしたいという狙いがあるためか、相場よりだいぶ安いことが多いと感じており、その時期は中古の狙い目かなと思っています。

比較5のまとめ

新品同士で比べたときは約2000円の差。標準スターターを中古で買う場合は新品のPROスターターと2倍近い差がありますね。

とはいえ実際には金額よりも欲しいかどうかが最重要だと思うので、両者の価格差を比較するというよりは欲しいセットをいかに安く買えるかで探すのが良いかなと思います。

私は新品で買うときは基本的にamazon。たまに駿河屋を使うのですが、これを書いている時点ではPROスターターの新品が駿河屋で6,780円だったので、amazonより1000円くらい安いですね。

こういうのを見てると、小売店はメーカーからいくらで仕入れてるんだろうと気になっちゃいます。

・・・さて、ここまで色々と比較してきましたが、ここまで見ていただいた方は「結局どっちを買えば良いんだろう?」という気持ちになっていないでしょうか?

スポンサーリンク

最初に買うならどっち?

遊ぶ人によって買い分ける

私は、遊ぶ人の好みによって買い分けたら良いと思います。

標準スターターはシンプルさが特徴なので、例えば未就学児〜小学校低学年の子など、あまり難しいと遊ぶのを投げ出してしまうような場合はこちらが良いと思います。

標準スターターにしか入っていない謎解き設計図もついていますし、選択肢に中古がある方にとっては価格もだいぶ安く手に入ることもあって、最初の1つに標準スターターを選ぶのはアリだと思います。

一方のPROスターターは高さやパーツの多さが特徴で、標準スターターと比べPROスターター1つでやれることが段違いに多いので、GraviTraxを楽しもうと思ったらPROが良いかなと思います。

ただしこれは見方を変えればパーツが多くて複雑といった捉え方もできますので、あえて年齢で言うならこちらは10歳前後〜大人向けかなとも思いますが、

うちの6歳児はPROスターターに入ったパーツでガンガン遊びますし、妻は標準スターターくらいの方が好きと言いますので、おすすめ年齢はあくまで参考程度かなと思います。

このようにどちらにも特徴があるため、「必ずこれ!」というものはなく、遊ぶ人の好みによって買い分けるのが良いと思います。

・・・本当は?

PROがおすすめです!!

いやー、やっぱね。個人的な考えですけど、探しものをしている人に「どっちも良いですよ」みたいな回答ってあんまり好きになれないんですよね。

少なくとも私はそういうとき1つに絞ってくれた方が嬉しいので、「1つに絞るならどっち?」と迷っている方には、私はPROスターターを推しておきます。

理由はやはり高さで、GraviTraxが重力に沿って上から下にボールを転がして遊ぶおもちゃな以上、やっぱり高さがあった方が長い時間転がりますし、色々なコースを作れるようになるからです。

私自身GraviTraxをはじめた当初、高さが欲しいという理由で標準のスターターセットを6箱買いましたが、いざ買ってみるともっと早く拡張のバーティカルを買えばよかったなと思いましたし、

つい先日PROスターターを手に入れてからは、最初からPROスターター買っておけば良かったと思っていますので、自身の経験(反省)を踏まえて私はPROスターターをおすすめします!

駿河屋はこちら

もちろん1つ上に書いた内容も嘘ではありませんので、PROスターターが複雑そうに感じるようなら標準スターターも良いと思いますが、どちらか1つであれば私はPROスターターをおすすめします。

スポンサーリンク

まとめ・あとがき

それなりに長い記事になりましたが、この投稿が最初に買うGraviTrax選びの参考になれば幸いです。というか、やはり比較・検証系の投稿は書いてて楽しいですね。

今回出てこなかった&私が持っていないPROエクストリームやPOWERスターターを手に入れる機会があったら、またそれらとの比較記事も書いてみたいなと思います。

あとがき

この記事をきっかけに少しでもGraviTraxに興味をもってもらえると嬉しいです。

商品レビューのカテゴリではGraviTraxに関連する商品を紹介・比較していますので、ぜひ今後も楽しみにしていただけたらと思います。

また、何かGraviTraxについて気になることがあれば商品レビューに関係しないことでも回答いたしますので、そんなときも遠慮なくコメントいただけたらと思います。

口コミ・コメントお待ちしています!!

いつも最後までご覧いただきありがとうございます。ここまで読んでくださった方で、もしすでにこの商品をお持ちの方は使用感や感想・ご意見などを是非このページの一番下にあるコメント欄にコメントをお願いします!

また、こちらの商品をお持ちでない方で「こんなことが分からない」「買う前に●●について教えて欲しい」といったことがありましたら私が回答しますので、ぜひ遠慮なくコメントしてください。

さてご存知の方も多いかもしれませんが、GraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため日本未発売の商品が多数あります。そのため個人的にはもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っていますので、

「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやコメント・YouTubeのチャンネル登録をお願いします。

また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!

この記事を書いた人

2023/9に子どもが買ってきたGraviTraxにどハマりした1983年生まれ。

最近はディアブロのシーズン4が面白すぎて毎日朝4時頃から遊んでるのと、妻とMTGで対戦するのが日課。ゲームはディアブロとmetroidvaniaを中心に2Dゲームが全般が好きで、MTGやボドゲなどのアナログゲームも好きです。

目次