俺は重大な問題に気づいてショックを受けている最中だ!
(俺?)急にどうしたの?
GraviTraxの知名度が低い。
そういえば一般的な認知度ってどれくらいなのかしらね。
どうなんだろうね。調べてみるよ。
あと書いてて思ったけど、今回のはユーザー向けっていうよりブリオの中の人向けだわ。
GraviTraxの知名度ってどのくらい?
以前こちらのコラムで「GraviTraxの認知度はLEGOの1/50くらい」と仮定したのですが、これ調べてたとき面白かったのでもっと細かく検討したいなと思ってたんですよね。
もっとも多くのGraviTraxユーザーにはそんなに求められていない内容かなと思って書いていますが、書いてて楽しかったのでこういうのが好きな方に見てもらえたら嬉しいです。
さて早速ですが、GraviTraxの知名度はどのくらいあるのでしょうか?
ところで知名度と認知度ってどう違うの?
知名度:名前が知られている状態
認知度:名前を知っているだけでなく、どんなものかまで認知されている状態
辞書に言わせるとこうらしいのですが、私が趣味ブログでやれる範囲の調査はせいぜいGoogleトレンドや検索数といったネットで表面的に見れる数値でしかないので、以降は認知度で統一します。
詳細が分からない上辺の数字を見るなら知名度の方が適していそうだけど、どうして認知度を選んだの?
認知度の方が知名度より検索して出てくる数が1.5倍以上あったから。というのと、
年間を通じた検索数も認知度の方が多かったからだね。
2019年〜2024年の検索動向まとめ
そんなわけで今回は認知度の検証がテーマなので、検証のためにレゴやキュボロ、マーブルランやスロープトイといった商品の固有名詞や商品カテゴリとの比較がメインとなる予定ですが、
まず始めにGraviTrax単体でどのくらい検索されているのかを見てみたいと思います。
【日本の】検索動向
少 な い !!
もうパっと見で明らかに検索数が少ないですよ。日本でGraviTraxが発売されたのは2019年の9月なんですが、その年の12月がピークでそれ以降は一度もそのピークを超えていないんですよね。
そもそもこのGoogleトレンドに出てくるグラフは、
※検索インタレスト=Google 検索で行われたすべての検索数に対してそのキーワードが占める割合
こういうものなので、例えば上に貼ったグラビトラックスのグラフだと2019/12上旬にピークがあるところを100として、2020/12あたりが25くらい。2022/8あたりは20くらい。といった読み取り方になります。
つまり2019/12上旬をピークとして、その後はおもちゃの祭典であるクリスマスの時期であってもピークの1/3くらいしか検索されていないんですよね。これはなかなか悲しいですねー。。。
しかもあくまでピークを100とした数値なので、ピークの検索数がその1週間で1000だとしたら、2020/12辺りは250。2022/8あたりは200回ほどしか検索されていないことになります。
で、上に貼った「人気度の動向」にも載っているように0の場合はそのキーワードに対する十分なデータが無いことを指すようなので、2021/12月については虚無ですね。虚無。クリスマスなのに。
クリスマス時期を除いて見るとスパイク(グラフの突起)があるのはごく一部の時期のみで、まずもって全体の検索数が明らかに少ないことが分かります。
【世界の】検索動向
ちなみにさっきまでは日本を対象にしていましたが、調査対象を全世界に変えるとさすがにそんなことはなく、毎年12月にはクリスマス時期らしい特徴的なスパイクを描いていますね。
それ以外の低い時期でも平均して10くらいの数値で推移しているので、プレゼント時期に限らず日々GraviTraxを調べる一定数の固定ファンがいるものと思われます。
日本で2019年の12月に何があった?
さて、気になるのは日本のピークですね。
GraviTraxの発売日が2019年9月なので、9月前後にちょっとだけあるスパイクは新商品を見た店舗担当者が調べたり、店頭でGraviTraxを知ったユーザーが調べたりといったことが推測できます。
12月といえばクリスマス商戦ですが、9月に出たばかりの新商品が一気に認知されるには何か理由があったと思います。
では、日本の検索ピークである2019年12月上旬には何があったのでしょうか?
2019年12月4日にめざましテレビで紹介
・facebook「どうぶつ島」
・ニコニコぶろぐ
うーん。なるほど。どうやらこの日のめざましテレビで「大人もハマるおもちゃ特集」があったようで、その中で紹介されたようです。
2019年12月のスパイクはテレビだったんですね。しかもめざましテレビ。時期的にクリスマスということもあり、これは面白そうだと思った親御さんが一斉に検索したんじゃないかなと思います。
ただし、これがピーク。
前述のとおりこれ以降の検索数は日々減っていく傾向にあります。。。めざましテレビ以外のメディアにとり挙げられたことが無いってことですよね。ちょっと悲しい。
あれ? でも私テレビ見ないのでたぶんネットですけど、他に何かでGraviTraxの映像を見た気がしますね。ちょっと探してきます。
TV以外のメディア紹介履歴
エデュテちゃんねる
この動画はエデュテっていうおもちゃ屋さんが独自に作った動画みたいですね。力入れてますねー・・・と思ったら今はGraviTraxの取り扱いが0件でした_(:3 」∠)_ 悲しみ。
ちなみにこの動画に出ているのは中村怜愛(れいな)さんだそうです。Water Blueという事務所に所属しているそうですが、普段テレビを見ないこともあって全然聞いたこと無いですね・・・。ごめんね。
所属タレントを見る限りでは子役が多い事務所のようですが、ぶっちぎりで気になるのは3歳のトランシュメール仁菜さん。やはり名前のインパクトは強い。なお私は今屋大雄さん似。
プレスリリース
・2020/6/30 休校中・学校再開時の過ごし方に関する調査結果発表
・2022/9/1 GraviTrax PRO エクストリーム
意外と無かったです。まあネットで調べられるプレスリリースなので、直接新聞局に送っている分までは分からないですね。それにしてもコロナ時期にこんな調査もされていたんですね。
・・・んー。他にもまだ何かで見た気がするんですけど、YouTuberに紹介案件を依頼してませんでしたっけ? → 見つけたので細かく見てみます!
YouTuberの紹介案件
はじめに
これ、YouTubeのの効果がどれくらいあったかの予想がめっちゃ難しいと思います。なぜならテレビと違っていつでも見れるから。
テレビも録画できるじゃん。と言われそうですが、録画する手間すら要らないYouTubeはいつでも見れるというのが強いため、公開直後に検索結果に反映されているかはとても不明確だと思います。
というわけで今回は仮に動画公開した週から1ヶ月以内にスパイクがあったらその動画の影響があったものとして調べることにします。
それからもう1つ。検索ワードについて。
検索ワード
私見ですが、GraviTraxまたはグラヴィトラックスで調べる方は店舗の方や関係者またはファンで、大半の方はグラビトラックスで検索すると思っています。
理由はめんどいから。
私は「ぐら」で変換かけるとGraviTraxとグラビトラックスとグラヴィトラックスが出るように辞書登録していますが、そんな人がごく少数なことはさすがに自覚していまして。
普段スマホで文字入力している人がアルファベット表記にしたりヴィといった文字を出すのは手間なので、グラビトラックスか、なんなら「ぐらびとらっくす」とひらがなで検索していると予想します。
一番上に貼ったGoogleトレンドの表にはひらがな表記が無かったので、それを足したものがこちら。
やっぱり一定数いましたね。なんかスパイクの数が変わっていますがピークの値は変わっておらず、微妙な数値は更新する度に変わるようなので今回はこの図を元に検証を進めます。
2019年9月20日 brother4 channelさん
動画の公開日は2019年の9月20日。日本でGraviTraxを発売した月に公開されています。さて9月〜10月20日頃までのグラフはどうかと言うと、
効果なさそうです。
もっともこれはあくまでGoogleトレンドのグラフで見た場合の話で、目標設定にもよりますがYouTube効果で検索数が増えてもそこまで喜ぶことはなく、成果は売上で判断しているはずです。
となると実際にYouTube効果があったかどうかはブリオさんや問屋さんしか知り得ないため、そこを気にしても分からないので今回はこの方法で進めます。
あとはそうですね。認知度が上がったかどうかを数値化できれば良いのですが、先日一人目の施術が完了したニューラリンクの脳内チップが大衆化でもしない限り、まだちょっと難しいのかなと。
ということで結局、現状で認知度の確認に近いのは検索数かなと思います。
2021年9月10日 LEOTOY / レオトイさん
動画の公開日は2021年の9月10日。前回のbrother4さんからほぼ丸2年空いていますね。さて9月〜10月20日頃までのグラフはどうかと言うと、
効果ありそう!!
ひらがなの「ぐらびとらっくす」で検索しているあたり、この動画ではじめて知った方が検索していそうですね。
しかもbrother4さんと異なり動画の概要欄にamazonアフィリエイトのリンクも貼ってあったので、検索せずに動画を見てそのまま商品を買った方も少なからずいらっしゃるかと思います。
2022年10月6日 LEOTOY / レオトイさん
動画の公開日は2022年の10月6日。ほぼ年1というのが気になるところですが、前回のレオトイさん動画で効果があったためか続投されていますね。さて10月〜11月上旬頃までのグラフはどうかと言うと、
効果ありそう!
検索ワードが「グラビトラックス」なのでこれっぽいスパイクですね。もちろんこれが全てではないものの、前回よりはちょっと効果が薄くなっているようです。
気になるのは概要欄からamazonのアフィリエイトが消えたこと。メーカーから紹介案件ではやめてくれ等が発令されたのかどうかは分かりませんが、動線が減るってことはその分効果が薄くなるとは思います。
YouTubeまとめ
私が知る限りブリオさんからのGraviTrax紹介案件はこの3つですが、1年おきに案件があったことを思うと2020年の秋あたりと、昨年2023年の秋あたりにも1本あったのかな? というのが気になります。
もし「このGraviTrax動画、ブリオ案件ですよ!!」というものをご存知の方がいたら是非教えていただきたいです。
まとめ・あとがき
えっ? 終わり!?
そうです・・・思いのほか長くなってしまったので、書いてる途中で前後編にしました。というわけで前半はGraviTrax単体での現状把握で、後半で各メーカーとの認知度比較をしたいと思います。
前半のまとめは大きくこの3点です。
・検索数が少ないことからGraviTraxの認知度は低いと思われる
・テレビの効果は絶大 → 明らかに検索数が増える
・YouTuberの効果もあるけどテレビには及ばない
こんなところですね。何度もすみませんがこれらはあくまで検索数をベースにした考え方なので、実際の認知度や販売数はまた別物です。
こういう内容がどれだけ求められているからはさておき、興味のある方は次回もお楽しみに! 私はやってて楽しい。
あとがき
この記事をきっかけに少しでもGraviTraxに興味をもってもらえると嬉しいです。
コラムのカテゴリではGraviTraxに関するあらゆる内容をとり挙げようと思いますので、もしここまで読んでくださった方でGraviTraxの「こんな動画が見たい」「こんな記事が読みたい」「こういう情報が欲しい」といったご要望がありましたら、ぜひコメントお待ちしております。
また、何かGraviTraxについて気になることがあればコラムに関係しないことでも回答いたしますので、そんなときも遠慮なくコメントいただけたらと思います。
今後ともよろしくお願いします!!
コメントお待ちしています!!
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それからGraviTraxはドイツのラベンスバーガー社の商品のため、ドイツでは売っていても日本では未発売の商品も多数あります。なので個人的な野望ですがもっと日本にGraviTraxを広めて国内流通する商品を増やしたいと思っています。
「私も日本にもっとGraviTraxを広めたい!」「この記事が良いな思いました!」という方は、ぜひ記事のシェアやブログのコメント・YouTubeのチャンネル登録や高評価ボタン、YouTubeへのコメントをお願いします。
また次回の投稿もぜひ楽しみにお待ちください!
●コース紹介動画はこちら
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